旅に、出た。

バス乗ったり、島行ったり。マニア2人の共同旅ブログ

乗り物好き若手リーマン2人、それぞれの旅行記録

タグ:通票閉塞

こんにちは てらです。
咥内坂を歩いた後は喫茶店でしばし休憩。一日中歩ける体力をつけたいものですが…。なかなか…。

前編はこちら

夕刻の時間は朝倉近辺をうろうろしようと思い、朝倉~鴨部付近を撮り歩いた。
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207号車が朝倉まで折り返してきたので日のあたりがよさそうなところで一枚。やはり行先表示板が付いている方が映える。
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鏡川橋から鴨部の区間は国道から県道の細い道に入っていく。600形がちょっと窮屈そうに見える。
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先ほどの写真はこの写真の奥に映る歩道橋から撮っている。急なカーブと勾配がよくわかる。

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鴨部から朝倉までは車2台がすれ違うのもやっとの幅の道路を路面電車も走る。
逆光がセピア色な風合いを醸し出してくれていて、お気に入りな一枚。
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先ほどの立ち位置から若干移動して広角気味に。
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後免付近や介良通~舟戸のあたりも軒先をかすめるように電車が走っていくのだが、朝倉~鴨部のこの区間は大学が近いということもあってか商店や飲食店が軒を連ねており何往復も歩いてしまった。
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いつも線路の南側(道路側)からカメラを構えてしまうが、次回行くときは北側からも撮ってみようと思う。
もちろん、電車の往来に気を付けて。
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夜、なんとなく撮り足りないところを回った後に、最終の1本前の桟橋車庫行きに乗った。高知市内まで行く最終電車だ。
朝倉で対向の伊野行きの最終電車を待合せるため何分か小休止。(ちなみに運転士横にある輪っかのようなものが通票であり、これを保持することで列車同士の衝突を防ぐ安全確保を行っている)
夕方に歩いていた道を夜の路面電車の先頭から眺めるのも、また一興であった。

※通票による運用についてですが、2023年4月ごろより信号による運用に変更となっているようです。
(このページの作成者 てら)

こんにちは てらです。
とさでん交通は東西に長い路線網を有し、路線の総延長は25.3kmと日本で一番長い営業距離を誇る。
後免から伊野まで東西に延びる路線のうち、データイムは都心部7分間隔、鏡川橋~朝倉と後免~文殊通が21分間隔に対し、西側の鏡川橋以西は単線区間となり、特に朝倉~伊野5.6kmの区間は1列車が行き来する42分間隔で電車が運行される。
この区間は単線区間を複数の電車が行きかう区間である。この区間、なかなか電車は来ないけれども雰囲気が好きなので思い立って撮影に行ってきた。(タイトルでは「単線区間を歩く」と書いてるが実際歩いているのは鴨部~咥内の区間と伊野駅付近のみであるため、先に断っておく)
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新幹線と特急南風号を乗り継いで高知で南風からあしづりに乗り換え。
普段なら、はりまや橋の交差点で路面電車の行き来をぼおっと眺めるのも好きなのだが、今回は直接伊野へ行くことにする。
アナウンスで「旭、朝倉には止まりませんのでご注意ください」という放送が流れる。四国の特急は都市圏でこまめに停車して通勤や買いもの客の需要を拾っているのだろう。2両の特急も相席もみられる乗車率だ。
発車からわずか10分で伊野に到着。10人程度が下車し、短距離利用が多いのも頷ける。


