旅に、出た。

バス乗ったり、島行ったり。マニア2人の共同旅ブログ

乗り物好き若手リーマン2人、それぞれの旅行記録

タグ:高松

こんにちは てらです。
いまや多くの人にとっての四国の玄関口になっている高松、そんな高松にも私鉄が走っており、四国随一の繁華街に乗り入れている。
高松琴平電鉄は高松市街から綾川町、琴平町を結ぶ琴平線、三木町やさぬき市を結ぶ長尾線、志度線の3路線を抱える路線である。
JRが港に近いところに駅を構えているのに対して、高松琴平電鉄は高松の中心部を通るためJR高松駅に一番近い高松築港駅はこじんまりとしたたたずまいである。
R0030239
駅は終日係員がいるようであるがJRのような駅ビルはない。そのかわり2駅隣の瓦町駅は大きなバスターミナルを抱える大きな駅ビルがそびえている。
R0030240
券売機2タイプに窓口とフルスペック。おそらくJRやフェリーから乗り換えてくる人の想定もされているのだろうか。
R0030241
自動改札機もきちっと備わっている。隣の徳島県は自動改札機がないのだが、琴平電鉄は瓦町や高松築港には改札が鎮座している。
ただしこれらはIC専用の改札機である。
R0030242
ホームは長尾線と琴平線で分かれている。今回は瓦町へ用があるのでどちらでも先に来た電車に乗ればよかった。左から①番乗り場、②番乗り場は降車ホーム、③番乗り場と分かれている。
R0030243
①番乗り場は琴平線の乗り場である。
R0030244
①番乗り場は左手の石垣から想像がつく方もいるかもしれないが、高松城の傍に位置している。
R0030245
内堀の説明…鯛が見れるなんて釣れはしないだろうけれどちょっと得した気分である。笑
R0030246
1番乗り場からお濠を望むことができる。高松築港を出た列車は片原町までお濠に沿って旧曲線を曲がっていく。

隣県の岡山県はこじんまりとしながら面白い路面電車が走っています。こちらもターミナルを訪れました。
(このページの作成者 てら)

こんにちは てらです。
もっぱら写真を撮って楽しんでいる私にとって、なかなかケーブルカーに乗る機会がない。
家の近くには六甲、摩耶、妙見、高野山、生駒山、比叡山とあちこちにケーブルカーがあるのだが恥ずかしながら高野山と妙見山のケーブルカーしか乗ったことがない…。
しかし、ケーブルカーもりっぱな鉄道。乗り鉄のいしは気になるところあらば乗りに行っているようだ。
というわけで、今回四国を二人で回っている目的の一つが八栗寺とふもとを結ぶ八栗ケーブルである。
R0030251
_MG_1511
琴電八栗駅から徒歩20分ほど歩くと高松平野が広がる急坂を登る。
_MG_1510
八栗寺への参道が続く中、ケーブルカー乗り場が姿を現す。
_MG_1509
八栗登山口駅と参道の鳥居を合わせて一枚
_MG_1507
昔のヘッドマークがついている国鉄特急のようなボンネットが特徴的なケーブルカーが我々を出迎えてくれた。
_MG_1516
私といしだけを乗せてケーブルカーは出発。
_MG_1517
昭和39年製…前の東京オリンピックと同い年。残念ながら開業は昭和39年末なので二度オリンピックを見てきたわけではないが…。
開業当初から走っている車両となる。
_MG_1519
軌道脇の木々が生い茂っており、展望は隙間からかろうじて楽しめる。我々が乗っている2号車は青色だが、すれ違った1号車は赤色の塗装が施されていた。
_MG_1521
八栗山上駅に到着。途中ケーブルの運行中に名所案内と民謡が流れるのだが、テープが擦り切れており聞き取りにくかったのが残念。
_MG_1523
せっかくなので八栗寺に参拝がてら山内をすこし散策してみた。
_MG_1522
八栗山の山頂からは屋島がよく見える。屋島と聞くと一つの島のように思っていたのだが、今は干拓されてほぼ四国側と地続きになっている。
_MG_1524
八栗山と屋島の位置関係がおおまかに記された案内。屋島は相引川という川が運河のようになっている。琴電の志度線からも相引川沿いに走る区間で運河と並走する区間がある。
_MG_1531
八栗寺 五剣山という山の中腹に位置している。五剣山というのは空海がこの地で修行していた際に、21日目にして5本の剣が降ってきたことに由来するようである。
_MG_1535
レトロな発車案内に見送られ、我々は登山口駅へと戻った。

