旅に、出た。

バス乗ったり、島行ったり。マニア2人の共同旅ブログ

乗り物好き若手リーマン2人、それぞれの旅行記録

2020年04月

こんにちは。てらです。
先日長崎に行ったときに久しぶりに路面電車に乗ったのでそのときの写真を何枚か記事にしました。
長崎市内を走る路面電車は総延長約11kmで、主要な観光地を結んでいるのだが、今回紹介するのは5番系統の中でも南半分にあたる大浦支線である。
系統番号や路線名で言われてもピンとこないと思うので詳しくはこちら
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大浦支線は、長崎市の繁華街である新地中華街電停が正式な始点となっている。しかしながら5番系統は全て蛍茶屋まで直通するため、乗っていてあまり始点を意識することは無いだろう。
2018年に便宜を図るため、観光地や公共施設の最寄電停は観光地や施設の名前をいれる改称を行った。新地中華街電停も「築町」から改称されて現在の駅名になっている。長崎には定期的に訪れていたので、私にとっては「新地中華街」という電停名はまだ聞きなれない気がする。
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新地中華街電停の隣がメディカルセンター電停。これも2018年以前は市民病院前だった。この電停から単線になる。
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大浦天主堂電停より石橋方面を望む。長崎は海の街なのだが、路面電車はあまり海から近いところを走っておらず、このように運河と並走している景色を見ることができるのはこの区間のみだ。
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終点石橋電停 ちょっと遅れて到着していたこともあり、せかせかと折り返していった。
国道沿いを路面電車がひっきりなしに離合する本線と違い、単線で路面電車が行ったり来たりする大浦支線。グラバー園や大浦天主堂の観光ついでに終点まで乗ってみてはいかがだろう。

(このページの作成者 てら)

こんばんは、いしです。
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JR高崎線の新町駅から2時間以上をかけて、上野村までやって来ました。
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こちらは役場近くのバス停。バスが通るとは思えない細い路地にあります。メインの国道は集落から少し離れた山肌を走っていて、おそらく新道なのでしょう。
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上野村の街中は、うねる細い路地が繋がっていて、全体感が掴みにくく感じました。
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役場近くは川和という集落のようです。
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役場の近くの集落は観光客が立ち入れるところがあまり見当たらなかったため、歩いて西の方にある集落へ。
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少し山を登り、集落を見下ろせる国道を歩きます。
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このトンネルを抜ければ、隣の集落です。
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トンネルを抜けた先に、乙父(地理院地図によれば、おっちと読むそう)に向かう道があります。
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畑と家をつなぐ道をたどって川を渡り、乙父を歩くと、集落内に、「母の菜豆(かかのさと)」というカフェがありました。営業終了時間ギリギリでしたが、切り盛りされているお母様のご厚意で上がらせていただきました。

こちら、後から調べたら、営業日が限定で、要予約とのこと、、、次は予約して伺います。ご迷惑をおかけしました。
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コーヒーも大変おいしかったですが、パンナコッタや、
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群馬名物みそおにぎりまで出していただきまして、どれもおいしい!思い出に残る味でした。しっかり米粒一つ残さず頂きました。
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また訪れたい店の一つです。

(このペイジの作成者 いし)

こんばんは、いしです。
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神流川沿いに位置する群馬県神流町は、平成の大合併で万場町と中里村が合併して誕生した、新しい街です。
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真夏のこの日、万場はキャンプにやってきたファミリー客、レジャー客で町が大変賑わっていました。河原に、子どもが楽しめる小さな人口流れるプールのようなものが作られています。
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河原からの隣にあるメイン通りは、嘘のように静かです。
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それでも、車やバイクなどの交通量はそれなりにありました。また、飲食店も何軒か。あるいは、レジャー客向けの河原の屋台で食糧の調達も出来ます。
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万場の街は県道46号に沿って細長く立地。
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街の西端には、八幡神社が。
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神社の向かいにある商店には、今なら物議を醸しそうな一文も。

