こんばんは。いしです。
東欧2019:XIの続き。目次はこちら
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スロヴァキアとチェコを結ぶ鉄道の主要ルートは2つある。①ブラチスラヴァ(Bratislava)とブルノ(Brno)をブジェツラフ(Breclav)経由で結ぶ南部ルート、もう1つは②ジリナ(Zilina)からオストラヴァ(Ostrava)をチャドツァ(Cedca)経由で結ぶ北部のルートだ。

※一方、マイナーなルートも存在する。1つは③ジリナからヴセティーン(Vsetin)を経由してオロモウツ(Olomouc)へ抜けるルート。2時間に1本、ジリナ発プラハ行の急行列車が走っている。もう1つは④トレンチーン(Trencin)からVrbovce経由でヴェセリー(Veseli nad Moravou)へ抜けるルートだ。
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写真は、ルート④を走る普通列車。トレンチーン駅にて。

今回のトレンチーンからブルノ(Brno)への国境越えでは①のブラチスラヴァ経由を選択した。
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普通列車が連結作業をしているホームの反対側に、乗車予定の列車が滑り込んできた。
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乗車するのは、R604列車DARGOV号ブラチスラヴァ行。トレンチーンを12:25発予定のところ、15分延でやってきた。前回乗ったIC列車と同じく、車内は清潔かつ快適で、スロヴァキア語と英語の自動放送が各駅到着前にある。


この列車の切符は、トレンチーン駅の窓口で、ブラチスラヴァ乗り換えでチェコ共和国のブルノまで、乗車前日に購入した。地方都市ではあるが駅では片言の英語が通じ、比較的容易に切符を入手できた。ただ、列車の座席は予約時点でほとんどが埋まっていた。実際、車内は指定していない立ち客がデッキに居る区間もあった。


結局、列車は終点ブラチスラヴァ中央駅にも15分遅れのまま到着した。

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東欧2019:XIIIへ続く。

(このペイジの作成者 いし)