旅に、出た。

バス乗ったり、島行ったり。マニア2人の共同旅ブログ

乗り物好き若手リーマン2人、それぞれの旅行記録

タグ:香川

こんにちは てらです。
いまや多くの人にとっての四国の玄関口になっている高松、そんな高松にも私鉄が走っており、四国随一の繁華街に乗り入れている。
高松琴平電鉄は高松市街から綾川町、琴平町を結ぶ琴平線、三木町やさぬき市を結ぶ長尾線、志度線の3路線を抱える路線である。
JRが港に近いところに駅を構えているのに対して、高松琴平電鉄は高松の中心部を通るためJR高松駅に一番近い高松築港駅はこじんまりとしたたたずまいである。
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駅は終日係員がいるようであるがJRのような駅ビルはない。そのかわり2駅隣の瓦町駅は大きなバスターミナルを抱える大きな駅ビルがそびえている。
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券売機2タイプに窓口とフルスペック。おそらくJRやフェリーから乗り換えてくる人の想定もされているのだろうか。
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自動改札機もきちっと備わっている。隣の徳島県は自動改札機がないのだが、琴平電鉄は瓦町や高松築港には改札が鎮座している。
ただしこれらはIC専用の改札機である。
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ホームは長尾線と琴平線で分かれている。今回は瓦町へ用があるのでどちらでも先に来た電車に乗ればよかった。左から①番乗り場、②番乗り場は降車ホーム、③番乗り場と分かれている。
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①番乗り場は琴平線の乗り場である。
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①番乗り場は左手の石垣から想像がつく方もいるかもしれないが、高松城の傍に位置している。
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内堀の説明…鯛が見れるなんて釣れはしないだろうけれどちょっと得した気分である。笑
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1番乗り場からお濠を望むことができる。高松築港を出た列車は片原町までお濠に沿って旧曲線を曲がっていく。

隣県の岡山県はこじんまりとしながら面白い路面電車が走っています。こちらもターミナルを訪れました。
(このページの作成者 てら)

こんにちは てらです。
もっぱら写真を撮って楽しんでいる私にとって、なかなかケーブルカーに乗る機会がない。
家の近くには六甲、摩耶、妙見、高野山、生駒山、比叡山とあちこちにケーブルカーがあるのだが恥ずかしながら高野山と妙見山のケーブルカーしか乗ったことがない…。
しかし、ケーブルカーもりっぱな鉄道。乗り鉄のいしは気になるところあらば乗りに行っているようだ。
というわけで、今回四国を二人で回っている目的の一つが八栗寺とふもとを結ぶ八栗ケーブルである。
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琴電八栗駅から徒歩20分ほど歩くと高松平野が広がる急坂を登る。
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八栗寺への参道が続く中、ケーブルカー乗り場が姿を現す。
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八栗登山口駅と参道の鳥居を合わせて一枚
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昔のヘッドマークがついている国鉄特急のようなボンネットが特徴的なケーブルカーが我々を出迎えてくれた。
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私といしだけを乗せてケーブルカーは出発。
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昭和39年製…前の東京オリンピックと同い年。残念ながら開業は昭和39年末なので二度オリンピックを見てきたわけではないが…。
開業当初から走っている車両となる。
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軌道脇の木々が生い茂っており、展望は隙間からかろうじて楽しめる。我々が乗っている2号車は青色だが、すれ違った1号車は赤色の塗装が施されていた。
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八栗山上駅に到着。途中ケーブルの運行中に名所案内と民謡が流れるのだが、テープが擦り切れており聞き取りにくかったのが残念。
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せっかくなので八栗寺に参拝がてら山内をすこし散策してみた。
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八栗山の山頂からは屋島がよく見える。屋島と聞くと一つの島のように思っていたのだが、今は干拓されてほぼ四国側と地続きになっている。
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八栗山と屋島の位置関係がおおまかに記された案内。屋島は相引川という川が運河のようになっている。琴電の志度線からも相引川沿いに走る区間で運河と並走する区間がある。
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八栗寺 五剣山という山の中腹に位置している。五剣山というのは空海がこの地で修行していた際に、21日目にして5本の剣が降ってきたことに由来するようである。
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レトロな発車案内に見送られ、我々は登山口駅へと戻った。

(このページの作成者 てら)

こんにちは てらです。
県境を越える路線バスのなかでも、瀬戸大橋を渡る路線バスがある。
岡山県倉敷市と香川県坂出市を結ぶバス路線である。以前は岡山県側の事業者、下津井電鉄バスが児島~与島間の運行を行い、与島から南側を香川県側の事業者である琴参バスが運行を担っていたが、2021年4月より下津井電鉄バスが撤退したことにより、琴参バスが通しで運行を行っている。琴参バスは坂出市や丸亀市を中心に路線バスを運行している会社で、県境を越えるバス路線を4月から運行しているということになる。
そんなバス路線に児島駅から乗ってみた。土曜日なので最終便が運休。16時台が最終のバスとなる。
時間に余裕があったので倉敷市のJR児島駅にほど近いところにある児島港に、瀬戸大橋周辺の地理模型という島の模型図が見れるようになっていた。
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改めて瀬戸内は多くの島々が浮かぶなと思うとともに、今回バスに乗って通る予定である櫃石島、岩黒島、与島も見ることができた。
櫃石島、岩黒島、与島の3島に住んでいる人で、自家用車を持たない人はこのバスに乗らなければ島外へ出ることができないそうだ。
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児島駅のバスロータリーにちょこっとたたずんでいるバスが…
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もしやと思ったがこれが瀬戸大橋線である。5便運転されている中の朝夕2便だけ中型バスで運転され、島内を乗り入れるバスがあるのだが、このバスは島の中に乗り入れる。
両替に対応していない運賃箱、紙が天井から張られている料金表となかなかディープな路線バスだ。
始発の時点では私といししか乗っていなかったのだが、途中釣り人の集団を載せて席の6割が埋まった。
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瀬戸大橋をバスは走るが、瀬戸大橋から分岐するルートを走る。瀬戸大橋を通る3島の中でも最も岡山県側に位置する櫃石島である。
写真だと暗くてわかりにくいが、瀬戸大橋は道路橋と鉄道橋が二層構造になっており、ちょうど高松行きのマリンライナーが通過している。
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瀬戸大橋からぐんぐん離れ、ループ橋を下ると櫃石島である。夕日に照らされた四国方向を望む。
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先ほど通ったループ橋を櫃石島から見上げて撮ってみた。
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どうやら、ゲートに島民+琴参バスや郵便局といった企業のみが所有するカードのようなものを通して進入しているようだ。
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暗い写真で恐縮であるが、瀬戸大橋に浮かぶ島々と暮れゆく夕日を見ることができた。
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櫃石島を出るとバスは岩黒島、与島と止まるのだが、すっかり暮れてしまい写真には写しきれなかった。
日がどっぷりと暮れたころに対岸の坂出に到着。自家用車では櫃石島、岩黒島、与島のなかでは与島しか降り立つことができないなか、バスで島内を巡ることができたのはなかなかに楽しむことができた。
感染症は島の生活にも直接かかわるので、宿泊は見送ったが、機会があれば島めぐりと共に宿泊してみたいところである。

(このページの作成者 てら)

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