神流町は観光協会が川や山で遊ぶレジャーを提案しており、まさにその通り、首都圏からのレジャー客で賑わっていました。

(このペイジの作成者 いし)

こんばんは、いしです。
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鬼石郵便局バス停は、鬼石の中心街に位置します。
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目の前は群馬県道13号。
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想像してたよりも、歴史ある建物が残っています。
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以前紹介した通り、鬼石の近くを流れる神流川を渡れば、すぐそこは埼玉県です。
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ここから先は、埼玉県神川町。
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下には、かつての自治体名、神泉村の石碑が。神泉の集落は、川から少し道を上がったところに位置していますので、神流川にかかる橋から集落を見ることはできません。
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ちなみに、鬼石の対岸にある埼玉県の観光案内所近くからは、鬼石の街が一望できました。
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鬼石に戻ってきて、街を眺めます。
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中心地ですが、ほとんど人も歩いておらず、たいへん静かな場所です。

鬼石はかつて、十石街道の宿場町として栄えたのだとか。確かに、この道をまっすぐ信州方面に進むと、関東最強酷道と名高い酷道299につながり、十石峠を越えて長野県に至ることが出来ます。鬼石にぽつぽつと存在する古い建物は、その名残なのでしょうか。

首都圏に住んでいても、ほぼ聞くことのない、鬼石。なんとも魅力的です。

(このペイジの作成者 いし)

こんばんは、いしです。

2019年夏、群馬県上野村へ路線バスで行ってきました。

群馬県上野村へのアクセスは、JR高崎線の新町駅から発車する、日本中央バス奥多野線を利用することになります。

奥多野線は高崎市新町から、藤岡市、旧鬼石町、神流町(旧万場町、旧中里村)を経由して上野村に至る、約2時間30分も走り続ける(しかも車両はポンチョサイズの小型バス)ストイックな路線バスです。区間便を除いて7便/日、区間便を入れて11便/日と本数も多く、1日乗車券も存在して、ローカル路線バスの旅にうってつけ。
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高崎線を新町で下車。
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駅前ロータリーに、居ました。日本中央バスです。都心では群馬行の高速バスをよく見かけますが、一般路線バス車はここまで来ないと見られません。
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新町駅前のバス時刻表をチェック。年季が入っています。上野村へは看板左側の鬼石行・上野行を使います。平日と土休日でダイヤが異なるので要チェック。

一日乗車券は車内でも販売しています。まずは新町駅から朝の区間便(鬼石行)で鬼石へ。バスは途中、八高線の群馬藤岡駅を経由して、鬼石へ向かいます。
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鬼石着。
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奥多野線は、写真の通り、日野のポンチョサイズの小さな車両。これで山道を2時間半も上野村まで行くのだから乗り通すのにも覚悟が必要。酔い止め、飲んでおいた方が無難。
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鬼石郵便局バス停は、待合所もあります。
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鬼石の中心地は、すぐそばに川が流れており、対岸は埼玉県の神川町。ゆえに、本庄から上里を経由して神川町へ至る埼玉県内の朝日バスが一瞬だけ、この鬼石へやってきます。公式には案内されていませんが、乗り換えが可能。
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噂の、朝日バス。群馬県でみられるとは、なんとも不思議な場所です。
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後ろには、埼玉県神川町の町営バスも。町営バスが他都道府県へ乗り入れるのは大変珍しいのでは。

この後、鬼石を少し散策して、再び日本中央バスへ乗車。新町駅から鬼石郵便局までは約40分の道のりでしたが、ここからバスはいよいよ山道へ分け入ります。下久保ダムを車窓左手に見下ろしながら、うねる山道をさらに50分(新町からは90分)進むと、神流町の中心地、旧万場町に到着です。
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万場バス停では、ほとんどのバスが10分ほど時間調整します。この日は、万場あたりで昼休憩にしました。
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さて、万場にある八幡神社から乗りバスを再開。ここから30分かけて上野村へ向かいます。バスはこれまで走ってきた国道462をひたすら西進。途中、神流町が終わるところで、埼玉から来た関東屈指の国道299と合流し、道は299となって、上野村へ向かいます。
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上野村では、役場前で下車しました。こちらは乙母という集落。上野村は集落が分散していましたので、数km隣にある乙父集落まで歩いて移動しました。

