こんにちは、てらです。
突然ですが、フットワークがふと軽くなることってないだろうか? それが今回は長崎発、神戸空港行きの飛行機の中でふと思い立つことがあった。
(なんで長崎に行ったのかは、時間のある時にこの辺の記事(千綿駅、大浦支線)を読んでくれると嬉しい。)
そうだ、和田岬線に乗ってみよう。神戸空港で飛行機から降りて、足早に三宮行きの新交通、ポートライナーに乗り、地下鉄に乗って和田岬駅へやってきた。
地下鉄の和田岬駅の出口を出てすぐ、JR和田岬駅が見える。
そもそも、和田岬線とは山陽本線の兵庫駅から出る支線で、和田岬駅と兵庫駅のわずか一駅を結ぶ路線なのだ。わずか一駅というだけでも珍しいのだが、特筆すべきは列車の本数で、日曜日は2往復しか運航されていない。(参考:和田岬駅 時刻表)もともと、近隣の工場へ勤務する人たちへの便宜を図ったものであるため土日の本数は僅少となっている。

なんとも、寂しい駅舎。写真中央奥に列車が止まっている。

19時7分発の普通兵庫行きが間もなく発車するところ。
この写真で鉄道が好きな方は おっと、思われるかもしれない。ここでは数少なくなった103系が6両で運行しているため、それ目当てで乗りに来る人もいる路線である。
19時ということもあり、車窓は暗闇が続く景色なのだが、和田岬駅を発車してすぐの駅より北側のエリアは意外にも住宅地が広がっており、運河を渡って更に北側に行くと工場が線路の両側に建ち並んでいる車窓が広がっている。

2.7㎞の行程を5分かけて終点の兵庫駅に到着した。


ドアの横にある戸袋窓は埋められているものの「田」の字型の窓枠や車内の扇風機など、103系に乗ること自体が多くないため、まじまじと見いってしまった。

10分程度で折り返すため、折り返しの準備が整えられていた。一区間しか走行しないものの、ワンマン運転するための設備がないそうで、全列車で車掌が乗務している。

やや特殊なのが兵庫駅の和田岬線ホームの構造。兵庫駅の券売機で切符を購入して、中間改札機に通して乗るようになっている。

和田岬線の駅が和田岬のみであるため、乗車区間が容易に特定できる点や、券売機の保守整備を考えると、このような方式の方が運用コストを下げることができるのかもしれない。
そんなわけで、旅行帰りであるにもかかわらず、この一区間に乗るために一時間近く回り道をしてしまったが、和田岬線を全線走破させることができた。
(このページの作成者 てら)
突然ですが、フットワークがふと軽くなることってないだろうか? それが今回は長崎発、神戸空港行きの飛行機の中でふと思い立つことがあった。
(なんで長崎に行ったのかは、時間のある時にこの辺の記事(千綿駅、大浦支線)を読んでくれると嬉しい。)
そうだ、和田岬線に乗ってみよう。神戸空港で飛行機から降りて、足早に三宮行きの新交通、ポートライナーに乗り、地下鉄に乗って和田岬駅へやってきた。
地下鉄の和田岬駅の出口を出てすぐ、JR和田岬駅が見える。
そもそも、和田岬線とは山陽本線の兵庫駅から出る支線で、和田岬駅と兵庫駅のわずか一駅を結ぶ路線なのだ。わずか一駅というだけでも珍しいのだが、特筆すべきは列車の本数で、日曜日は2往復しか運航されていない。(参考:和田岬駅 時刻表)もともと、近隣の工場へ勤務する人たちへの便宜を図ったものであるため土日の本数は僅少となっている。

なんとも、寂しい駅舎。写真中央奥に列車が止まっている。

19時7分発の普通兵庫行きが間もなく発車するところ。
この写真で鉄道が好きな方は おっと、思われるかもしれない。ここでは数少なくなった103系が6両で運行しているため、それ目当てで乗りに来る人もいる路線である。
19時ということもあり、車窓は暗闇が続く景色なのだが、和田岬駅を発車してすぐの駅より北側のエリアは意外にも住宅地が広がっており、運河を渡って更に北側に行くと工場が線路の両側に建ち並んでいる車窓が広がっている。

2.7㎞の行程を5分かけて終点の兵庫駅に到着した。


ドアの横にある戸袋窓は埋められているものの「田」の字型の窓枠や車内の扇風機など、103系に乗ること自体が多くないため、まじまじと見いってしまった。

10分程度で折り返すため、折り返しの準備が整えられていた。一区間しか走行しないものの、ワンマン運転するための設備がないそうで、全列車で車掌が乗務している。

やや特殊なのが兵庫駅の和田岬線ホームの構造。兵庫駅の券売機で切符を購入して、中間改札機に通して乗るようになっている。

和田岬線の駅が和田岬のみであるため、乗車区間が容易に特定できる点や、券売機の保守整備を考えると、このような方式の方が運用コストを下げることができるのかもしれない。
そんなわけで、旅行帰りであるにもかかわらず、この一区間に乗るために一時間近く回り道をしてしまったが、和田岬線を全線走破させることができた。
(このページの作成者 てら)