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東欧2019:Iの続き。
モスクワから最初の目的地ベオグラードへ向かいます。
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モスクワのシュレメチヴォ空港に1時間遅れで到着。タラップを降りて満員のバスで移動します。バスの中は乗継便へ急ぐ客が多く、車内は少しピリピリとした空気が流れていました。そのような空気は意に介さず、バスはゆっくりと進んでいきます。

10分以上かかってバスがターミナルに着くと、乗客は一斉に乗継の保安検査へ急ぎます。流れに乗って一緒に保安検査のところまで行き、名ばかりのパスポートチェックと保安検査を済ませました。

乗客がどっと詰めかけているのに、保安検査もパスポートチェックも1つしか入口が開いておらず、皆が殺到。検査口の前には扇形の団子状に人が群がり、我先にと急ぎます。並んだ方が早そうなのに誰一人として並ばないところに、ヨーロッパを感じます。
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3時間の乗継時間をとっていたため、なんとか乗継は間に合いました。20:45発ベオグラード行SU2092便に搭乗します。

機体はA321。3-3の座席配列です。すんなりと搭乗は終了したものの、中々機体は動かず、しばらくするとアナウンスで機体の融雪をしてから出発との案内が入りました。シャーッという音とともに外から雪を溶かしている模様。なんだかんだ1時間ほどかかって、22時前にベオグラードに向けて離陸しました。
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途中でサンドウィッチがサーブされた他は特に何もなく、ベオグラードに向けて機体はひたすらに南下。個人モニターがないので、どこを飛んでいるのか分からないのが残念なところ。

モスクワとベオグラードには2時間の時差がありますから、1時間遅れているとはいえまだまだ1日は終わりません。ベオグラード時間22時頃になるとようやく降下のアナウンスが流れ、22:30にベオグラードのニコラ・テスラ国際空港に着陸。モスクワでの駐機を除いて、約3時間の旅路でした。

ちなみに、セルビアへの入国はすんなりと行きましたが、待てど暮らせど預け荷物が出てこず、ロストバゲッジ。空港の専用窓口で確認すると翌日には滞在先に届けるとのことだったので、手配をしてホテルへ向かいました。見たところ、少なくとも3組がロストバゲッジしていました。


(このペイジの作成者 いし)