(このペイジの作成者 いし)

こんばんは、いしです。

2019年夏、静岡県が誇る長距離路線バス、安倍線に乗車しました。

安倍線は、静岡市内の安倍川沿いを真っ直ぐ北上していく幾つかの路線の総称。そのうち、今回は最も北にある梅ヶ島温泉へ向かう路線バスへ乗車しました。
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始発は、新静岡バスターミナルから。
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5番バス停より発車です。
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しれっと書いてありますが、安倍線は、4-5本/時間ある便の内のほとんどが免許センター止まり。その先へ向かう便は1-2本/時間程度で、その先で行先が枝分かれしたり、途中のバス停で折り返したりしますので、終点の梅ヶ島温泉行は5本/日程度しかありません。

免許センターまでは、新静岡から約30分。その先、分岐点にある六番バス停まではさらに20分。梅ヶ島温泉は六番から進むことさらに1時間かかります。すなわち、静岡→梅ヶ島温泉のバスは、約2時間かけて狭隘な山道を登り切り、しかも路線はすべて静岡市内を走っているという、マニアックなポイントが盛り沢山の路線です。

ちなみに、六番バス停から分岐して県道27号線を横沢バス停まで向かう安倍線は、終点の横沢から、井川ダムの先の集落、井川まで行く路線バスに横沢で接続しています。静岡から井川までバスを乗り継いで行けるそちらの方が、鉄道マニアやバスマニアには有名かもしれません。

車内から道の様子が上手く撮れなかったので写真はありませんが(参考:バス路線図)、バスは最初、静岡市街地をこまめに停車しながら降車客を扱い、免許センター近くまで行くとバス車内はほとんど乗客が居なくなりました。前述の通り、免許センターより先はバスの本数が1時間に2本程度になります。

免許センターから先は、バスは4方向に分かれます。麻機方面、横沢・上落合方面、有東木方面、梅ヶ島温泉方面です。まず、免許センターからすぐに麻機行が分岐(1日3本)します。その先、折返し場のある油山(新静岡から40分)までの区間便も2時間に1本程度存在します。油山から先はさらに本数が減って、安倍線で最も重要な分岐点が「六番」バス停。ここで、県道27号を井川方面に向かうのが横沢行、上落合行(各4本/日)。「六番」から先は12本/日まで減ります。

「六番」を過ぎてバスはさらに安部川沿いを北上します。「六番」の隣の相渕バス停も、相渕止まりの区間便(6本/日)が折り返すところ。相渕で本数はさらに半減します。

相渕より先、バスは集落の真ん中を通る狭い旧道を通り、さらに、県道自体も狭くなり、車窓両側に山肌を眺めながら登坂していきます。

平日の朝晩だけ区間便のある下度を通り過ぎると、バスは渡本(どもと)バス停を通過します。渡本からは有東木行のバスが分岐します。有東木は山梨との県境の地蔵峠へ向かう行き止まりの集落。面白いことに、平日は有東木~相渕・六番の区間便が走り、5本/日が維持されています。末端だけの区間便はなかなか見ないので面白いです。 

渡本を過ぎると、バスはいよいよ梅ヶ島温泉行だけ。日に5本が終点まで向かいます。
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こちら、終点の梅ヶ島温泉バス停。
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バス停といっても、細い道にバス停があるだけ。
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よって、バスはバス停の先にある転回場で、折返し時間まで待機します。
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ちなみに、この県道29号線、ここが行き止まりです。この先、林道が安倍峠を経由して山梨県身延町まで通じています。
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延々と文字で説明して来ましたが、地図に落とされた安倍線の路線を見ると、その長さが一目瞭然です。新静岡が画面右端で、左の上が梅ヶ島温泉と有東木。左下が横沢と上落合。左の末端部分は、どこも地図に入り切ってないですね。
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帰りも当然、しずてつバス。
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六番を過ぎてから梅ヶ島まで、県道29号線はずっとこの調子の狭路。
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集落の道もこの狭さ。運転に気を使います。おそらくこの辺りは渡本あたりかと(記憶が曖昧ですみません)。

