旅に、出た。

バス乗ったり、島行ったり。マニア2人の共同旅ブログ

乗り物好き若手リーマン2人、それぞれの旅行記録

タグ:瀬戸内海

こんにちは てらです。
平日、闇夜迫る南港に家族で訪れた。
九州方面へ行く際に飛行機や新幹線が所要時間的に選択肢に入ってくるのだが、なかなか小さくてじっとしていられない子供と一緒だと周囲に気を遣う。
その点、フェリーは個室もあって、寝ている間に移動できて、個室を使っても飛行機より安い…といった形で深夜早朝の便でなければ子連れに優しい交通手段なのかもしれない。
今回、九州方面の家族旅行で名門大洋フェリーに乗船することにした。
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南港は新交通システムニュートラムの改札からフェリーターミナルまで歩道橋で直結。
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大阪南港からは東予行きのオレンジフェリーと新門司行きの名門大洋フェリーの2航路が運航されている。
17時に出港する第一便は新門司港に到着する時間が6:00前と大変早い時間なので第二便に乗船した。

同じく南港から出るオレンジフェリーも乗船経験があるが、全室個室で大変快適であった。
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今回お世話になるのは名門大洋フェリーのフェリーふくおか
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名門大洋フェリーの4隻の船にはシティラインという愛称がついている。
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夜行フェリーに乗るときに最もワクワクするのは乗船してこの階段を目にするときではなかろうか。
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2-4名用の和室個室(ファーストJクラス)に宿泊。まるで旅館の一室である。
ホテルのようにベッドが備え付けられた個室もあるのだが、子供をベッドに寝かせるのは不安があったので和室にした。
船首側の部屋なので窓からの景色が早朝は期待できそうである。
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売店の営業は22:30まで(1便は21:30まで)だが、自販機コーナーはこのように充実のラインナップ。カップ麺の販売機もある。
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廊下、7階は個室中心の部屋割り。
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こういうのもついつい写真を撮ってしまう。
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折角なので夜の潮風にあたりながらファンネルマークを眺めた。明石海峡大橋、瀬戸大橋、来島海峡大橋を時間によっては見ることができ、通過時間の目安の記載もある。私がデッキに出た23時過ぎは進行方向後方に小さく明石海峡大橋が見えた。
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船内の熱い大浴場に浮かび、部屋に戻ってからゆっくり寝てしまい、起きたのは7時過ぎ。
慌てて子供とレストランへ駆け込む。船からは既に山口県西部の街が朝日に照らされていた。
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展望レストラン、平日で営業終了間際の利用だったためか空席が多かった。
朝食バイキングの盛り付けがイマイチうまくいかず、写真は省略させてもらうが、和洋いずれも用意されておりご飯にもパンにも合う味付けのちょっと良いクラスのビジネスホテルの朝食のようだった。
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今回宿泊した部屋からは船首の景色を見ることができる。レストランから戻ると既に新門司港の湾内に入っていた。
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定刻で新門司港に到着。
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専用の塗装が施されたバスがお出迎え。門司まで35分、小倉まで45分ほどで到着する。
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この日、門司港観光の後にお昼を食べるいとまがなく久々にかしわうどんにお世話になった。18きっぷ片手にLCCを使って福岡から長崎祖父母の家や佐賀の親戚を訪れていた時に中央軒には何度かお世話になっていたが、こちらの店舗も甘く煮たかしわが非常においしかった。

(このページの作成者 てら)

