旅に、出た。

バス乗ったり、島行ったり。マニア2人の共同旅ブログ

乗り物好き若手リーマン2人、それぞれの旅行記録

三陸鉄道北リアス線には2014年、2015年と二度乗っている。
どのような構成にしようか少々悩ましかったが、初めて北リアス線に乗ったときに、もう一度行きたいと思ったところを再訪したので、それがわかるように書きたいと思う。

初乗車編
恥ずかしながら、三陸鉄道に初めて乗ったのは、偶然だった。
私は18切符で旅行しており、盛岡まで高速バスに乗車後、花輪線周りで青森に抜ける予定だった。
しかし、大雨により花輪線はその日、長時間運休を余儀なくされていた。

そこで
1.IGRいわて銀河鉄道乗車後に大湊線に乗車する
2.田沢湖線に乗車して角館の街並みをめぐり、羽越線で青森にでる
3.山田線、三陸鉄道、八戸線を回って青森にでる

という三つの選択肢から青森行きを考えることになった。
たまたま、その日からさんりく北リアス号が盛岡から久慈まで運行されていることを盛岡駅で知り、まよわず3.のルートを取ることにした。
_MG_0622_convert_20190102092612
_MG_0620_convert_20190102092804
この日は運行初日であることに加え、数少ないキハ28・58系のKenji号が運行するということもあり報道陣が詰めかけていた。
_MG_0627_convert_20190102092826
駅員さんのお見送りもあり、盛岡を定刻に出発。
山田線内は列車交換をする以外はノンストップで走りぬけ、宮古で乗務員交代を兼ねた小休止がある。
_MG_0651_convert_20190102093852
Kenjiはもともと非電化区間向けのジョイフルトレインという事もあり座席が2+1列というグリーン車並みの配列である。また、2014年時点ではJR東日本最後のキハ28・58形ということもあり注目度が高い列車だ。(惜しくも2018年に運用を離脱した。)
_MG_0634_convert_20190102092906
宮古駅。ここから三陸鉄道北リアス線に直通する。
三陸線内は一の渡、田老、小本(2015年に岩泉小本に改称)、島越、田野畑、譜代、堀内、野田玉川、陸中野田と比較的乗降の多い駅に停車していく。
_MG_0638_convert_20190102093021
_MG_0639_convert_20190102092945
先の2011年の東日本大震災から3年半たっているにもかかわらず、被災の爪痕はいたるところに残っていた。
_MG_0647_convert_20190102093758
_MG_0649_convert_20190102093201
_MG_0652_convert_20190102093827
島越駅は駅舎が流されてしまい、最後まで北リアス線が不通だった区間にあたる。クウェート政府の援助により駅舎の再建及び車両の新製にこぎつけた。
_MG_0662_convert_20190102093941
堀内駅付近から見える美しい太平洋。
あの日、牙をむいたようにはとても見えない。
_MG_0670_convert_20190102094038
名勝地、十府ヶ浦海岸付近も護岸工事が進められていた。
_MG_0676_convert_20190102094108
_MG_0685_convert_20190102094225
様々な思いが頭を巡るうちに、終点の久慈に到着した。
不完全燃焼な全線走破だった。この旅は最終目的地が津軽線末端区間だったということもあり、先を急いだ。

再訪編
翌年の夏、その思いを忘れることなく宮古の地に再訪した。
宮古駅では丁寧に手入れされたひまわりが出迎えてくれた。
_MG_3966_convert_20190102094323
再訪して訪れたかった場所。堀内駅付近から見える青い海と夫婦岩である。
今回は宮古から久慈まで北リアス線を再乗車し、久慈からレンタカーを使って北リアス線の沿線を回る。
_MG_3976_convert_20190102094442
途中、陸中野田駅に隣接する道の駅でラーメンをいただいた。
_MG_4011_convert_20190102094355
車窓から見える景色をもっと近いところでというわけでまついそ公園へやってきた。
_MG_3971_convert_20190102094421
列車から見える景色
_MG_4011_convert_20190102094355
まついそ公園から広がる景色
_MG_4008_convert_20190102094553
公園で海の写真を撮っていると、臨時列車が通過した。昨年乗ったさんりく北リアス号である。
_MG_4019-1_convert_20190102094517
最後に、連続テレビ小説あまちゃんのロケ地にもなった堀内駅を再訪。
晴れていれば、十府ヶ浦海岸や久慈の街をはっきりと見渡すことができる。
広がる海をバックに列車が通過していった。

