こんにちは てらです。
以前このブログでも紹介した特急かもめだが、せっかくならと新幹線が通らなくなる地域をすこし歩いてみることにした。
佐賀県鹿島市は小倉と長崎を結ぶ長崎街道から枝分かれする多良街道の宿場町の一つとして栄えており、長崎本線の特急も停車する有明海最奥部の大きな街の一つなのだが、新幹線のルートからは外れてしまう。
そのなかでも今回は浜中町八本木宿を歩いてきた。


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肥前鹿島下車後、駅前にある祐徳バスセンターからバスに乗車浜三ツ門または肥前浜宿前で下車すれば行くことができる。
浜宿は江戸時代から酒造、醤油といったものの製造で栄えていた。
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いまでも酒造がいくつか立ち並び、試飲することもできる。
あぁ、バスで行きやすいように整備されているのはこのためか…電車を撮りに来るのと兼ねるために車で来てしまった飲兵衛は反省するばかり。

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丁寧に整備されている茅葺 富久千代酒造の建物 なんと古民家の御宿になっているとのこと。
鍋島という銘柄で有名。そうです、鍋島は佐賀の貨物駅…ではなくて肥前の国の藩主です。
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さすがの存在感 水路のせせらぎの音もよい感じ。
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蔵や武家屋敷が立ち並ぶ通り。
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奥に見える緑の建物は郵便局(現在は公民館として利用されている)
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醤油の醸造所
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右手は中島酒造 日本酒 君恩の銘柄で知られている。
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時間に追われながら訪れたのがちょっともったいなかった探訪であった。600mに所せましと武家屋敷や酒蔵が並んでおり、次は試飲しながらじっくり訪れたいところである。

(このページの作成者 てら)