旅に、出た。

バス乗ったり、島行ったり。マニア2人の共同旅ブログ

乗り物好き若手リーマン2人、それぞれの旅行記録

2024年02月

こんにちは、てらです。
大学生のころから、東京から会津方面へ遊びに行くときに所要時間は新幹線に分があり、価格面では東京会津若松・郡山間でバスが走っていたこともあり乗ったことがなかった野岩鉄道線、会津鉄道線。
調べていると、6050系を使用した臨時列車が走るとのことで撮り鉄も乗り鉄も両立できそうである。
そうなれば話は早い。最初は宇都宮に宿をとって日光線で今市まで出て…と考えていたのだが、浅草から特急に乗れば宇都宮を出る時間と小一時間も差はない。折角なので行ったことのない浅草から特急に乗って野岩鉄道線、会津鉄道線を乗りに行くことにした。
全線複線で高規格な伊勢崎線、日光線に揺られた後、鬼怒川線からは一気にローカル線の様相に様変わりしたものの、鬼怒川温泉まで2時間余りの快適な移動だった。
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終点の鬼怒川温泉駅からAIZUマウントエクスプレスは2分の乗り継ぎ。車両の写真や駅の写真を撮る間もなく列車は満席に。
3両の特急からほとんどの人が乗り換えていたので新緑や紅葉の季節ではないものの奥日光や塩原方面への温泉旅行をする人だらけであった。
野岩鉄道線はもともと国鉄会津線(現会津鉄道)と国鉄日光線(JR日光線)を結ぶ路線として敷設、国鉄の経営改善の一つとして工事が凍結された際に、第三セクターで工事を続行し東武鉄道と直通運転を行うこととなった。
なるほど、国鉄転換線(会津鉄道)と東武鉄道をどうして結んでいるんだろう…という謎も調べてみて初めて知った。
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1週間前に大雪だったようだが、晴れていても残雪がところどころある東武鬼怒川線沿線。
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川治温泉~川治湯元の車窓からはダム設備が見える。最初はダム湖から野岩鉄道を撮影することも考えたのだが帰る時間が遅くなるので泣く泣くあきらめた。
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湯西川温泉は結構な利用者が下車。バスに乗り換えて湯西川温泉に行く人が大半の模様。
AIZUマウントエクスプレスは専門の派手な塗装である。以前は名鉄8500系が担当していた。
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湯西川温泉は日本でも数少ない365日営業しているトンネル駅。土合、筒石などが有名だが、湯西川温泉もこのうちのひとつである。
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階段を上がると、湯西川温泉に接続するバスが待っていた。
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こちらが今回のお目当ての一つ、6050系の定期運用が湯西川橋梁を渡るところ。
撮影するところをどこにするか迷ったが、鉄道建設公団線であるところがわかりつつ、景色も風光明媚なところにしたかったのでこの場所をチョイス。駅からも近かったので非常に良かった。
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駅に併設されている道の駅に温泉があるため、ひとっ風呂浴びて駅へ。
折角のトンネル駅、雰囲気がわかるように色々撮影。
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発売範囲が広くてびっくり。係員さんがタブレットを操作しレシート状の切符が出る。この範囲の駅はレシートの切符を収受することもあるってことなんだろうか…。
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ホームへ続く階段
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列車が来る直前のホームは雰囲気がある。ここで第二のお目当てを待つ。後編へ続く。

※鉄道路線としては新藤原~会津高原尾瀬口が野岩鉄道の所属である。
 今行程では直通列車に乗車しており、新藤原から乗車していないため鬼怒川温泉~湯西川温泉としている

(このページの作成者 てら)

こんにちは てらです。
今シーズンは寒さが訪れる直前まで暑い日々、とりわけ秋が短かった気がする。
9月下旬のとある日、秋を感じに近所の路線をちょっと撮影しに行きました。
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難波で電車を待っていると乗る予定の電車が6000系だったので先発列車で先回りしてスナップで一枚。ハイキング客が目立ったが空席にありつけた。
高野線の大阪府内とベッドタウンになっている和歌山県橋本市を結ぶこの区間は昔は単線で有効長も短かったが、今は20m車8両が乗り入れる。千早口、天見、紀見峠の各駅は列車本数こそ多いものの、通勤路線とは思えないような風景が広がる。
河内長野市のニュータウンが広がる美加の台を出ると、電車はぐんぐんと勾配を登りながらトンネルを走る。
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6000系は大手私鉄で最後に残った片開扉の車。額縁のように大きな窓から景色を映し出す。
千早口駅を降りると、大阪市内よりもややひんやりしているように感じた。半袖だと寒く感じる。
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頭を垂れる黄金色の稲穂、通過していくのはリバイバル装飾が施された6000系。
里山の風景と高野線の最古参車両を絡めて撮ることができた。
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橋本行きの急行に充当していたので、折り返しを天見駅前の踏切で一枚。前面の丸みを帯びたステンレスボディが光の当たり方で引き締まってカッコよく見えた。
市内からほんの小一時間だが、素敵な秋を感じることができた。

(このページの作成者 てら)

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