旅に、出た。

バス乗ったり、島行ったり。マニア2人の共同旅ブログ

乗り物好き若手リーマン2人、それぞれの旅行記録

タグ:ターミナル編

こんにちは てらです。
1月に大学の同窓会へ。非常に楽しかったので二日酔いにならないわけがなく…。
6時ごろにむりやり体を起こし、地下鉄に乗り寒い風が吹く浅草駅へ。
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こういう時に冬らしくカラっと晴れず、どんよりとしているのが私の体調を映し出しているようでちょっと笑ってしまう。
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仲見世もこの通り、観光客もまばらで静かな日曜の朝。
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先日ブログにもまとめた野岩鉄道の乗り鉄のため、浅草から特急に乗ることにした。
北千住から特急に乗っても十分なのだが、関東に住んでいた頃は浅草から電車に乗るということがそもそもなかったので見物もかねて。
特急は日光、赤城、鬼怒川温泉といった地名が並び、特急料金料金不要の列車も館林、南栗橋といった遠方の地名が並ぶ。
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東武伊勢崎線の日中時間帯のダイヤは半蔵門線に直通する急行系統、日比谷線に直通する各停系統と浅草~北千住の各停系統ときちっと系統が別れてしまっているため、往年のように料金不要の長距離列車が名を連ねることも少なくなった。
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この銀色に茶色の帯を巻いた電車が自分の中での東武のイメージである。世代によって東武の色のイメージは様々あるのではなかろうか…ツートン、セイジクリーム、白に青帯……。白に青帯の東武も現に野田線を初め各線でバリバリ現役だし、見覚えもあるのだが…なんとなく茶色の帯の車両の方が個人的には馴染みがある。
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3,4番乗り場が特急泉陽乗り場になっており、スペーシアやりょうもうといった乗車位置案内がホームからつり下がる。
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この特急ホームが特筆すべき狭さで、速度制限と思われる「15」がホームの柱に掛けられているのも驚きだが、ホームが非常に狭い。
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3両編成のリバティがわずかに顔をのぞかせているが先頭車から2,30m歩いただけでこの景色なのでなかかなかに急な曲線だ。
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特急には各乗車口用のスロープが備え付け、格納されている。
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隣にりょうもう号が入線してきた。
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今回は鬼怒川温泉行きのリバティに乗車する。
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新型ということもあるし、尾瀬の登山観光シーズンからは外れるのでお客さんも少なくて快適だ。
都内から日光方面は無料の優等列車がいくつも走っていたが、先にも書いたが系統が分断されて長距離を走る料金不要の優等が無くなってしまった。学生の時は乗り得列車にお世話になっていたからこそお出かけが好きになっている自分にとっては複雑な心境である。
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発車時刻を回り、電車が発車していくと線路のキューキュー音と共に車体をくねらせ浅草を後にした。
ここまで停車している列車を見ながら出発できるターミナルも珍しいのではないだろうか。

浅草から野岩鉄道を乗り継いで乗り鉄してきました。

(このページの作成者 てら)

こんにちは てらです。
住んでいる場所柄、御堂筋線の南半分をよく利用する。そうするとよく見かける行先が新大阪と千里中央。
御堂筋線はその他にも江坂行きなどが設定されていて、始発の新幹線に乗りたい時などにはお世話になる行先である。
(中津?ラッシュ時に最混雑区間を運用したいから設定されているんでしょうけど知りませんねぇそんな行先は…)
北大阪急行の延伸でも半分くらいは千里中央行きが残るだろうと思っていたのだが、早朝時間帯を除き消滅してしまうとのこと。
万博に合わせて延伸され、50年以上終着駅であり続けた千里中央だがそっけなくその幕を閉じてしまう。
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それならばと新幹線に乗る前に千里中央に寄り道してみた。廃止以外での無くなってしまう「ターミナル編」は初めてではなかろうか。
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ホームの南端と北端に改札口が設置されており、両脇には店舗が並ぶ。特徴的な照明の配置が目を引く。
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1階にある改札からエスカレーター、階段を降りてホームへ向かう。日中時間帯は片方(2番乗り場)のホームを梅田方面への折り返し、もう片方(1番乗り場)を留置に使用している。
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階段の上からホームを見下ろすと、特徴的な形状の歩道がよく見える。
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延伸開業の広告が入ったホームドアもこの時期ならでは。
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格子状になった天井の照明がホームから見渡せるのも、吹き抜けになっている。
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もう一つ、延伸開業に伴ってサイン類のデザインを一新するとの発表がなされた。これらの駅名表も見納めとなる。
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北大阪急行は梅田方面を現す案内サインが「大阪市内」となっているがこれも開業に合わせて貼りかえられてしまうのだろうか…。
「大阪市内」表記が「新大阪・梅田・難波方面」とかになっていたらちょっとそっけない。千里中央駅は既にホーム上の表示は撤去されており、エレベータや時刻表にしか「大阪市内」の記載を見ることができず、着々と延伸への準備が進んでいることがうかがえた。