今回も天気には恵まれなかったが、初めて乗ったときにまた行きたいと思わせてくれた、三陸の海を間近で見ることが見ることができた。この記事を書いているうちに、海を見にもう一度行きたくなってしまった。

(このページの作成者 てら)

2018年12月:初稿
2020年6月:改稿

前回
の続き。
まず、京都市内の堀川通をまっすぐ北上する市バス9系統で北上します。
IMG_1171
9系統は本数が多く、データイムは10分に1本走ってます。乗車したバスは、朝早くにもかかわらず通勤通学で立ち客が出るほどの盛況ぶり。乗降を繰り返して一路北を目指します。

下車は、上賀茂御園橋。上賀茂神社に寄り道をして、今回の最大の目的、京都バス広河原線に乗車します。
IMG_1175
日に数本しか走ってない路線。わざわざ乗りに行った理由は、第1に京都市で屈指の長距離路線のため。市内の出町柳から京都市の奥にある広河原集落にある終点まで約2時間ほど乗りっぱなしです。

これだけ時間がかかるのは、その道程の長さに加えて狭隘な道路が原因です。これが広河原線に乗りたかった2つ目の理由。ひたすらに狭い道を進むバスに乗りたかった。画像は市街地の狭い道で、対抗のバスを無線で連絡を取り合いながら待っているところ。無線を聞いた限り、このポイントはどうやら「鞍馬ポイント」と称するようです(鞍馬の駅から数分歩いたところにある集落)。ちなみに、バスはこの辺りから広河原までフリー乗降区間。手を上げればどこからでも乗れますし、申告すればどこでも降りられます。それを周知するためか、運転手さん、おもむろに運転席上にあるスイッチをONにして、音楽を車外スピーカーで流し始めます。
IMG_1177
この先、バスは山あいに分け入り、狭いつづら折れの峠道を進んでいきます。市街地の狭い道だけでなく山間部の狭い道も味わえる一石二鳥の路線。峠を越えるバスというのはそれだけで珍しいのですが、越える峠も「界隈」では有名なので一度見ておきたかったところ。鞍馬の集落を抜けてしばらく行くと、花脊峠に到着します。ここは酷道マニア界隈には有名な国道477号の分岐点なのです。マニアには百瀬峠という名前よりも、百井別れというバス停の名前の方が有名かもしれません。IMG_1179
バスの走るこの道から、ここで降りて有名な酷道を進むと百井集落まで行けるので百井別れと言うのでしょうか。今回は時間の関係で降りられずにこのまま乗車を続けます。バスはこの時点でまだ道半ば。花脊峠を狭い峠道で超え、時折現れる集落をいくつか通り過ぎて、広河原を目指します。
IMG_1187
広河原の集落に近くと、民家の形も家紋が入った独特のものになります。自分が詳しかったらリポートしたいところなのですが。また、バスの車窓からこのような大きな人工物もいくつか確認できました。後日調べてみると、どうやらこの地域の松上げという祭りで使うもののようです。
IMG_1181
上賀茂神社のあった市内から約2時間、百井別れから1時間かかってようやく終点に到着です。車外メロディも鞍馬から2時間流しっぱなしでした。
IMG_1182
バスは折り返し上りの出町柳駅行になるまでこの折り返し場で待機。運転士さん用の待機小屋もあります。一方の乗客は、バス停近くに公衆トイレがあるのは大変ありがたいものの、他は喫茶店が1軒だけ。偶然にも営業していなかったため、折り返しまで今来た道をゆっくり歩いて引き返しつつ散歩することに。折り返してきたバスに手を挙げて、人生初のフリー乗車を行いました。IMG_1189

(このペイジの作成者 いし)

唐突に、オタク仲間から「京都へバス乗りに行きませんか?」と言われて二つ返事で快諾。一泊二日という強行スケジュールで、観光もしつつ路線バスも乗りつつな盛り沢山のオタク旅行をこなしました。

行程(1日目)
東京→東海道新幹線→京都駅→地下鉄烏丸線→竹田駅→臨南5系統→直違橋一丁目/藤森駅→京阪線→出町柳駅→叡山電鉄→一乗寺駅/高野玉岡町→京都バス→御蔭橋/下鴨神社前→205系統→千本北大路→59系統→御室仁和寺→10系統→妙心寺北門前/妙心寺前→91系統→西大路三条→嵐山電鉄→嵐電嵯峨駅/嵯峨嵐山駅→JR山陰本線→馬堀駅/トロッコ亀岡駅→嵯峨野観光鉄道→トロッコ嵯峨駅/野々宮→28系統→堀川五条/西洞院六条→50系統→四条西洞院/四条河原町→4系統→河原町五条→4系統→京都駅前→9系統→堀川五条

