こんにちは てらです。
在来線特急が縦横無尽に走り回り、いろいろな地名が表示板に表示される在来線の駅も少なくなった。
新幹線ネットワークが張り巡らされていることの証左でもあり、利便性を享受している側としてはありがたいことである。
北海道最大のターミナル、札幌駅。高度経済成長期を経て民営化の前後で鉄路の縮小は加速度的に進み、最大の路線網を誇っていた頃と比べると見る影もなくなってしまったが、それでも大きな都市の地名が表示板に踊る。
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独特の盲導鈴の電子音と、この黒基調のサインは札幌に来ていることを思い起こさせる。
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札幌駅は東西に改札口があり、ずらっと改札と行先表示板が並ぶのが特徴的。
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新型感染症の流行時期と来訪時期の関係からコンコースはがらんとしていた。
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函館線下りならびに千歳線上り方面の時刻表。函館本線は函館から長万部、小樽を経由して旭川に至る路線なので江別、岩見沢、旭川方面は下り、千歳線は苫小牧から札幌に至る路線なので札幌から千歳、苫小牧方面は上り。路線の敷設の歴史を踏まえれば当たり前なのかもしれないがちょっと混乱する。
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在来線特急が少なくなって吊り下げタイプの乗車位置案内を見かけることも少なくなった。カムイ、すずらん、オホーツク、ライラックと豪華な名前が連なる。道内は函館方面、帯広、釧路方面も特急が走る。
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駅そば屋の弁菜亭の湯気が寒い冬はそそる。
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これは明り取りの窓…?と思ったのだが、ディーゼル車の排気を逃がす換気口の役割も兼ねているようだ。
雪を纏った気動車特急が停泊していると様になるのだが…。
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各ホームには立ち番の係員がおり、終客相図と出発指示表示が表示される。もともとホーム目いっぱいまで列車が止まっていたころの名残なのだろうが、おおぞらや北斗が短編成化され、ブルートレインが無き今、目いっぱい止まる列車があった時代の証人の一つだろう。
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3両編成の普通が佇んでいる姿はがらんとして見える。
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新型感染症により旅客の往来が少ない時の写真だらけだが、また通勤客や旅行者でにぎわう日々が戻りつつある。

(このページの作成者 てら)