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こんばんは、いしです。前回記事の続きです。

3月4日出発のおがさわら丸に乗って、小笠原諸島の父島に着いたのは翌日の11:00。この日は父島を一周しました(地図)。

船が着いた二見港のそばの集落(東町と西町)に宿から店までほとんどのものが揃っています。そこでレンタルバイクを借りて島を周るつもりでしたが、いざレンタル屋に行ってみると、近頃は運転に不慣れな旅行者の事故が目立って、警察の指導によりバイクを日常的に運転していない人への貸し出しはしていないとのこと。同じ場所で電動自転車も貸し出ししていたので、レンタサイクルで一周することにしました。
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自転車を借りて、港近くの東町を出発し、一周道路のある奥村という集落まで南下しました。父島は島の西側にいくつかの集落があってメイン。東側は山がちで集落はありません。まずは体力を使いそうな島の東側を攻めます。
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奥村の集落を過ぎたところの三叉路。写真手前からやってきて、右側が海岸。右奥へ進む道がメインルートで島の西側を走ります。左手に進むと島の東側へ行けます。
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ここから「警笛慣らせ」の標識が頻発するアップダウンの激しい道が始まります。
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集落が無くなると、ひたすらに山道。道に野山羊が現れました。
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確かに、野山羊と思しきイラストの標識も。
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島を一周する都道の東側は「夜明道路」と名付けられ、キロポストはこのような立派な石造りです。
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電動自転車のおかげでなんとか急な峠を登りきって、長崎展望台から旭平展望台付近。見えているのは島の東側。
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旧バージョンの動物注意の標識も残っています。写り込んでいるピンクの自転車が、今回レンタルした電動自転車です。
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もう少し自転車で島の東側を南下すると、羽根浦展望台に到着します(地図)。ここはガイド無しでも行ける数少ない場所。眼下には羽根浦海岸が見えました。
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ここには、珍しいバイオトイレが2台も設置されていました。ちなみに、母島にもあります。
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さらに上り下りを繰り返すと、JAXAの研究施設も見えてきます。
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ここが列記とした都道であることを示す標識です。
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だいぶ坂を下って島の南の方まで来ました。ここから道は西へ向かいます。その途中の分かれ道。
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この巽道路は、島の南東に向かって伸びている都道。都道のさらに先にはガイド付きでしか入れません。
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島の西側近くの集落までやってきました。
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まもなく島の西側につきました。ここは扇浦海岸です。
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北上して、二見港へ戻ります。丁度、日が差して二見港に停泊する貨客船おがさわら丸(右)とクルーズ船(左)が見えました。
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さらに島の西側を走る道路を北上して、境浦海岸に向かいます。
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境浦海岸も日が差し込んでいて、綺麗なブルーでした。
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この先、さらに北の奥村までのトンネルは自転車が通れないため、トンネル横の海岸沿いを迂回。この道を抜ければ奥村に到着で、二見港までも10分ほどで戻れました。
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少し休憩して、島の北西(地図だと左上)にあるウェザーステーションという展望台へ向かいます。二見から山道を登っていく途中で、二見と集落がよく見えました。この写真の中の集落が東町と西町で、ほとんどのものがここに集積しています。
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さらに登ってウェザーステーション展望台に到着です。270度ほど(島のある東方向以外)、海が見渡せる大絶景。くじらのシーズンだったので、時折クジラも姿を現していました。
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最後は、島の名産、カメ刺を食べてこの日を締めくくりました。

(このペイジの作成者 いし)