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伊野の電停は好きで何度も訪れている。のだが、夜ばかりなのでお昼間の伊野も…と思い再訪することにした。
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3月の中旬というのにあまりにも暑い。電車が来るまで傍のスーパーでアイスクリンをいただいた。久保田乳業のアイス、関西と四国でしか見かけないが大変美味しい。
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お店の並び沿いに電停の終点。なかなか不思議な光景だ。
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スナックの入り口が架線の切れ目。
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国道沿いの路面電車の線路は3つ隣の電停まで見渡すことができる。「いの」の行先表示板を付けた電車がゆっくりと入ってきた。
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折り返し文殊通行きとなりせせこましく折り返していく。
路面電車で戻ってもいいのだが、なんせ電車の発車を見送ってしまうと42分後。伊野からJRに乗って朝倉で降りた。
朝倉は高知大学のそばにあり、飲食店も多いのでここで腹ごしらえ。
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朝倉から高知市といの町の境目まで歩いていくことにした。軒先をかすめる軌道を横目にじわじわと上る上り坂を歩く。
咥内坂と呼ばれる峠が高知市といの町の境目になる。
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金太郎塗装の207号車が伊野方面から坂を駆け降りるように走ってきた。
ということは朝倉で腹ごしらえせずに先に咥内坂まで向かって207号車で運行されていた伊野行きを見送ってもよかったのかと思うとちょっぴり損した気分である。
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207号車と朝倉で行き違いをする、伊野行きは違う場所で撮ってみた。3月の上旬だが、春の訪れを感じる。ついでに電車の広告でも…笑
ドラマで高知が取り上げられる関係か、このカラー電車は何台か見かけた。
カラー電車が来ると伊野行きの電車がそのまま折り返してくることはわかっているのでちょっと手持無沙汰になる。
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更に歩いて咥内の停留所へ。
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3月の上旬の来訪であったが山桜が咲いていた。
運用を全く調べていないので何が来るか…側面に広告が入っている車両だったらちょっとなぁ…と思いつつ電車を待った。
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200形の205号車がやってきた。運がいい。
もう少し待てば、また「いの」の表示を掲げた205号車を撮れると思っていたのだが、残念ながら今日は伊野に乗り入れるのはこれだけのようだ。残念。
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伊野からの折り返しは咥内坂の伊野側で撮影。だらだらと長い坂道を釣りかけをオーーーンと低くうならせ走ってくるのだが、軽自動車を先頭に連なっている車列に追い付かれるように並走してやってきた。
200形ははなかなか頑張って走っているのだが、並行する国道を走る車やすぐそばでオーバークロスする土讃線には苦戦しているのを痛感させられる。ここは午前中向けの撮影地なのでお昼下がりにカメラを向けると、春先特有の黄砂が酷かったのでまた機会があればここでカメラを構えたい。

翌日も咥内坂のあたりをぶらつこうかと思ったが、残念ながらカラー電車や新塗装車の運用が多く、はりまや橋より東側をうろうろした。

後編はこちら
(このページの作成者 てら)

どうもこんにちは てらです。
自由に四国鉄道の旅 南風編の続きになります。

高知市内のホテルで一泊した後、朝から高知市街を東西に延びる路面電車の西側、伊野線に乗車した。
路線図はこちら(公式に飛びます。)

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折角なので伊野行きの路面電車に乗り込む前に、通勤通学ラッシュのはりまや橋交差点でしばらくバスや路面電車を撮影した。
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色々なカラーのバスが走っているが、これは以前に土佐電と高知県交通の二社が路線バスを走らせていたことに起因する。現在は統合され全てとさでん交通が運行を行っている。
15分程度で撮影はいったん終えて、伊野行きに乗り込む。高知中心部のはりまや橋を中心に東西に延びている西側、伊野線は高知市の隣町である吾川郡いの町まで乗り入れる。郡部に乗り入れる路面電車は日本ではここにしかない。
全ての列車が終点の伊野に行くわけではなく、枡形、鏡川橋、朝倉など主要な電停で折り返す系統も多く、データイムは1時間に3本しか朝倉~伊野間は走らない。
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鏡川橋を出ると線路が単線となり、途中途中の電停で行き違いのために停車する。鉄道と違って軌道線は信号や自動車による影響を受けやすいこともあってか、4,5分停車して対向列車を待つような電停もあった。特にいの町内は国道と終始並走している区間であるため道路の端に単線の軌道が敷かれていた。
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終点の伊野に到着。小学生の一団が乗っていたこともあり車内はかなりにぎやかだった。
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伊野から分岐している線路があったため覗いてみると、現在はとさでん交通が運営する駐車場になっていた。
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昔は車庫だったようで、電柱などもそのままである。
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次の列車まで20分ということもあり、散歩がてら国道の隅を走る路面電車を撮ってみた。
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伊野~朝倉の特に列車の少ない区間においては、通票閉塞方式という閉塞方式をとっており、通票と呼ばれる輪を対向列車の乗務員に渡すことにより、特定の区間の保安をはかるものである。
通票の受け渡しを電車の中から撮ってみた。この運転台横にある輪を隣に停車している列車の乗務員に渡す。
この輪のようなものが通票であり、通票で運転ことができる区間が定められている。定められている区間の先を運転する場合は先の区間を運転することができる通票を受け取らなければならない。
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朝倉電停では地上勤務者が朝倉からはりまや橋方面に走る列車から通票を受け取り、伊野行きの列車に通票を渡すやりとりを見ることができた。
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列車の交換をする朝倉電停付近は、道も狭く、軌道内を車も走行することができるため、このような標識が設置されていた。
列車の本数は少ないが、見ごたえがあり楽しい乗り鉄だった。

この旅が気になった方はこちらもどうぞ。
2019年4月にとさでん交通桟橋線に乗りに行った時の乗車記です。
とさでん交通桟橋線

(このページの作成者 てら)

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