旅に、出た。

バス乗ったり、島行ったり。マニア2人の共同旅ブログ

乗り物好き若手リーマン2人、それぞれの旅行記録

カテゴリ:ローカル線 > 関東

どうもてらです。
久しぶりに実家に帰る機会に恵まれたので、置き換えが発表された西武秩父線の特急レッドアロー号に乗車してきました。

たまたまホームに止まっていた列車が飯能まで先着するようだったので、飯能から乗車することにした。
飯能は西武池袋線の運行系統上の終点にあたる。厳密には池袋線は池袋~吾野の区間を差すのだが、池袋から吾野までを乗りとおすことのできる列車は殆どない。(これも2020年3月のダイヤ改正でなくなってしまうのだそう…)
IMG-2-2
コンコースでは池袋方面、秩父方面と行先別で案内表示が行われているが、一番右側、特急乗り場の表示のみ行先別の案内と別に独立している。
IMG-2-3
IMG-2-4
こちらが特急乗り場、西武の特急は全席指定なので事前購入しないと車内販売料金という形で追加料金を取られてしまう。人件費削減の一環なのだろうけれど、余裕をもって駅には来てくださいというメッセージを感じてしまった笑 ちなみに写真右端が池袋方面、左端が秩父方面の券売機なのだが、やはり飯能から秩父方面へ特急へ乗る人は少ないのだろうか…。ちなみにデータイムは先発先着のダイヤを組んでいるためか各停が秩父まで逃げ切るそうだ。
IMG-2-5
13489
ホームに滑り込んできたのは10000系の特急レッドアロー、先代の5000系を模したクラシックカラーだ。ちなみに先代は改造に改造を重ね富山で余生を送っており、たまたま私は乗っていたりする…。
ちょっと話が脱線してしまうけれど写真をのせますね。
IMG_4570_2
くわしくはこちらの記事をご覧ください。

13483
少し日に焼けてくたびれているような印象も受ける紺のシート
13493
平日池袋を8:30頃に出る特急とあって乗っている人はビジネスマンの方が多かった。所要時間が短いと言うより乗り換え無しで座れるメリットの方が大きいのかもしれない。
13487
13486
西武秩父線の沿線の景色は、多くの区間で国道299号線と併走している。
13488
途中3箇所ほどで対向列車との行き違いがあった。先述の通り、先行の各駅停車を追い抜くことは無い。
途中横瀬に停車すると徐々に秩父の街並みが車窓にうつる。
13477
ほどなくして終点の西武秩父に到着。
13478
帰りは新型特急のLaviewに乗ることができた。
13479
案内表示も通勤列車で目にするようなフルカラーの液晶で大きな表示。ある程度外国からの観光客がりようすることも想定されているのであろうか?
13480
足元まで広がる大きな窓と丸みを帯びた座席でコンセントも設置されていた。
13481
隣に他人が座ってもあまり威圧感が無いような工夫がなされている。
13476
所沢駅で降りた際に一枚。これからの新しい顔として走り抜けてほしいものである。

(このページの作成者 てら)

こんばんは、いしです。今回も冬に書いたままになっていた、過去記事の放流です。お付き合いください。

路線図
を見れば一目瞭然の通り、西武多摩川線は他の西武線からは孤立して存在する珍しい路線です。

是政橋の府中市側の袂から多摩川線は発車します。府中市のコミュニティバス「ちゅうバス」なら是政駅というバス停が最寄り。
IMG_1263
多摩川線はラッシュ、データイムの区別なく、終日4両編成が12分間隔で運転。列車交換は白糸台駅と新小金井駅で行われ、塗装の異なる3編成が運用につきます(競艇場前駅の交換設備は廃されています)。
IMG_1265
乗車したのはこの編成。撮影は是政駅です。平日の午前に乗車したため、乗客は各車数人といったところ。ワンマン運転のため運転士がドアーを閉めて、武蔵境駅へ向かいます。
IMG_1278
白糸台で下りと列車交換をした後、上の写真の多磨駅では近くにある外大生や地元の人たちが乗車し、車内はだんだんと活気付いてきます(注1)。