安倍線、横沢乗り換え井川も含めて、もう一度乗ってみたい路線です。

(このペイジの作成者 いし)

こんばんは てらです。
先日、水間鉄道線に乗ったのだが、そのまま折り返すだけだと味気ないので水間観音へ参拝してきた。その時の記事は(こちら
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水間観音駅付近から西側(海手)
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水間観音系付近から東側(山手)
貝塚市の市街地を走っていた水間線も終点が近づくにつれ市街地から山間地域へと雰囲気ががらりとかわる。
水間観音駅よりも西側は国道のバイパスが通り、交通量も多い。
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6km先にある大阪府立少年自然の家があるあたりは「奥水間」と呼ばれ貝塚市内でも山間部にあたり、温泉なども湧出する。
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10分ほど歩くと周囲が開けてくる。
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今回参拝した水間観音、道路標識に「恋人の聖地」って書かれたりするんですね。
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水間寺の由緒は700年代と古く、聖武天皇が都の南西に開創するよう勅願を受けて開かれたそうだ。
しかし当時の建物は失火してしまい多くが1800年代岸和田藩主が寄進したことにより再建されているそうだ。
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橋を渡ると、目の前に本堂と三重の塔がそびえる。
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本堂。初詣などの際には泉州地域で多くの人が参拝している寺社ということもあり、一度に多くの人が参拝できるように賽銭箱が横長だったり鰐口(拝殿にある鐘のようなもの)がいくつもあったりしたのだが、平日の昼間ということもあり、参拝している人はまばらだった。
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三重塔と本殿が隣り合っている。三重塔は大阪府内で明治以前に建築されたもので唯一現存するそうだ。写真や映像で水間寺が紹介されるときもこのような写真で紹介されることが多いので写真を見てピンときた方もいるかもしれない。
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藍染堂。藍染明王が祀られており、良縁成就などのご利益があると言われている。先ほどの道路看板でも紹介した、百姓の娘であるお夏が藍染堂で祈願を行い、役人の清十郎のいわゆる「格差婚」を果たした物語は水間寺が舞台だといわれている。しかし江戸時代の作家井原西鶴はお夏清十郎物語の舞台を姫路としており、どうも諸説あるようである。
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国道170号線(旧道)は泉佐野市、熊取町を経由して貝塚市より、ここから和泉市を経由して河内長野市方面へ至っている。
奥水間方面へも、一日5往復程度バスが通っているようなので、そこはまたの宿題ということで、来た道を戻った。

(このページの作成者 てら)

