こんにちは てらです。
廃線跡を活用した鉄道公園はいくつかブログでも紹介してきたが、
今回は和歌山有田川町へ車を走らせた。有田川町はいわゆる平成の大合併で吉備町、金屋町、清水町が合併して発足した自治体である。
そのなかでも吉備町内を走っていたのが有田鉄道である。有田鉄道はJR紀勢線に接続する形で吉備町内を走っており、紀勢線の全通前は有田川町の北隣の湯浅町まで路線が伸びており貨物輸送などを行っていた。

そんな有田鉄道で晩年活躍していたのがレールバスである。
輸送力が小さなローカル鉄道の切り札として開発されたレールバス。バスの部品を流用していることからレールバスという名前で呼ばれ、国鉄から転換された第三セクター鉄道や、電化設備への保守整備軽減の一環として名鉄や近江鉄道など電化されている鉄道でも導入された実績がある。
幼い頃に図鑑で見たレールバスは富士重工のLC-Carなのだが、鉄道写真を撮るようになってからは大半が引退していた。

そんなレールバスに一乗車100円で乗れるということなので以前から興味を持っていた。
この日は有田鉄道廃止時まで現役だった車両が担当ということで迷わず乗車した。
入館料と体験乗車料金は別となっている。土日に10:30~15:00までおおむね30分ごとに運転されるが、12時台はお昼休みで運転はない。

動態保存されていることもあってか、ところどころの汚れがまるで現役そのもの。

バスの部品を流用していて、車体は軽いはずなのに威厳十分。一枚窓がカッコいい。
写真の車両はハイモ180形で以前は岐阜県の樽見鉄道を走っていたが有田鉄道に譲渡された経歴を持つ。

運転台 座席横のブレーキレバーのような棒はなんなんだろうか…せっかくなので聞いてみればよかった。

体験乗車のツアーには金屋口駅舎の案内もあり、100円では大赤字なのではないかと思うほど色々と教えていただいた。

金屋口駅ホームにて一枚。
訓令式のローマ字の大文字で書かれているところに時代を感じる。

有田鉄道社章
有田川鉄道交流館ではハイモのほかに、富士急行が非電化だった時代に活躍していた両運転台のキハ58形や北条鉄道で活躍していたフラワ1985形の体験乗車も可能であるため、運行日を事前に確認されたい。
(このページの作成者 てら)
廃線跡を活用した鉄道公園はいくつかブログでも紹介してきたが、
今回は和歌山有田川町へ車を走らせた。有田川町はいわゆる平成の大合併で吉備町、金屋町、清水町が合併して発足した自治体である。
そのなかでも吉備町内を走っていたのが有田鉄道である。有田鉄道はJR紀勢線に接続する形で吉備町内を走っており、紀勢線の全通前は有田川町の北隣の湯浅町まで路線が伸びており貨物輸送などを行っていた。

そんな有田鉄道で晩年活躍していたのがレールバスである。
輸送力が小さなローカル鉄道の切り札として開発されたレールバス。バスの部品を流用していることからレールバスという名前で呼ばれ、国鉄から転換された第三セクター鉄道や、電化設備への保守整備軽減の一環として名鉄や近江鉄道など電化されている鉄道でも導入された実績がある。
幼い頃に図鑑で見たレールバスは富士重工のLC-Carなのだが、鉄道写真を撮るようになってからは大半が引退していた。

そんなレールバスに一乗車100円で乗れるということなので以前から興味を持っていた。
この日は有田鉄道廃止時まで現役だった車両が担当ということで迷わず乗車した。
入館料と体験乗車料金は別となっている。土日に10:30~15:00までおおむね30分ごとに運転されるが、12時台はお昼休みで運転はない。

動態保存されていることもあってか、ところどころの汚れがまるで現役そのもの。

バスの部品を流用していて、車体は軽いはずなのに威厳十分。一枚窓がカッコいい。
写真の車両はハイモ180形で以前は岐阜県の樽見鉄道を走っていたが有田鉄道に譲渡された経歴を持つ。

運転台 座席横のブレーキレバーのような棒はなんなんだろうか…せっかくなので聞いてみればよかった。

体験乗車のツアーには金屋口駅舎の案内もあり、100円では大赤字なのではないかと思うほど色々と教えていただいた。

金屋口駅ホームにて一枚。
訓令式のローマ字の大文字で書かれているところに時代を感じる。

有田鉄道社章
有田川鉄道交流館ではハイモのほかに、富士急行が非電化だった時代に活躍していた両運転台のキハ58形や北条鉄道で活躍していたフラワ1985形の体験乗車も可能であるため、運行日を事前に確認されたい。
(このページの作成者 てら)