2年ぶりに海外に出掛けたので、複数回に分けて更新します。

【目次(漸次、追加)】
I. アエロフロートロシア航空:東京→モスクワ(このペイジ)
IX. コシツェトラム
X. コシツェ~バルデヨフ
XI. ZSSK IC522列車(Kosice→Trencin)
XII. ZSSK R604列車(DARGOV: Trencin→Bratislava)
XIII. EC276列車(METROPOLITAN: Bratislava→Brno)


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日本からヨーロッパへの航空便は、乗継便まで含めると数えきれないほど豊富にあります。今回は値段の安さもあって、前々から興味のあったアエロフロートロシア航空(SU)を使うことに。

往路の目的地は、セルビア共和国のベオグラード。成田空港から、モスクワ経由パリ行のSU261便に搭乗し、モスクワのシュレメチヴォ空港でベオグラード行SU3742便に乗り継ぎます。
成田からヨーロッパへのSU便は毎日運航しているものの、便名と行先が曜日によって異なります。木曜はSU265便ローマ行、月曜と土曜はSU263便ロンドン行、それ以外はSU261便パリ行です。
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この日は金曜だったため、パリ行で運航。
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成田空港は第1ターミナル北ウイングからの出発。定刻は13:10発です。ところが、12:30搭乗開始と言われていたのでその頃に27番ゲートに向かうと、機内準備に手間取っているらしく12:50搭乗開始に変更されていました。

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飛行機を眺めながら搭乗口近くで12:50まで待っていると、アナウンスがあって搭乗開始が13:00に再変更。さらにその後のアナウンスで、13:20に再々変更されました。

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結局、搭乗が始まったのは13:20少し前でした。SU261便の機材はA330-300(注1)で、2-4-2の座席配列の機内は2割ほど空席があって、真ん中4列は1人しか居ないところもチラホラ。定刻より50分遅れの14:00に飛行機が動き出し、15分後に離陸しました。


注1:SU便の成田便は、2019年夏季スケジュールより、機材がB777-300ERに大型化の予定。



以下、モスクワ時間(日本-6時間)。


この日は、機内の個人モニターがつきませんでした。自分の席だけでなく、周りのロシア人もしきりにCAに尋ねており、それでもモニターがついていなかったため、飛行機全体の問題のようです。これが原因で遅れたのかもしれません。結局モニターは離陸してから2時間弱、使えないままでした。

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離陸から40分ほどで飛行機は佐渡島上空を通過し、日本海に到達(モスクワ時間で9:00頃)。日本海を北西へ向かってロシア大陸に差し掛かる少し手前で1度目の機内食が提供されました。

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この日は快晴で、極東の凍った大地が窓からよく見えました。モスクワ時間10:30頃にハバロフスク上空を通過(現地時刻17:30)。ほどなくして機窓は夕暮れを迎え、完全に日没する少し前の昼11時には機内も消灯に。


窓の外は相変わらず真っ暗なまま、モスクワ時間15:00頃に機内の灯りが再び点灯。2度目の食事の提供がアナウンスされ、モスクワまで残り3時間40分とのアナウンスも。このまま行くとモスクワには18:40頃の到着。時刻表上の到着時刻は17:35なので、成田での遅れをそのまま引きずっていることになります。

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16:00前には機内食がサーブされ、間もなく飛行機はウラル山脈を超えて、いよいよヨーロッパロシアへ突入しました。


18:10にはシートベルトサインが点灯し降下開始のアナウンスも流れました。モスクワは0度で天気はみぞれとのこと。徐々に高度が下がっていき、18:50にシュレメチヴォ空港に着陸しました。

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降機は久しぶりのタラップ。足元の雪で滑ら無いようにゆっくりと歩いて、移動用のバスにギュウギュウになりながら入ります。東京の朝ラッシュ並みの混雑でした。


(このペイジの作成者 いし)