旅に、出た。

バス乗ったり、島行ったり。マニア2人の共同旅ブログ

乗り物好き若手リーマン2人、それぞれの旅行記録

タグ:長崎バス

こんにちは、いしです。

離島界のキングこと長崎県にも、アクセスのしやすい島が沢山あります。長崎市の樺島もその一つ。アクセスがしやすいとは言え、市町村合併前は長崎市ではなかったので、市街地からはそれなりに遠いわけですが。

樺島へは、市街地から長崎半島西岸をひたすら南下する樺島行へ乗車すれば一本です。本数も、昼間でも約40分毎にバスがやってくるという大所帯です。
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樺島行きは、長崎半島の先端にほど近い野母の近くの野母集落も通ります。
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樺島着。
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樺島は大きな車両留置場があるので、ここ泊まりのバスが多いのですねおそらく。
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少し釣り人がいる以外は至ってのどかな島。
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赤い橋がかかってますので、歩いてもアクセスできます。
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バスによっては橋の手前の脇岬までしか来ないバスもありますので。その場合はここから徒歩。20分もあれば島へアクセス可能。
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(このペイジの作成者 いし)

こんばんは、いしです。
長崎市街地から国道を南下し、栄上地区から半島の東側、三和町の川原地区方面へ向かうのが、長崎バスの川原線です。
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今回は土井の首中学校から乗車。この辺りまでは、野母崎へ向かうバスと、香焼や伊王島まで向かうバスも走っているので本数が多め。広い二車線道路は、札幌から定山渓へ向かう道路を彷彿とさせます。
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三和町からは東へ折れて東海岸へ。ここからは川原線の単独区間。海も車窓の東側へやってきます。
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川原線の名称の通り、ほとんどのバスはここ川原地区が終点です。バス停的には川原公園前までが16本/日、その先川原公民館までが4本。ただし、2本だけさらに先の岬木場(みさきこば)まで足を伸ばすバスがあります。
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というわけで、終点の岬木場。特に何もありません。時間を潰すには厳しいところで、野母崎から半島を逆回りしてくるバスもここが終点ですので乗り換えが理論上は可能ですが、大変乗り継ぎが悪く、とてつもなく暇を持て余します。あえて類似例を出すとしたら、内房線と外房線が出会う安房鴨川的な立ち位置でしょうか。
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本数の少なさが一目瞭然です。平日は、長崎市のコミュニティバスがやってきますので、幾分か乗り継ぎはマシになります。乗ってきたバスは朝の場合は折り返しがありますが、昼便は川原地区まで回送になってしまうため、休日は朝に乗って折り返すのが吉です。

(このペイジの作成者 いし)

こんばんは、いしです。
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長崎の市街地から国道324号を東進し、田上を越えて、天草灘に面した長崎市の誇る一大漁港茂木港まで行く路線が、長崎バス茂木線です。余談ですが、茂木港からは天草方面に苓北観光汽船が出ています。

市街地から茂木までは日中でも15分に1本は走っているという(おそらく)ドル箱路線の1つです。基本的には茂木止まりですが、半分程度は茂木から海岸沿いの県道34号で半島を南下してその先の集落まで足を延ばします。途中の集落で折り返す便もあるので、最も遠い千々集落までは1日7本だけが運行します。
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もちろん、市街地から山の上の住宅地を抜けて茂木に至るまでの路線もきれいなのですが、その先の海岸線沿いを走るローカル色たっぷりの茂木~千々までの路線は乗車の価値ありです。
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ここは、茂木の先にある宮摺。ここで折り返す便も1日6本あります。茂木行と合わせて都合13本がここまでやってきます。
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山肌にへばりついた集落を辿って、千々へ。同じ長崎市内でも、長崎と聞いて一般に想起する風景はもうありません。
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終点千々には、立派なバス停が。
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この日は、この先平日のみ運行のコミュニティバスでさらに県道を南下しました。

(このペイジの作成者 いし)

こんばんは、いしです。

長崎の路線バスの中で、最も好きなバス停を問われたら、今のところ「立神」と答えるでしょう。立神は山と海の間の急斜面に家が張り付いた集落ですが、海岸に大きな造船所があって朝夕の通勤時間帯ともなれば、長崎市内各地から次から次へとバスがやって来て、どっと活気づきます。一見の価値ありです。