(このページの作成者 てら)

どうもこんにちは てらです。

四国から大阪への帰りは、フットバスという高速バスを利用することにした。フットバスの正式名称は高松エクスプレスという会社名で、2002年から運行を開始した比較的新しいバス会社だ。
今回の旅行では、JR四国のパック旅行商品(くわしくはこちらの記事に載せています)で四国島内は特急を乗りつぐことができるのだが、四国と関西の往復には別途交通費がかかる。そこで、今回はこちらの切符を使用した。瀬戸内クルーズ&バスセット券である。
12679 (1)
フットバスの片道切符とフェリーの片道切符がセットになっているというもの。これで追加料金が必要であるが夜行便にも使用できるため、弾丸で四国に行くことも十分可能な切符だ。(詳しくはこちら
_MG_5796
そんなわけで、特急南風から乗り継いで夕方の高松バスターミナルへ。
四国島内のバスだけでなく、大阪、名古屋、東京方面のバスも発着している。
_MG_5799
今回お世話になるのはフットバスの大阪難波便。
高松から大阪方面はフットバスの他にJR四国バス、JR西日本バス、阪急バス、四国高速バスが運行しており、フットバスは大阪(梅田、難波)を一日15往復運転している。
12664 (1)
4列シートでひじ掛けも簡素なもの。
12666 (1)
しかしながら前の座席との間隔は十分確保されている。
12665 (1)
コンセントも1席に1つ用意されている。高松発車時点での乗車率は2割程度だった。
高松中央インターから高松道に入り、おおむねJR高徳線と同じルートを走行したあとに、神戸鳴門淡路自動車道、阪神高速5号線を通って大阪へと戻った。

(このページの作成者 てら)

こんばんは てらです。
先日、撮り鉄の友人に声を掛けられ、半年ぶりに高知へ行ってきました。
12668 (1)
というのも、JR四国が運営している旅行代理店の商品の一つに、「自由に四国鉄道の旅」というJR四国全線の特急乗り放題に加えてホテルの一泊がつくという商品がある。閑散期は1万円台で四国を一泊二日で飛び回れる。
そんなわけで、三宮から高松・小豆島行きのフェリーに乗り込んで高松からこの切符を使って旅をすることにした。(高松行きのフェリーは実は前に乗ったことがあるので気になる方はこちら
高松から今回、高知へ行くにあたってお世話になったのが新型特急だ。 
南風は岡山~高知を結ぶ特急で、列車によっては宇多津で高松~高知を結ぶしまんとと併結して走る。
12676 (1)
高松から高知行きのしまんとにいい時間の列車がなかったため、宇多津まで快速を利用し、宇多津から高知まで南風を利用した。
_MG_5608
宇多津は備讃連絡橋と土讃線の接続駅であるため、多くの特急が行き来する。
_MG_5611
そのため配線もやや特殊で宇多津駅から高松方面を向くと、中央に瀬戸大橋方面へ線路が伸びているのがわかる。
_MG_5617
ちょうど松山行きの特急の併結作業が行われていた。
_MG_5597
…前説が長くなってしまったが、今回はこちらの新型特急キハ2700系の南風15号に乗車した。
(写真の一部で高徳線の特急に乗車した際に撮った写真がありますが内装が同じなのでこちらの記事で紹介させていただきます。)
_MG_5531
JR四国に多い一部車両が指定席となっており、このように区分けがなされている。(写真はうずしおの号のものです)
_MG_5533
ランプで指定席か否かがわかるようになっており、他のJRではなかなか見かけない設備である。
_MG_5534
12675 (1)
驚くべきは車内だリクライニングは座面がスライドして連動するタイプで腰に優しく、コンセントも付属している点である。また、テーブルも振り子であることを考慮してか飲み物を奥くぼみが大きかった。
列車は讃岐平野を駆け抜けた後に四国山地を貫くように走る。
12673 (1)
12674 (1)
2000系に比べ揺れも少なく、あっという間に終点の高地に到着した。
個人的に高知へ行く際に南風にお世話になることが多いのだが、変化に富む景色をのんびりと快適な新型特急で巡ることができた。(ゆっくり寝てしまい車窓の写真が無いのは反省しています…)

(追記)
いしが島巡り、てらが乗り鉄撮り鉄で高知県にはここ二三年でふたりともかなりお世話になっています。
都道府県ごとの記事の偏りがなるべく無いよう気を配っているのですが悪しからず…。

(このページの作成者 てら)

↑このページのトップヘ