行程(2日目)
堀川五条→9系統→上賀茂御薗橋/上賀茂神社前→32系統広河原線→広河原/菅原→32系統広河原線→鞍馬/鞍馬駅→叡山電鉄→宝ヶ池駅→叡山電鉄→八瀬比叡山口/八瀬駅前→京都バス10系統→出町柳駅前/河原町今出川→17系統→河原町松原/四条駅→地下鉄烏丸線→竹田駅→近鉄京都線急行→近鉄奈良/奈良駅→JR奈良線→木津駅→JR奈良線→京都駅→東海道新幹線こだま→東京駅

あまりに乗りまくってるのでハイライトだけお伝えします。


IMG_1078
JR東海ツアーズのパッケージツアーで行ったのですが、こだまの自由席が最安だったので(往復のぞみより一人6,000円程安かった。時期による)こだまで移動。数駅に一回は長時間停車があるため、途中駅ホームの売店で買い出しをしながら移動。およそ3時間半で京都駅に到着。

京都到着後はさっそくこの旅1つ目のハイライト、市バス臨南5系統に乗りに行きます。とにかく狭い道を通るこの路線、イメージとしてはコミュニティバスに近い。近鉄と地下鉄の乗換駅、竹田から東へ向かって一方通行の狭い路地をぐるっと回って帰ってきます。

IMG_1089
IMG_1093
竹田駅バス乗り場には、しっかりと臨南5の文字が。昼間は毎時1本運転。
IMG_1094
車体はコミュニティバスでおなじみの日野ポンチョ。これでも路地が狭くてギリギリです。予想外に利用者が多かったこの路線、毎時2本とかにすればよいのにと思うほど。しかし、近頃、人手不足や過労といった話題に事欠かないバス業界、ましてや京阪バスの京都市バス委託終了が報道された現在では、本数を増やすことは想像以上に難しいのでしょう。
IMG_1102
臨南5、乗るのに夢中でほぼ写真撮ってないです。こちらは臨南5を下車して歩いて向かった京阪の藤森駅。

IMG_1113
IMG_1116
IMG_1118
昼にラーメンを食べた後、下賀茂神社に向かいました。紅葉の事など微塵も考えてなかったのですが、期せずしてシーズン最終版。下賀茂神社も紅葉中でした。バスを乗り継いで仁和寺へ向かいます。
IMG_1121
幕切れてますが、循環系統205です。京都だと循環の200番台は頻繁にお見掛けします。系統数あたりの本数が多いんですね。京都のバスは幕車だらけなのもたまらない。東京だとほとんど幕車は見られないので。
IMG_1123
たまにLEDも居ます。
IMG_1125
IMG_1127
仁和寺も紅葉中でした。

IMG_1138
IMG_1139
最後に、妙心寺を訪ねて、この日の寺は終了。この後、嵐山のトロッコに乗り、嵐山から京都市内へ戻るのにもバスを使用。
IMG_1157
IMG_1158
28番バスです。渡月橋を渡って南下した後、松尾大社から四条通をひたすらに東へ進み、堀川通りを南下するという覚えやすいルートのバス。何気に本数も毎時3本と、充実していて便利。
IMG_1159
続いて夕食を食べるために乗ったのが、唯一、西洞院通を走る50番。六条から四条までしか乗りませんでしたが。
IMG_1160
IMG_1165
最後に、某国民的推理系アニメの2003年上映の劇場版のロケ地を2つ巡って、1日目は終了。弁慶石と五条大橋。

(このペイジの作成者 いし)