バス趣味的に面白いところは、日中と土日の立神は、長崎バス田上方面、風頭山方面と、県営バス立山が通るだけのところを、朝夕は、市内各地からバスが立神へ直行するルートが登場する点です。これらのバスは各バス停にこそ止まるものの、通常は乗り継ぎが必要なところを直通で結ぶことで、乗り継ぎなしで各地から立神へ来られるようになっています。立神の手前のバス停にも工場はありますので、それらへの需要も兼ねています。
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写真の腕前の関係で全く方向幕が読めませんが、例えば、こちらは夕方の県営バス「女の都入口」行。女の都団地行と合わせて、平日夕方のみ4便走っています。日中の県営バスは、立神を出発したら国道202を道沿いに、稲佐橋を渡って宝町電停で新浦上街道にぶつかるのですが、この女の都行は、稲佐橋を渡らずに、ロープウェイ前を通ってそのまま北上するルートです。
ちなみに、この日はこのまま稲佐山に行きたかったので、これに乗って、ロープウェイ前で降りました。
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バス停の向かいはバス置き場があって、3~4台は駐車できるようになっています。立神止まりのバスに乗車すると、この駐車場でそのまま降車扱い。
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これは夕ラッシュの始まったばかりのまだ明るい時間帯に、立神バス停にやってくる県営バスを映したもの。左に停まるバスが、長崎駅方面へ向かうバス停に停車中の県営バス。画面真ん中の曲がろうとしているバスは立神止まりの県営バスで今まさに立神に到着しようとするところ。画面右のバスは待機中の長崎バスです。
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立神から道沿いを歩くと、乗船所がよく見えるスポットがあります。
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眼下を走るバスも見下ろせます。こちらは長崎バス。人気のキュービックでしょうか。車両に詳しくないので断定しかねますが。
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集落にある公園からは工場の大きなクレーンがはっきりと見えます。工場とともにある町の風景
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立神で感じる長崎は、また一味違っていました。
(このペイジの作成者 いし)

こんばんは、いしです。

乗りも撮りも、バス好きを惹きつけてやまない長崎の路線バス(長崎バス、県営バス)ですが、最もお手軽に「長崎のバス」を味わえる路線が、長崎市の立山へ向かうバスです。

立山は、長崎駅のすぐ裏手(東側)の地域で歩いてアクセス出来ないこともないのですが、海抜ほぼ0mの長崎駅からは相当程度山を登った山の中腹に位置するため、路線バスが必要不可欠な地域です。
必然的に、バスは長崎駅から細い山道をぐんぐんと登っていくことになるわけですが、斜面が急すぎて直線的には登れない(墓地を突っ切る階段道が最短)ので、駅から北へぐるっと迂回して立山へアクセスするか、駅から南へ迂回してアクセスするかの2系統が存在します。

今回は、駅を発車して北側へ向かって目覚町から山道を立山方面へ登っていく、北へ周るルートへ乗りました。こちらは、長崎バスの運転で8本/日の本数です。ちなみに、南へ周るルートは県営バスの運転。南へ周るルートの方が、長崎市の中心地を周るため遠回りですが、本数は20分毎と多め。
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長崎駅前バス停から乗車。序盤からいきなり曲者なのですが、「長崎駅前」にはバス停が3つもありそれぞれ別々の系統が長崎市内外各地に向けて発車してます。北を周る立山行は、長崎駅に最も近い、長崎駅前から乗りましょう。長崎駅前東口、長崎駅前南口のどちらでもないです。長崎駅前です。(南を周る立山行の県営バスは長崎駅前東口です。)

文字に起こしていてもややこしいことこの上なく、もちろん、初心者には全く優しくない作り。残念ながら、長崎の中心地にある中央橋バス停も似た構造です。よって、長崎に着いたら、まず、長崎駅前の県営バスターミナル、ココウォーク茂里町or新地中華街の長崎バスターミナルの2か所で県営バスと長崎バスの路線図を、長崎バスの場合は時刻表も入手した方が便利です。特に長崎バスの路線図はネットで手に入らない、地図上にルートが記載された大判の路線図のため、たいへん分かり易く重宝します。長崎バス旅の必携品です。
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この立山行、どう見ても普通のバスですが、長崎バスの時刻表上は「マイクロバス」路線扱い。道が狭いからマイクロバス扱いなのですが、どうみても普通サイズの路線バスで、山肌に造られた住宅地の中の細い道を登っていきます。長崎バス、流石です。

さて、バスは座席がほぼ埋まるという高い乗車率で長崎駅前を発車。そのまま駅前の路面電車が通る新浦上街道を北上し、ほどなく銭座町の手前で山王通に分け入ります。すなわち、バスターミナルのあるココウォーク茂里町は新浦上街道に位置するのでぎりぎり通らないわけですが、街道の一本隣の山王通まで歩けば乗れます。
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目覚町バス停を過ぎるとバスは山王通から右へ大きく180度方向転換し、山肌の細い道を立山へ向けて南へ登り始めます。目覚町までは街中を走っていたので降車よりも乗車が多かったですが、ここから先は降車が続きます。
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細い登り坂を、対向車をやり過ごしながら、バス停で客扱いしつつ登っていきます。バスは進行方向右手側が長崎の市街地を見下ろすことになるので、右のほうが車窓が良いです。
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駅からやく15分で終点立山に到着。立山バス停は、ホテル長崎の玄関前のロータリーです。
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立山のバス停からは、バスの出発してきた長崎の街が眼下に。
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バス停時刻表を見ると、今乗ってきた北から周るバスよりも、南から周るバスの方が本数が多いのが分かります。

景色良し、細い道での乗用車とのすれ違いあり、山道あり、それでいて駅から乗っても15分。帰りはこの立山のホテル長崎の隣にある階段道を通れば(または他のバスに乗れば)すぐに長崎駅まで戻れるということで、まさに立山は長崎バスのお手軽パッケージといった具合です。


(このペイジの作成者 いし)

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