どうも先週に続きまして、てらです。
このページは福島県大沼郡三島町【奥会津探訪I】 の続きです。

目次
大沼郡三島町【奥会津探訪I】 
河沼郡柳津町【奥会津探訪II】 現在のページ
大沼郡金山町【奥会津探訪III】 

三島町にある温泉施設で汗を流したあと、元来た道を戻り柳津町へ入った。

(前回と地図の縮尺が異なっています)
柳津町は前回取り上げた三島町の東隣、只見川の下流側にあたり、隣の会津坂下町と並んで奥会津の玄関口のようなな存在である。
只見川沿いに車を走らせていると、只見川を渡る橋から岸壁にそびえる寺院を見ることができる。
まずは会津柳津駅前の駐車場に車を止め、圓蔵寺の裏参道を歩くことにした。
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柳津の駅前はやや町のはずれにあるためか人もまばら。C11型機関車が駅前に鎮座している。
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駅から数分歩くと店舗が並び人通りも増えてきた。
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圓蔵寺の裏参道にあたる。
圓蔵寺は、日本三大虚空蔵の一つとして数えられ、参道として町が栄えている。
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本堂には舞台がせり出しており、この通り柳津の街並みを一望できる。
一旦ここで車を取りに駅まで戻り、表参道側から表敬訪問しなおすことにした。
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中心部の瑞光寺公園の駐車場に車を止めると、眼前に広がったのは只見川に張り付くような圓蔵寺を見ることができた。
只見川のそばに圓蔵寺が建立されているのは、牛と深い関係がある。建立の際に大量の木材の運搬に難儀していたところ牛の群れが手伝ってくれた伝説や、1600年代の大地震で本堂を再建する際に牛が現れて手伝ったという伝説など、圓蔵寺と牛は切っても切り離せない関係にあり、境内にも大きな牛の石像が横たわっている。
諸説あるが、会津の伝統工芸品の一つである赤べこも、この圓蔵寺の牛にまつわる伝説から、牛を木彫りして福にまつわる赤い色で装飾を施しているようだ。
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中心部から表参道はすぐそこである。山門から改めて圓蔵寺を参拝した。
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本堂、江戸初期の地震により再建したものがそのまま残されている。…ということはおよそ600年前ということだ。
最後に参拝を終えて駐車場に戻る途中に面白いモニュメントを見つけた。
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柳津は、西山(せいざん)温泉から源泉を引いており、圓蔵寺周辺も温泉旅館が並んでいる。
本当ならば日帰り温泉でひとっ風呂浴びたいところだったが、私は金山町に向けて車を走らせた。
(続く)

(このページの作成者 てら)