旅に、出た。

バス乗ったり、島行ったり。マニア2人の共同旅ブログ

乗り物好き若手リーマン2人、それぞれの旅行記録

2024年10月

こんにちは てらです。
平日、闇夜迫る南港に家族で訪れた。
九州方面へ行く際に飛行機や新幹線が所要時間的に選択肢に入ってくるのだが、なかなか小さくてじっとしていられない子供と一緒だと周囲に気を遣う。
その点、フェリーは個室もあって、寝ている間に移動できて、個室を使っても飛行機より安い…といった形で深夜早朝の便でなければ子連れに優しい交通手段なのかもしれない。
今回、九州方面の家族旅行で名門大洋フェリーに乗船することにした。
R0035159
南港は新交通システムニュートラムの改札からフェリーターミナルまで歩道橋で直結。
R0035158
大阪南港からは東予行きのオレンジフェリーと新門司行きの名門大洋フェリーの2航路が運航されている。
17時に出港する第一便は新門司港に到着する時間が6:00前と大変早い時間なので第二便に乗船した。

同じく南港から出るオレンジフェリーも乗船経験があるが、全室個室で大変快適であった。
R0035165
今回お世話になるのは名門大洋フェリーのフェリーふくおか
R0035177
名門大洋フェリーの4隻の船にはシティラインという愛称がついている。
R0035178
夜行フェリーに乗るときに最もワクワクするのは乗船してこの階段を目にするときではなかろうか。
R0035166
2-4名用の和室個室(ファーストJクラス)に宿泊。まるで旅館の一室である。
ホテルのようにベッドが備え付けられた個室もあるのだが、子供をベッドに寝かせるのは不安があったので和室にした。
船首側の部屋なので窓からの景色が早朝は期待できそうである。
R0035176
売店の営業は22:30まで(1便は21:30まで)だが、自販機コーナーはこのように充実のラインナップ。カップ麺の販売機もある。
R0035181
廊下、7階は個室中心の部屋割り。
R0035180
こういうのもついつい写真を撮ってしまう。
_MG_7842
折角なので夜の潮風にあたりながらファンネルマークを眺めた。明石海峡大橋、瀬戸大橋、来島海峡大橋を時間によっては見ることができ、通過時間の目安の記載もある。私がデッキに出た23時過ぎは進行方向後方に小さく明石海峡大橋が見えた。
R0035184
船内の熱い大浴場に浮かび、部屋に戻ってからゆっくり寝てしまい、起きたのは7時過ぎ。
慌てて子供とレストランへ駆け込む。船からは既に山口県西部の街が朝日に照らされていた。
R0035183
展望レストラン、平日で営業終了間際の利用だったためか空席が多かった。
朝食バイキングの盛り付けがイマイチうまくいかず、写真は省略させてもらうが、和洋いずれも用意されておりご飯にもパンにも合う味付けのちょっと良いクラスのビジネスホテルの朝食のようだった。
R0035187
今回宿泊した部屋からは船首の景色を見ることができる。レストランから戻ると既に新門司港の湾内に入っていた。
R0035188
定刻で新門司港に到着。
R0035189
専用の塗装が施されたバスがお出迎え。門司まで35分、小倉まで45分ほどで到着する。
R0035227
この日、門司港観光の後にお昼を食べるいとまがなく久々にかしわうどんにお世話になった。18きっぷ片手にLCCを使って福岡から長崎祖父母の家や佐賀の親戚を訪れていた時に中央軒には何度かお世話になっていたが、こちらの店舗も甘く煮たかしわが非常においしかった。

(このページの作成者 てら)

こんにちは てらです。
大阪に住んでいると、大学の友人の用事や出張以外ではすっかり東京に行かなくなってしまった。東京の外側も、よほどの用事がない限りは…。折角なので関空から成田へLCCに揺られ、久しぶりに京成電車を撮影することにした。
本当であれば空港から東成田駅まで歩いて芝山千代田駅まで行ってみて…といろいろと寄り道したかったのだが、撮影したい電車の兼ね合いもあったのでまた今度の宿題に。
R0033517
揺られること30分、ユーカリが丘で下車。
山万という不動産会社が運営している新交通システムとやらがあるそうなのだが、関東在住時には乗ったことがなかった。果たしてどんな路線なんだろうか…。
R0033500
京成の改札をぬけ、北側の通路へ。土曜の昼間ということもあってか人通りがない。
R0033501
券売機と改札機が現れた。もう都市圏では見られなくなったバーのついた改札機。
R0033502
料金表と路線図は全然均一料金ということもあり非常にシンプル。テニスラケット型の路線を反時計回りに回る運行形態だ。
R0033503
なるほど均一料金だとこういうボタン配置で十分というわけか。
R0033504
改札は4通路。
R0033505
階段を上がりホームへ上がった。
ユーカリが丘は他社線との唯一の接続駅であり終点。2駅先の駅(公園駅)から環状して再びユーカリが丘に戻ってくる路線形状をしている。
R0033506
顔はめパネルが先頭車停止位置付近に設置されていた。
R0033508
乗る電車が入線。全区間においてワンマン運転を行っている。ユーカリが丘という地名も山万が名付けたためか、コーポレートカラーが緑だったり、コアラがイメージキャラクターだったりとなにかとユーカリに因んでいる。その気になって探すと券売機や改札機も緑だったし上屋も緑…。
R0033510
なんとこの車両は非冷房で夏場はおしぼりの配布があったりするそうだ…短時間とはいえ真夏のラッシュ時とかは暑そうである。
R0033512
公園駅を出ると線路が二股に分かれる。一周すると写真中央奥から再び合流しユーカリが丘を目指す。
女子大駅に車両基地が併設されているため、朝晩の増便時に女子大始発便や女子大止まり便が設定されている以外は同じ編成がぐるぐる回り続けるようだ。
R0033513
山万の外郭側にニュータウン開発が行われており、内側の景色は非常にのどか。調べたところ山万の内側は市街化調整区域にあたる。
R0035001
1周回って公園前で下車。
R0035000
ホームから分岐点を望む。
新交通システムは鉄道と比べて無人で味気ないイメージを勝手に持っていたけれど、なかなか濃くて面白いのかもしれない。


(このページの作成者 てら)

↑このページのトップヘ