結局、武蔵境駅に着くまで乗車してくる一方で、中央線への強い旅客流動を感じます。一応、是政駅から2つ目の白糸台駅は、京王線の武蔵野台駅まで徒歩乗換えが可能で、車内の自動放送で案内もされていましたが(注2)。

終点の武蔵境駅は多摩川線ホームに入線。エスカレータを下って改札階に到着です。多摩川線の改札よりも中央線への乗換専用改札の方が規模が大きく、ここからも中央線への乗継需要の高さが伺えました。


注1:写真は別日撮影。
注2:一方、京王線の車内では、西武線への乗換案内放送がありません。

(このペイジの作成者 いし)

こんばんは、いしです。

北山交差点で富岡市乗合タクシーを下車しました。ここからは徒歩で数km離れたJR信越本線の松井田駅を目指し、そこから列車とバスで軽井沢へ向かいます。

地図上の真ん中の青線B地点で下車したので、そこから県道51号線を、緑色の線の始点まで歩いて北上します。
IMG_3452
北山の交差点近くで富岡市乗合タクシーを下車しました。乗合タクシーはこれから妙義山方面へ向かっていきます。
IMG_3454
交差点を西進するバスとは異なり、交差点を北上して松井田駅を目指します。
IMG_3456
交差点を出発するといきなりの登り坂。軽い峠越えです。道にはしっかりと県道を示す標識がありました。
IMG_3457
10分ほどかけて道を登りきると、視界がひらけます。
IMG_3458
進行方向右手には妙義山が見えます。やがて松井田駅に近づくに従って道は下り坂になっていきます。
IMG_3467
松井田駅の手前で偶然カフェの幟を見つけたので、休憩がてら、お邪魔することにしました。
IMG_3462
妙角カフェさんは、水曜から土曜の営業です。どうやらお住まいの一部をカフェにされている模様。猫を飼っているとのことでしたが、この日は近所をパトロール中だったようで、あいにく会えませんでした。
IMG_3463
IMG_3464
エレクトーンのある部屋に通していただきました。コーヒーを頂いている間、ご好意でエレクトーンとピアノの演奏もしていただけました。

ホスピタリティ溢れるアットホームなカフェでしたので、信越本線に乗車の際は、ぜひ訪れてみてください。

IMG_3469
カフェを出て数分もしないうちに、松井田駅に到着しました。
IMG_3470
こ線橋を渡って反対側の駅舎へ。
IMG_3471
無人駅です。
IMG_3473
下りホームで、横川行の電車を待ちます。
IMG_3475
4両編成の211系が入線して来ました。
IMG_3476
たった2駅で、終点の横川着。
IMG_3478
この先、軽井沢までの在来線は、新幹線の開業と引き換えに廃止されたので、代行バスで軽井沢へ向かいます。
IMG_3479
駅前には峠の釜めしで有名なおぎのやさん。本当ならゆっくり散策したいところですが、バスの接続がよかったのでまたの機会に。
IMG_3481
ロータリーにはJRバスが待機していました。この日は連休中ともあってなかなかの乗車率です。

横川から軽井沢へのJRバスは1日10数本の設定があり、そのほとんどが国道18号の新道経由。旧道を周るバスは、時刻表上では数えるほどしかありません。しかしながら、この日は軽井沢アウトレット近くが連休中のため新道が大渋滞しており、旧道経由の迂回運行となりました。未確認ですが、もしかしたら休日はアウトレット渋滞のために旧道経由での運行が常態化しているのかもしれません。
IMG_3484
横川駅を出て、バスはすぐに旧道に入りました。写真では伝わりづらいですが、バスはぐんぐんと道を登って標高を上げていきます。この先、すぐに峠道に入り、バスは右へ左へ大きく揺れながら軽井沢を目指していきます。

峠道を揺られること1時間弱。峠に到達した後はすぐに軽井沢に到着です。旧道経由のため15分ほどの遅れが発生しましたが、渋滞で道がつまることは無く、適度なアトラクション感覚で軽井沢に到着しました。
IMG_3488

(このペイジの作成者 いし)