(このページの作成者 てら)

こんにちは てらです。
在来線特急が縦横無尽に走り回り、いろいろな地名が表示板に表示される在来線の駅も少なくなった。
新幹線ネットワークが張り巡らされていることの証左でもあり、利便性を享受している側としてはありがたいことである。
北海道最大のターミナル、札幌駅。高度経済成長期を経て民営化の前後で鉄路の縮小は加速度的に進み、最大の路線網を誇っていた頃と比べると見る影もなくなってしまったが、それでも大きな都市の地名が表示板に踊る。
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独特の盲導鈴の電子音と、この黒基調のサインは札幌に来ていることを思い起こさせる。
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札幌駅は東西に改札口があり、ずらっと改札と行先表示板が並ぶのが特徴的。
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新型感染症の流行時期と来訪時期の関係からコンコースはがらんとしていた。
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函館線下りならびに千歳線上り方面の時刻表。函館本線は函館から長万部、小樽を経由して旭川に至る路線なので江別、岩見沢、旭川方面は下り、千歳線は苫小牧から札幌に至る路線なので札幌から千歳、苫小牧方面は上り。路線の敷設の歴史を踏まえれば当たり前なのかもしれないがちょっと混乱する。
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在来線特急が少なくなって吊り下げタイプの乗車位置案内を見かけることも少なくなった。カムイ、すずらん、オホーツク、ライラックと豪華な名前が連なる。道内は函館方面、帯広、釧路方面も特急が走る。
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駅そば屋の弁菜亭の湯気が寒い冬はそそる。
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これは明り取りの窓…?と思ったのだが、ディーゼル車の排気を逃がす換気口の役割も兼ねているようだ。
雪を纏った気動車特急が停泊していると様になるのだが…。
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各ホームには立ち番の係員がおり、終客相図と出発指示表示が表示される。もともとホーム目いっぱいまで列車が止まっていたころの名残なのだろうが、おおぞらや北斗が短編成化され、ブルートレインが無き今、目いっぱい止まる列車があった時代の証人の一つだろう。
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3両編成の普通が佇んでいる姿はがらんとして見える。
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新型感染症により旅客の往来が少ない時の写真だらけだが、また通勤客や旅行者でにぎわう日々が戻りつつある。

(このページの作成者 てら)

こんにちは てらです。
紅葉の季節に叡電に乗ってお散歩。行先はとあるJRの広告でも有名になった寺社。
いままでは長蛇の列に延々並び続けるしかなかったが、整理券方式となったので訪れやすくなった。
叡電は出町柳から比叡山口行きと鞍馬行きが交互に運転されるので、行先に応じて電車を待てばよい。

15分ちょっとで列車は終点の八瀬比叡山口駅に到着する。
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以前は八瀬遊園という駅名だったが、遊園が閉園してから比叡山の玄関口を駅名に付するようになった。
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列車を降りてまず感じたのがこの屋根。
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ヨーロッパの大きい駅のような開放的な屋根。明り取りの窓もある。
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電灯も雰囲気によく合っている。
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2線だが多客期以外は右側のホームを主に使うようだ。
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上屋がきれいに塗りなおされ、開業当時の駅名が掲げられている。
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駅のすぐそばを歩く。12月に入ったがまだまだ紅葉を楽しむことができた。
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デオ730形 観光電車ひえいがホームに佇んでいた。先ほどの写真でも写っていた車両を改造して2018年から走り始めている。
残念ながらお客さんが一杯だったので一本後の電車に乗ることにした。

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ちょうど季節の紅葉を見ながら、次の列車を待つというのは待っているのになんだか贅沢な気分であった。

(このページの作成者 てら)

