旅に、出た。

バス乗ったり、島行ったり。マニア2人の共同旅ブログ

乗り物好き若手リーマン2人、それぞれの旅行記録

2022年09月

こんにちは てらです。
いまや多くの人にとっての四国の玄関口になっている高松、そんな高松にも私鉄が走っており、四国随一の繁華街に乗り入れている。
高松琴平電鉄は高松市街から綾川町、琴平町を結ぶ琴平線、三木町やさぬき市を結ぶ長尾線、志度線の3路線を抱える路線である。
JRが港に近いところに駅を構えているのに対して、高松琴平電鉄は高松の中心部を通るためJR高松駅に一番近い高松築港駅はこじんまりとしたたたずまいである。
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駅は終日係員がいるようであるがJRのような駅ビルはない。そのかわり2駅隣の瓦町駅は大きなバスターミナルを抱える大きな駅ビルがそびえている。
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券売機2タイプに窓口とフルスペック。おそらくJRやフェリーから乗り換えてくる人の想定もされているのだろうか。
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自動改札機もきちっと備わっている。隣の徳島県は自動改札機がないのだが、琴平電鉄は瓦町や高松築港には改札が鎮座している。
ただしこれらはIC専用の改札機である。
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ホームは長尾線と琴平線で分かれている。今回は瓦町へ用があるのでどちらでも先に来た電車に乗ればよかった。左から①番乗り場、②番乗り場は降車ホーム、③番乗り場と分かれている。
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①番乗り場は琴平線の乗り場である。
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①番乗り場は左手の石垣から想像がつく方もいるかもしれないが、高松城の傍に位置している。
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内堀の説明…鯛が見れるなんて釣れはしないだろうけれどちょっと得した気分である。笑
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1番乗り場からお濠を望むことができる。高松築港を出た列車は片原町までお濠に沿って旧曲線を曲がっていく。

隣県の岡山県はこじんまりとしながら面白い路面電車が走っています。こちらもターミナルを訪れました。
(このページの作成者 てら)

こんにちは てらです。
先日、伊勢参りへ行ってきました。近鉄特急の車内アナウンスでは、伊勢市が各方面のバスへの乗り換え駅である旨を案内しているが、あえてもう一つとなりの宇治山田駅で下車することにした。
伊勢市駅でJRの広い構内の端を間借りするように止まった近鉄は宇治山田に向けて急曲線を描きながら高架を登る。
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珍しい高架駅…と書きたいところなのだが三重県内を走る近鉄は盛土の上にホームが設けられた高架駅が数多くある。
宇治山田は1,2番線に特急・急行の折り返しにも対応するホームを構えた3面4線の駅である。
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歴代総理大臣の伊勢神宮参拝や天皇皇后両陛下が伊勢神宮を参拝するときの拠点が宇治山田駅になっている。我々一般人が入ることはでいないが貴賓室なるものが2階にはあるそうだ。明り取りの窓、球体の電灯、西洋を思わせるような様式の柱。大阪や名古屋から1時間半ちょいで伊勢参りができる手軽さはあるものの、駅の荘厳さから特別であることを感じさせてくれる。
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宇治山田駅の設計は東武浅草や南海難波設計に携わった久野節によるもので、国の登録有形文化財に指定されている。
この角度でも十分立派な駅だということがわかるのだが…
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ロータリーの上屋がないところから駅を見るとまた違う表情を見せる。
近鉄とかかれた塔屋が姿を現す。塔屋のみ駅の5階部分にあり、駅の開業直後から1960年代までは消防署のものが火災を見張るために詰めていたそうだ。
伊勢参りの立派な玄関口を後に伊勢参りへ向かった。

(このページの作成者 てら)

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