どうも てらです。
九州新幹線西九州ルート(長崎新幹線)の開業に向けて現在長崎県内、佐賀県内で工事が進められており、2022年の開業を目指して建設が進められている
生まれるものあれば去るものもあり、博多と長崎県内を結ぶ特急かもめ、みどりなどは運行系統の見直しを迫られるだろう。
もうひとつ、忘れてはいけないものがある。それは、長崎市内の一部区間が高架化されることにより、地上駅の長崎駅も見納めになってしまうのだ。
祖父母をはじめ親族が多くいる長崎。お盆のたびに妹と訪れていたはずなのだが、働き始めてからめっきり行っていなかった。2020年の冬に長崎駅のお別れへ行ってきた。
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博多から特急かもめに乗り長崎の駅に降りると、写真一番左の0番ホームにはキハ66・67形が停車していた。
長崎駅は長崎本線の長与周りの短距離の普通列車が0番のりば、1番のりば、博多方面の特急が2番のりば、中線を挟んで3番のりばと4番のりばがある。
ちょうど夕方のラッシュ時に向けて列車の本数が増える時間帯だったため、列車が隣接する車庫との間を行ったり来たりしていた。
キハ66・67は置き換えが発表されて以来、数を減らしているためこれらの組み合わせももうそろそろ見納めとなってしまう。
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しばらくすると1番線にもう一編成、キハ66・67形が入線した。
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薄暗くなってきたホームの奥には、商業施設アミュプラザとJRホテル長崎がそびえる。
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頭端式ホームより博多方面を望む。車両センターが広がっている写真左手のほうでは着々と高架駅の工事が進んでいた。
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開放的な改札口も解体される予定のようで、気になるのは改札の上のステンドグラスの行方である。

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出島、天主堂、眼鏡橋といった各観光名所を模したステンドグラスが改札を照らすように飾られている。
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最後に歩道橋から長崎駅の全体がわかる場所で一枚撮ってみた。祖父母の家にお邪魔して、テレビをつけ、天気予報やニュースの冒頭で幾度となく流れた長崎駅も徐々に変わっていってしまうのかと思うとちょっぴりさびしい。
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ホテルへ向かう道中、路面電車の電停の歩道橋から長崎の街並みを一枚撮ってみた。たまたま古い車両が並び、変わらない日常が流れている気がするとちょっぴり安心した気がする。

(このページの作成者 てら)