こんにちは てらです。
大阪南部を走る南海本線に乗っていると、途中駅で不思議な看板を目にする。
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奥水間ハイキング 水間鉄道 という年季の入った看板である。3年ほど前から気になっていたのだが重い腰をやっとあげて、今回は水間鉄道に乗車してみた。
水間鉄道はもともと水間寺への参拝輸送を目的として敷設された鉄道会社である。
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始点となっている貝塚駅は、大阪南部の貝塚市の中心駅として機能しており、水間鉄道の始発駅で南海線との乗換駅でもある。
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南海線は郊外の橋上駅舎なのに対して、水間鉄道は東側に隣接するようにこじんまりとしている。
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貝塚から水間観音まで9駅、20分ほどで終点についてしまう。ちなみに水間鉄道は20分に一本だが、南海線は15分ヘッドのダイヤを組んでいるため、接続が悪い時間が存在する。まぁ、こんな風にいろいろ写真を撮って記録するには悪くないのだが…。
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2両編成の列車が入線してきた。水間線はすべてが2両編成で、朝ラッシュなどに増結されることはない。
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ワンマンなので車端部に案内用のLEDパネルが設置されていた。
水間鉄道は、以前は南海が筆頭株主だった時代もあったようだが、資金繰りの悪化により自主再建を断念。現在はうどん、そばのチェーン店の杵屋の傘下に入っている。
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全てが貝塚市内を走るということもあって、貝塚市の広報紙が中づり広告につられていて、まじまじと読んでしまった。
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路線は貝塚市の市街地を通り、途中の名越駅で列車同士の交換を行った。終点、水間観音には定刻に到着した。
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水間観音駅は「苔玉の駅」だそうで、苔玉がいたるところに吊るされていた。
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真四角に近いサイズの駅名表。他社ではあまりみないかもしれません。
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車止めが植え込みになっているのがなんともローカル鉄道っぽさを醸し出している。
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水間観音駅には車庫が併設されており、点検が行われている車両を車窓からみることができた。
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水間観音駅、水間寺の多宝塔を模した駅舎が特徴的だ。貝塚駅と並んで水間線の有人駅である。以前は水間駅だったが、2009年に改称された。
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塔の部分は吹き抜けになっていて、観光案内が掲載されている。厄除けのメッカ…。
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隣接する駐車場には南海貴志川線のお古で実際に水間線で走っていた車両が眠っていた。
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帰りはなんと青森県の弘南鉄道とタイアップしたラッピングの車両が来た。タイアップしている経緯はこちらに詳しく乗っている。どうやら東急電鉄からの譲渡車をどちらも使用していることに由来しているらしい。水間鉄道は現在、全車両が東急電鉄から譲りうけた車両である。
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たしかにつり革には東急の名残が色濃く残っていた。…渋谷の文化村!
往復あわせて小一時間の小旅行だったが、楽しい初乗車だった。

(このページの作成者 てら)

こんにちは てらです。
先日、大村線に久しぶりに乗車したのだが、特に海から近い箇所を走る千綿駅で途中下車したのでその時の写真をいくつか紹介します。 
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大村線は諫早~早岐間を結ぶ路線だが、列車の多くが長崎、佐世保の両都市に直通して乗り入れる。沿線には長崎空港の最寄りである大村や有名なテーマパークであるハウステンボスなども通る。
長崎、佐世保の都市間輸送は長崎道を走る高速バスが価格、所要時間ともにやや優位であり、JR大村線は押され気味である。そのためか2018年のダイヤ改正でデータイムの列車の運行本数も1時間あたり快速と普通が1本ずつだったダイヤを普通列車に繰り下げ、1時間1本に削減されてしまった。
長崎と諫早の間はトンネルの多い新線を通るのだが、諫早を出ると海が車窓に迫ってくる。
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千綿駅は長崎駅から1時間ほど、大村からは15分程で千綿駅に到着する。私の乗っていた列車からは4、5人が降りた。
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由緒正しい木造駅舎…のように見えるが1993年に先代の趣を残したままリニューアル改築を施されているそう。現在は待合室兼カフェとして使われている…のだがヲタクのおひとり様にはちょっと行きづらい雰囲気であった。参考までにこちら
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駅名の字体や電球といった意匠もこだわれれているんだなぁということがわかる。ツバメが巣を作っているということは人が集まる時間帯が多い証拠なのだろう。
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駅のそばには観光案内の看板が設置されていた。
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駅のホームに入ると大村湾が一面に広がっている。
地図を見てもらうと一目瞭然なのだが、大村湾は西海市(地図左上)と佐世保市(地図右上)の間が橋で結ばれているため、遠くまで半島が広がっているため広い湖のように見える。
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駅から大村湾を望む。このとおり一面が海である。
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この付近で線路が湾曲しているため、海沿いを走る列車を駅から眺めることができる。
いい天気に恵まれたので、1時間の滞在も短く感じてしまった。また再訪したいな…と思うけれど行きたいところが多すぎて果たしていつになるのやら…。 

(このページの作成者 てら)

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