格安航空会社のピーチアビエーションとJR北海道がコラボした企画切符を発売しており、4日間でJR北海道の指定区間の特急自由席券込みで9,800円という切符が期間限定で発売されていた。
ピーチアビエーションは大阪府の関西国際空港から新千歳空港と釧路空港の二つに就航している。
新千歳空港は北海道へ行く際に何度か利用したことがあったため、今回は釧路空港を利用することにした。
釧路市中心部と釧路空港の間は阿寒バスによる路線バスが運行されているが、今回は阿寒町方面へ観光していたためレンタカーを利用した。阿寒町は記事にするほどじっくりと回れていないので写真で簡単に紹介する。
実は私は日本野鳥の会の会員で、かれこれ旅行と同じくらい細く長くやっている趣味の一つである。野生のタンチョウが越冬できるような環境を整えているそうで、タンチョウを見るのは初めてだったのだが、警戒心の強い鳥だと思っていたので近くまで来て拍子抜けしてしまった。
釧路空港の玄関ではシマフクロウとタンチョウヅルがお出迎え。どちらも数を減らしている野鳥だ。
こじんまりとしたターミナル。先ほど紹介した阿寒バスが航空機の到着に合わせて運行されている。
釧路空港は1961年に開港した空港で、開港当初は滑走路も1200m程で北海道内の便のみが運行していたこじんまりとした空港であったが、東京、大阪便の就航や不定期のチャーター便であるものの国際線も運転されている。
海から5㎞内陸、釧路市街からは20㎞ほど離れており季節によっては霧に悩まされることも多いようだ。
航空便は東京(羽田、成田)、札幌(丘珠、新千歳)、関空の3方面。そのうち成田と関空便はLCCのピーチアビエーションが就航している。ちょうどピーチアビエーションのチェックインが始まったタイミングだったため列ができていた。
二階が保安検査場と出発ロビー、三階が売店と展望台になっている。
出発までまだまだ時間に余裕があったため三階で帯広名物の豚丼をいただき、展望エリアで飛行機の往来をしばし眺めた。
出発ロビーも端から端が見渡せるこじんまりとした空港であった。
(このページの作成者 てら)