こんばんは。いしです。

5月の連休中に、群馬県と長野県をすこしだけ旅行してきました。

ただ長野に向かうのでは面白くないので、上信電鉄と富岡市乗合タクシーを使って、高崎から軽井沢を目指しました。

【行程】
高崎駅→(上信電鉄)→上州一ノ宮駅→(富岡市乗合タクシー)→北山→(徒歩)→松井田駅→(JR信越本線)→横川駅→(JRバス)→軽井沢駅

IMG_3414
出発は高崎駅から。東京から乗ってきた高崎線を降りて、種別と番線しか書かれていないこの電光掲示板を見ると、高崎にやってきたことを実感します。
IMG_3415
JRの改札を出て、西口へ。上信電鉄の文字が大きく出迎えてくれます。
IMG_3416
IMG_3417
JRのホームに横付けされたこじんまりとしたホームから、上信電鉄は発着します。1日券を有人窓口で購入し、これまた有人の改札で入鋏をしてもらい、構内へ。切符にハサミを入れてもらえる、貴重な機会です。
IMG_3419
乗車したのはマンナンライフのラッピングが施された車両。一日に数本しかない、上州富岡止まりの電車です。さすが下仁田へ向かう鉄道だけあって、コンニャク推しです。
IMG_3420
途中、気になった駅で降りることに。
IMG_3422
上州福島で下車しました(地図)。すれ違い可能な有人駅。構内踏切もあります。ここでは改札に申し出れば無料で自転車をレンタルでき、周辺をぶらっと巡ることができました。
IMG_3424
駅舎は、あまり見かけなくなった木造平屋建て。せっかくなので、自転車に乗って10分ほど笹森古墳を目指すことにしました。
IMG_3426
こちら、笹森古墳にある神社。それなりの敷地面積があり、立派な本堂と長い歴史を持っているわりにはほとんど人の気配がせず、厳かな雰囲気が漂っています。おすすめです。
IMG_3428
古墳の近くでは、パン屋「パンダぱんだ」さんを発見しました。地元の人も頻繁に買いに来ており、実際に食べてみると、頷きの美味しさでした。
IMG_3430
電車は1時間に1、2本程度なので、自転車での散策を早めに切り上げて、上州福島駅に戻ります。電車が来るまで、ホームベンチでパンを頂きながら、休息。
IMG_3431
続いては、下仁田行に乗車してさらに西進します。本当は上州一ノ宮駅で降りれば良いのですが、接続のバスまで時間があったので、上信電鉄の終点下仁田駅まで寄り道をすることに(地図)。乗車した車両は上信電鉄1000系のトップナンバーで、運賃表示器の左には鉄道友の会ローレル章のステッカーが貼ってありました(写真左上)。
IMG_3432
IMG_3433
下仁田駅に到着です。島式1面2線の頭端式ホームで、その横には留置線が数本あります。
IMG_3435
IMG_3437
下仁田駅は関東の駅百選に選ばれており、趣のある駅舎です。駅員の方々も常時いらっしゃいますので、令和になった今でも昭和の雰囲気を感じ取ることが出来ます。駅前にはタクシーやバスが停車しています。ここから下仁田町営の「しもにたバス」初鳥屋線に乗車して、終点の初鳥屋バス停で下車すれば、そのあと10kmほどの徒歩での峠越えを経て軽井沢へ向かうことが出来ます(実際にやられた方のブログも存在します「初鳥屋 押立山下」でグーグル検索すると、記事が読めます)。

さて、折返しの電車で上州一ノ宮駅へ戻ります。
IMG_3438
途中、難読駅名の南蛇井駅も通ります。
IMG_3443
IMG_3444
上州一ノ宮駅で下車しました。ここから、富岡市乗合タクシーに乗車し、信越本線の松井田駅方面を目指します。

続く。

(このペイジの作成者 いし)


こんばんは、いしです。

午前中は、神奈川県の三浦半島南端に浮かぶ城ヶ島を訪ねました。昼を挟んで、一度三崎口駅まで戻り、午後は少し北へ進んで、三浦半島の西側に小さく存在する天神島を目指します(地図)。

