こんにちは、いしです。
北海道の西の端にある、奥尻島へ向かっています。前日に、本土側の玄関口、江差町まで来ましたので、この日は江差から奥尻島へ向かうフェリーへ乗船しました。
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江差のフェリーターミナルは写真奥の四角い建物。島へ向かう唯一の航路ですが、必要最低限の作り。一方で、観光のハイシーズンは終わったのに、ターミナル前には島へ向かう車(フェリーターミナルに止まっている車含む)が結構ありました。
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こちらは発見窓口。ありがたいことに海況まで掲示してあります。この日は文句なしの凪でした。

奥尻島へ向かうのはハートランドフェリー。他にも稚内の離島航路と、時期によっては樺太航路も運航しています。ハートランドフェリーに最も驚かされたのが、この江差のフェリーターミナルには自動券売機があって、クレジットカードに対応していること!!!ネットで決済できるフェリー会社が増えてきたとはいえ、離島航路のいちターミナルでクレジットカードに対応しているとは、感服です。
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フェリーターミナル隣にある漁港から。奥尻島行のフェリーがやってきました。繁忙期が過ぎ去った奥尻島への航路は日に2便体制で、船は奥尻島に泊まるダイヤです。ゆえに、このように江差では奥尻発のフェリーを必ず迎えることになります。
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着眼してまもなく、乗船が開始されました。車両甲板も用意されて、離島とはいえサイズも人口もそれなりにある、大型船(3,000t級)です。

この日のフェリーは定刻で出航。まるで瀬戸内海かと思うような穏やかな海を奥尻島に向かって走ります。

奥尻島へ向かう航路はかつて2つ存在しました。江差〜奥尻と瀬棚〜奥尻です。残念ながら瀬棚航路は2018年で休止してしまいましたので、今はこの江差航路だけ。
ただ、江差航路に充当される「カランセ奥尻」は2017年就航のピカピカ新造船。離島航路の中ではおそらく5本の指には入る新しさではないでしょうか。おかげさまで、フェリーからは航路が1つなくなるような、うらぶれた雰囲気は微塵も感じられません。
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カランセ奥尻にはデッキも2層、ありました。
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今回は、2時間程度の乗船ということもあって、2等座敷席にしましたが、旅行シーズンが終わったこともあって、ガラガラ。清潔さもプラスしてとても快適でした。なんでも奥尻島は「うに」が特産品で、生うにが取れる9月半ばまでが繁忙期なんだとか。この日は9月下旬だったのですが、9月から10月は台風シーズンということもあって海は荒れがちになり、地元の人曰く「この時期に渡島するのは中々チャレンジング」とのこと。
2等切符のため1等区画には立ち入れないので、2等区画だけ見て回りました。
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2等座敷席です。女性専用区画もあります。靴箱も設置されていて、清潔です。
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荷物置き、枕は標準装備。
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2階にはメインカウンターもありました。カウンター向かいの階段を上ると、3階(1等)です。
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新造船というだけあって、バリアフリー設備も。
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トイレも清潔です。いくら快適な船と言っても、日本海を通る航路なだけあって、例のスペースもしっかりありました。
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そうこうしているうちに、奥尻島へ到着です。振り返ると、すぐそこに北海道が見えます。
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右岸より、奥尻島を望みます。
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奥尻島の奥尻港に入港です。
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カランセ奥尻、船体も綺麗にしてありました。

続く
(このペイジの作成者 いし)