こんにちは てらです。
ターミナル編で幾度となく素敵な路面電車の終着駅の写真を紹介していたのだが、よく利用している阪堺の終着駅の紹介をすっかり忘れていた。近所を走っており見かけることが多い阪堺電車。近所だからか、どうもモ161形ですら家の近く以外で撮影していないような…。モ161形は御年100年を迎えそうな非冷房車。吊り掛けの低く響く音が他の車に比べてカッコいい。(正確に言うとモ351形も同じ主電動機なのだが微妙に低音の響きがちがうような…)
そんなモ161形だが非冷房故に秋から春先にかけてしか運用に入らない。平日の夕方ラッシュに浜寺駅前まで直通する運用があるのだが、時折モ161形が運用に入ることがある。たまたま仕事が早めに終わった日に撮りに行ってみた。
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この日は私が個人的に一番好きなVマークを纏ったビークルスターという試験塗装の復刻塗装車が充当。
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浜寺駅前は定期券発売所もあるため、ホームの横(写真右横)にカウンタータイプの窓口があるが、19時を回ると閉まってしまい、ホームは乗っていたわずかな乗客が降りた後は私のみ…。
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浜寺駅前周辺を走る南海の高架化事業もあり
南海線の浜寺公園駅付近が高架化さらるのに伴って、築堤で南海線をまたいでいた阪堺線の線路もルートの変更を余儀なくされる。浜寺駅前も浜寺公園駅の西側から東側に移動するため、現在の駅舎が電車を出迎え見送る日々も残りわずかである。
近所なのでこまめに記録したいところであるが、果たして…。
(このページの作成者 てら)

こんにちは てらです。
2月に富山へ行く機会があり、せっかく雪の季節だし雪らしい写真を…と思っていたのだが、さすが県庁所在地で除雪も行き届いているし、融雪機もきちんと働いていて雪景色もなし…。
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富山から上滝不二越線の電車に揺られること15分ほど走るとこんな景色が広がるのだが、中心部は全く積雪がなかった。さすが県庁所在地。
転んでもただでは起きぬということで乗り鉄がてら南富山電停で少し写真を撮ることにした。
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地鉄線を南富山駅で降り、折り返してくる路面電車を待っていると7018号車がやってきた。旧塗装の金太郎カラーである。
南富山からは富山港線の岩瀬浜まで乗り入れる系統、富山駅と南富山をピストンする系統、南富山から富山駅を経て大学前まで抜ける系統があり、南富山は電車の発着本数が多い。
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地鉄の社員研修所は車庫が併設されている南富山の駅に隣接した建物で行われるのか「研修センター」と堂々と書かれているのも面白い。
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駅前は北陸新幹線を模したひさしの商店街。新幹線が待望だったことがよくわかる。
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踏切の手前を鉄道線、奥を軌道線が走る光景もまた独特。
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残念ながら共演とはならなかった。上滝不二越線も日中は時間1本になってしまうのでなかなか共演のチャンスは多くない。
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駅の南側には車庫が広がっている。なぜか鉄道線の車両も留置されているが、軌間が同じだからできることだろう。
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軌道線の車両もしばしば差し替えが行われるようで、駅で折り返さずにそのまま車庫に入庫していく車両もある。
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金太郎カラーの電車も最初南富山駅で撮影した後に入庫して車庫の奥の方に入ってしまった。残念。
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車庫が併設された富山地鉄のターミナル、南富山を後にし天気が良いので立山連峰を望むことができる撮影地へ向かった。


2023年現在リニューアル工事中の電鉄富山駅ですが、リニューアル前に撮った写真をまとめています。

(このページの作成者 てら)

こんにちは てらです。
函館市電の終着駅はどこも味があるので、どの電停も思わず記事にしてしまいました…。
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うれしいことに金太郎塗装の800形に乗ることができた。大半が8000形や8100形に車体更新されてしまったなか、しぶとく登場時に準じた姿を保っている。
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運転台にかけて裾が絞られている船のような形をしていて窓枠や座席からも湾曲しているのがわかる。
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終点の函館どつく前 せっかくなので折り返していく812号車を見送ることにした。
谷地頭と比べるとやや簡素なつくりの電停。周りは「どつく前」という名前からもわかる通り工業地域の様相だ。
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812号車を見送ってからやってきたのは716号車。これまたなかなか年季の入った車両なので運がいい。
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降雪はないものの一気に気温が下がった17時頃、どつく前に入らない運用だと思っていた812号車が運用に入るようだったので、日が落ちてから再度どつく前を訪問。造船所の最寄りの電停ということもあり海から近いので海風を待ちながら電車を待つのは寒い。
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17時を過ぎてこの暗さ。真冬の函館である。函館市電の標準カラーによく似た美鈴珈琲のカラー広告をまとった8100形。
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谷地頭とはまた違った雰囲気の漂うどつく前電停。土曜ということもあって造船所の操業がないからか17時なのにしんとしていた。
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電車を照らす街灯。折り返し時間を静かにまつ電車。わずかな乗客を乗せて出発していった。

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(このページの作成者 てら)