こんにちは てらです。
東予からフェリーを降り、気になる列車をしばし撮り鉄。今回今治の街並みとか内子の街並みとかゆっくり歩いてみたい場所ができてしまった。旅は行けば行くほど行きたいところが生まれていく気がする。
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そんななか、予讃線の伊予市駅の目と鼻の先にある郡中港駅へ。1時間に4本運転のある伊予鉄郡中線に乗る。
というのも松山観光港から船に乗る予定があり、予讃線の松山からバスや高浜線に乗ることもできるのだが、初めて乗る路線の方が面白そうだったので郡中線に乗ることにした。松山市駅で乗り換えて小一時間の乗り鉄旅である。
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郡中港は棒線駅、来た電車がすぐ折り返していく。オレンジ一色の電車が入線してきた。
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オレンジ色一色の電車が発車時刻を待っていた。
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郡中港駅の駅ナンバリングは35 調べてみると伊予鉄の郊外電車の駅数は35駅あるようだ。結構駅数があるなと感じる。
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なんと、京王線を走っていた旧5000系だが車内にLCDがついており次駅の案内などが流れていた。
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予讃線より海沿いを走るため、松山市駅行きの電車であれば進行方向左側から遠くに海を見ることもできる。車内は始発駅を出た時点こそまばらだったものの終点松山市に着くにつれて車内の乗車率も上がり、座席は平日の昼間にもかかわらず8割程度埋まっていた。
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松山市駅に到着。横河原線と高浜線が直通運転を行っているのに対して郡中線は同一ホームで折り返して元来た道を戻る。
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いよてつ高島屋が併設されているので駅はすごく大きいが行き来する列車は15分に1本で2,3両というのにはなかなかギャップがあって、地方私鉄感があってよい。伊予鉄は利用者の多い地方私鉄というイメージがあるものの、新型感染症の煽りを受けて苦しいようである。
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松山市駅の駅名表はLEDの薄型、10分程度の乗り換え時間があったが駅構内の写真を撮っていたらあっという間に高浜行きの列車が入線してきた。
高浜線は大手町で路面電車と直交し、路面電車と郊外電車の車庫がある古町を出ると線路が大きくカーブして予讃線に近づいていく。
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三津付近で予讃線と交差し、海沿いを走る。梅津寺駅は東京ラブストーリーの舞台となったことでも有名で、ホームから海を眺めている人もいた。参考までに、梅津寺駅付近の海岸線で撮った写真を…(2013年の撮影なので実に9年前である)
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松山市から20分ほどで終点の高浜に到着。
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船の時間に近い列車だったということもあり、私以外の人はそそくさと連絡バスに乗り込んでしまい私一人になってしまった。
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昭和初期の木造駅舎が残る終着高浜駅。
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高浜駅付近の交差点にある道路標示。
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忽那諸島へ行く船便は駅から目と鼻の先にあるターミナルから船が出ている。今回は広島まで抜けるので、高浜港を横目に松山観光港まで歩く。

ここから、広島方面へ船を乗り継ぎました。
(このページの作成者 てら)

どうもてらです。
いしの専売特許のようになっている乗船記、有人島の探訪記だが、先日小豆島へ行く機会に恵まれたので更新します。
小豆島と本州を結ぶフェリーは岡山県内を中心に複数あるが、三宮発、高松経由の夜行便は京阪神から便もよく、翌日は7時過ぎに小豆島に着くことから行動しやすい。今回は三宮フェリーターミナル25時発の小豆島坂手港行きを利用した。
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スタートは深夜の三宮駅。フェリーターミナル行きのバスに乗り込む。23:30発の便は三連休前の金曜日ということもあり通路まで満員だった…写真はフェリーターミナルのバス停から撮った折り返し便のバス。
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三宮フェリーターミナルは簡素だがなかなか機能的。3階建ての建物のうち、1階で乗船手続きを行う。
バスの到着直後はごった返していたのだが、20分も経つとバス以外(徒歩、自動車で乗船する人)が発券していたもののまばらだった。
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建物の3階は展望スペースとして神戸の街並みを望むことができた。フェリーターミナルからポートアイランド方向を望む。
客室は多層建てになっており、2階は指定席、3階は横になれる座敷スペースが併設されている。
お客さんが多くて船内の座席の写真はない…あしからず。
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このフェリー便は三宮港→高松港→小豆島坂手港→三宮港というコースで航行する。
高松港に到着するとお客さんが入れ替わり目が覚める。同時に空が白んでいることに気が付く。
写真は高松を出て屋島付近を航行しているところを3階の甲板より撮影。
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2階の客室の隣に併設されている土産物店はお菓子やら特産品やらお酒やら…旅行のスタートに荷物が大きくなるのは避けたいのだが見入ってしまう。
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ニャンコフェリー名物のうどんを朝ごはん代わりにいただく。写真は小豆島の醤油のおかきをトッピングした小豆島うどん(400円) うどん用カウンターが船内にあり、せっかくなので景色が見える窓側のカウンターでいただいた。
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午前7時過ぎ小豆島の街並みがみえてきた。
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オリーブのマークが掲げられていながら「ここは醤油と佃煮の町」はて…
そんなわけで小豆島の坂手港に着岸した。
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坂手港の待合室。船を降りて正面に観光案内所があり、朝早くであるにもかかわらず、係員さんがレンタサイクルの貸し出しや宿、レンタカーの予約手配の代行を行っているようだ。
ここから小豆島編へ続く
(このページの作成者 てら)

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