こんにちは、いしです。
宇和島市の有人島の1つ、戸島を訪問。
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宇和島から乗ってきた朝の第一便が、島を去っていきました。
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まだ朝焼けの中、島を去っていく船。次の第2便で同じ高速船「あさかぜ」がやってくるまで、約5時間ほどあります。
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とりあえず、港から散策。

戸島はブリ(ハマチ)の養殖で大変有名な島で、「戸島一番ぶり」としてブランド化もされています。すなわち、漁業の島ですから観光化は全くされておらず、公共施設は皆無。辛うじて、郵便局がありましたが土日は当然休業です。公衆トイレもありません。訪れる方は要注意。

もちろん、戸島のぶりを頂きたい場合も戸島では食べれませんので、宇和島市街でお店を探す必要があります。むしろ、市街でぶりが食べられるのだから喜ぶべき点ですね。
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写真は、戸島港(本浦)の郵便局。

次の船が来るまでの5時間を盛大に持て余したわけですが、何もすることが無いので、とりあえず散策。そうは言っても、周囲18kmある戸島の大きさとは裏腹に、大きな集落は島の東側の2つ(定期船の来る本浦、小内浦)なので、小一時間もあれば周れてしまいます。平日であれば、貨客船と高速船をうまく使って、1時間程度の滞在に抑えるのがベターかもしれません。

島の西側にも集落が一つあるのですが、細長く暗い山道を歩いて越えなければならないので、結構大変です。島にはレンタカー、レンタサイクルなどあるわけもなく、ここにはカーフェリーはやってこないため、徒歩以外の手段が存在しないわけです。今回は、途中で断念しました。

ちなみに、島には民宿が1軒あると島の方が仰ってたので、民宿で一泊という手もあります。
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島めぐりのバイブル『シマダス』によると、この島には300人が暮らしているとのことで、小学校もまだ現役です。
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本浦と小内浦の間を結ぶ道から見た本浦。
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港で何をするわけでもなく、ぼーっと時間を潰していたら、港にわらわらと人が集まり始めました。定期船の時間のようです。
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戸島の皆さま、お邪魔しました。今度は本土でぶりを頂きます。

※往路は見落としていましたが、高速船の行先板は、戸島と蒋渕半島だけが書かれていて、嘉島は書いてないんですね。なんだか、宿毛市営船の鵜来島を思い出します。
(このペイジの作成者 いし)