こんにちは てらです。
車庫の様子をみてみたいという邪な気持ちから湯の川温泉に宿を取り、車庫を眺めては温泉につかるというぜいたくの限りを尽くした。
翌日は冷たい雨。雪だったら電車を撮るのに映えるのになと思いながら思い切って乗り鉄と観光に費やすことにした。
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宿から2つ目、函館市電の東側の終点、湯の川。
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電停を降りると左手に鳥居が見える。湯倉神社。湯の川温泉の起源となっているそうだ。
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社殿の右手に神兎というなでることができる兎があるのですが、見過ごしてしまった…。今年は兎年なのにもったいない。
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湯の川を出た電車はS字を書くようにして湯の川の温泉街へ向かう。
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低床車のらっくる号がやってきた。
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函館の電停の終着駅はすべてY字型になっており、後者ホームと乗車ホームを分ける形になっている。
もう少し列車の往来を見てもよかったのだが、雨が降り続いているので暖を取るべく電車に乗り込んだ。

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(このページの作成者 てら)

こんにちは てらです。
先日、初めて函館市電をじっくりと撮影する機会があった。
函館自体は海峡線を走る夜行列車にお熱だった7,8年前に2回ほど立ち寄ったことがあるのだが、路面電車を撮るのは初めて。
SNSでお世話になっている方にお声かけいただき、530号車のフォトランに参加した。
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どこで撮るかかなり迷った挙句、予想外に天気が良かったので逆光覚悟で谷地頭の電停を出発するところを函館山の稜線をいれて1枚。
悲しいかな、90年ぶりに1月に10度台を記録した函館、路面の雪が融けつつあるのがちょっと残念ではあるが…。また来る理由があった方が趣味として張り合いがある。
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折角いいロケーションだったのに、電停をきちんと撮っていないのはもったいないなと感じ夜に再訪。
函館市電は終電はそれなりに遅いものの、十字街~谷地頭・どっく前の末端部は19時台から30分間隔となってしまう。
なかなか電車を絡めて撮るにも忍耐がいるように感じると思われるかもしれないが、待合室があり海風を防げるのでありがたい。
函館市電の駅名標はいくつか種類があるのだが、バス停タイプの赤い駅名標が個人的にはお気に入り。
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電車が時間通りにやってくる安心感は大きい。住宅街に囲まれた静かな電停。空気圧縮機の音と自動放送の音声が流れるのみ。
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1つ隣の青柳町から谷地頭にかけては、大きな坂をゆっくりと下っていく。車通りも少ない中、線路を照らす二筋の光が見えてきた。
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日が短く17時前には暗くなってしまう函館の冬。
19時過ぎの電車は私ともう一人を乗せてせせこましく湯の川行きとして出発していった。

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(このページの作成者 てら)

こんにちは てらです。
そういえば、蛍茶屋で次々に路面電車が折り返していって時折車庫に入っていく様子をぼんやりと眺めるのは楽しくて記事にしていましたが、味のあるターミナルの紹介をすっかり忘れていた…。
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崇福寺。個人的にはまだ正覚寺下のほうがしっくりくる。川の上に佇む電停。
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ぐっと坂を登り愛宕のほうに抜けていく国道から、脇にそれたところに電停がある。
以前は川のすぐそばまで住宅が立ち並んでおり、窮屈そうな姿がいかにも…な雰囲気だったのだが、川沿いの住居が取り壊されてしまった。
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見通しが良くなって撮りやすくなったのはいいことなのか、果たして…。
崇福寺電停は単線になっているので、折り返し待ちの際に電車が逢瀬することも。
以前から、撮りたくて何度か挑戦している構図があるのだが、再挑戦してみることにした。
崇福寺電停を発車する列車は所定の時刻を回ると扉を閉めて、ヘッドライトを点灯した後に信号の現示に合わせて出発していく。
時たま、発車時刻を過ぎて扉を閉めた直後に交通信号の関係で起動直後に止まることがある。
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以前訪れたときは信号のタイミングが悪く、電停に佇む姿は撮れたもののヘッドライトを点灯しているタイミングが撮れなかった。
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ちょうど日が沈み、夕闇迫る頃合いに、215号車、長崎では最古参のグループの車両のうちの1両がやってきた。
ぼわっと暖かなヘッドライトを灯らせたタイミングで信号は赤に。
誰も乗っていない路面電車を見送る。一瞬のタイミングに立ち会えた。

2022年、おそらく最後の更新となります。
去年から今年にかけて、検索でこのブログを見てくださる方が多くいらっしゃたようです。
誰かの「旅行行きたい」という気持ちの後押しができていればうれしいです。来年もよろしくお願いします。

長崎電気軌道のターミナル、蛍茶屋も素敵なのでよろしければぜひ。
(このページの作成者 てら)

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