地図を見ると分かるとおり、天神島は横須賀市の西岸の佐島(さじま)というエリアに位置する小さな島です。地図をよく拡大して注意深く見ていないと見落としてしまうくらいです。三崎口駅から直接行けるバスは無いので、途中の長井バス停で乗り換えが必要。今回はソレイユの丘という総合公園にも寄りながら、天神島へ向かいました。
IMG_3334
駅前のロータリーはバスの駐車場も兼ねています。
IMG_3336
この日は祝日だったため、ソレイユの丘へのアクセスは駅から直行の急行バスのみ(平日は周辺を走る路線バスがソレイユの丘へ寄り道しています)。横須賀駅行など、三浦半島西岸を北上するバスが発着する所と同じ乗り場から発車です。

バスは駅を出ると混雑で流れの悪い国道を北上し、一路、ソレイユの丘を目指します。地元のファミリーや高校生の集団などを乗せて賑やかなバスです。
IMG_3337
約20分程で、ソレイユの丘に到着です。ここは、広い園内を生かしてちょっとしたレジャー施設が充実しており、露天風呂のある温浴施設もあります。しばしここで休憩した後、再び路線バスで北上します。

ソレイユの丘からは三崎口駅に戻るバスしか無いので、少し西の海岸まで歩いて、漆山バス停から北上するバスに乗ります(地図)。

IMG_3339
IMG_3340
漁港のそばに位置する、漆山バス停まではソレイユの丘から歩いて10分ほどの距離。ここを通るバスは、海岸線に沿って少し北上した後、長井バス停から南下していきます。今回は北へ向かいたいので、ここから長井までの乗車です(路線図)。

相変わらず国道の渋滞が続いているようで、折返しのバスが遅れ、乗車予定のバスも定刻を10分ほど遅れて発車しました。三浦半島が車社会であることを感じます。海を左手に見ながらゆっくりと北上し、国道との合流点、長井バス停には10分ほどで到着しました。

長井は折返し場のあるバス停です。例えば、ここ始発で逗子駅まで行くバス(逗6系統)は約20-30分おきに出ています(多系統も多数あり)。今回は逗6系統に乗車し、天神島の約2km手前にある佐島入口バス停まで向かいます。

この日のバス車内は、学生で立ち席が出るほどの混雑。バスは自衛隊の基地や学校を車窓左手に見ながら進みます。横須賀と言えば有名な米軍基地は、山を挟んで反対の東側です。ゆえに、西側を北上するだけの今回は、あまり横須賀らしさに出会うことは無いかなと思っていましが、自衛隊の関係者を頻繁に目に出来て、こちら側でもたっぷり横須賀を感じられます。特に、陸上自衛隊の学校の制服や、海上自衛隊のセーラー服をビシッときた学生を街中やバス車内で見かけると、東京との違いを感じます。
IMG_3342
天神島に最も近いバス停は、佐島マリーナ入口バス停です(路線図)。しかし、そこへは1時間に1本逗子駅からのバスしか来ないので、逆方向から天神島を目指した今回は、もう少し本数の多い、手前にある国道沿いの佐島入口バス停で下車しました。
IMG_3343
天神島へは2km弱。県道213号を西へ進みます(地図)。
IMG_3346
トンネルを抜けると、漁港の向こうに天神島が見えてきました。
FullSizeRender
島へは、この天神橋を渡ってアクセスします。
IMG_3351
IMG_3352
島側の欄干には漢字で「天神橋」と書かれています。
IMG_3358
島には佐島マリーナをはじめとして、いくつかの建物があります。
IMG_3357
神社もありました。
IMG_3359
IMG_3361
住所は佐島ですが、電柱にはしっかりと天神の文字が入っています。
FullSizeRender
IMG_3348
帰りは、213号沿いにある佐島マリーナ入口バス停から、このバス停始発の逗子駅行バスに乗って戻りました。
IMG_3364
IMG_3366
途中、葉山町の海岸線からは綺麗な夕陽を望めました。

(このペイジの作成者 いし)

↑このページのトップヘ