愛媛県の南部、南予地域を鉄道で旅していると、川沿いにそびえる天守閣を横目に列車が走っていく箇所がある。愛媛県の大洲市だ。
鉄道を使って旅行していると、気になる景色があっても後戻りをすることができないのが痛いところ…。
機会をあらためて、関西空港と松山空港の間で格安航空便が就航されているのを期に大洲市街を観光してみることにした。
松山空港から松山駅行きのバスに乗り換えて旅のスタート。
_MG_1047_convert_20181215213528
平屋建てで改札が正面にある地方都市の駅も少なくなってきた気がする。
松山は高松、岡山を結ぶしおかぜ・いしづち号と、宇和島を結ぶ宇和海の乗り換え駅として機能しており、大きなカバンやキャリーケースを抱えている人を多く見かける。
_MG_1061_convert_20181215214835
途中乗り継ぎのついでに内子の町を歩いてみた。内子にも古い街並みが残っている。
飛行機の時間が遅めだったことや、内子で道草を食っていたこともあり大洲に着くと日が傾いていた。
_MG_1088_convert_20181215213732
駅前の大きな鳥居が印象的である。当日は炉端焼きと日本酒で一杯。翌日、どのように歩くかルートを考える。

翌朝、宿の外に目をやると雪が舞っていた。
折角なので朝のお散歩と称して雪の降る大洲の街を散策してみようと思う。
_MG_1105_convert_20181215213756
伊予大洲の駅前に宿を取っていたので、大洲旧市街まで大洲街道を20分ほど歩く。
やがてモノトーンな大洲城址が右手に見えた。
大洲街道から左手、東側に小京都の街並みが立ち並ぶ。
_MG_1106_convert_20181215213845
_MG_1107_convert_20181215213911
昭和初頭の建物が残る、古き商店街。雪が舞っている景色は珍しいかもしれない。
_MG_1109_convert_20181215214034
煉瓦館。銀行として昔は使われていたそうだ。
_MG_1112_convert_20181215214235
_MG_1119_convert_20181215214337
おはなはん通り。NHKの連続テレビ小説のロケとしても使われた。
おはなはんって聞いたことないなぁと思ったら昭和41年の連続テレビ小説らしく、通りでピンとこないなと…。蔵のそばを流れる水路には手入れが行き届いた花壇が。_MG_1121_convert_20181215214440
_MG_1111_convert_20181215214200
この辺りは明治期の武家屋敷の建物が現存している。
_MG_1123_convert_20181215214520
_MG_1125_convert_20181215214548
大洲の古き街並みは、おはなはん通りより北側が昭和初期、東側が明治期の建物が混在しており、ひとまとめに小京都とくくっていいのかなという気がするが、どちらも興味深い。
_MG_1110_convert_20181215214058
肱川沿いは鵜飼の船がしんしんと降り積もる雪をかぶっていた。
_MG_1132_convert_20181215214644
_MG_1133_convert_20181215214740
列車の時間に余裕があったので大洲城の周りを一周し、県道43号沿いの繁華街を歩いた。
_MG_1134_convert_20181215214803
歩くこと20分。伊予大洲駅に到着。

大洲から特急に乗り、松山へ戻る。
一日一往復しか航空便が就航していないと、観光できる時間や場所の制約があり、オマケに予讃線の鉄道公団建設区間(向原~伊予大洲間)を降りて道草していたので慌ただしくなってしまった。
天守閣や臥竜山荘に入れなかったのは反省点である。

追記
大洲市を流れる肱川が氾濫したことにより、洪水の被害に見舞われたことは記憶に新しいと思う。もちろん人的な被害もさることながら、鵜飼の鵜も精神的な疲労に見舞われたと聞く。
洪水後も市の観光協会のHPでは積極的にPR活動等を行っているようなので、自分も今回いけなかったところを含め再訪したいと思っている。
松山から特急で35分、松山空港からバスで1時間10分で行けるため松山市内観光と兼ねることも十分可能だ。

この旅が気に入られた方はこちらの記事もどうぞ
秋田県仙北市角館町 古き良き街並み、秋田県の角館市を街歩きしたときの記事です。

(このページの 作成者 てら)

大分県は温泉地が県内各所にあり、温泉県の異名を持つ。
有名なところであれば、街角にゆけむりが立つ別府温泉や鉄輪温泉、由布岳の麓に広がる由布院温泉、九重温泉や玖珠温泉といったところだろうか。
今回取り上げるのは、大分県日田市の天ケ瀬温泉郷だ。
昔は大分三大温泉地の一つだったが、アクセスのいい別府やリゾート開発が追い風となった由布院と比べるとひっそりとした印象を受ける。

小学生のころ、父親の趣味の登山について行ったときに、九大本線に乗ったのだが、日田駅から山間部を川沿いに走る車窓が突然ぱぁっと景色がひらけて玖珠川沿いの温泉街としばらく並走した景色が忘れられなかった。
_MG_0210_convert_20181120215039
久留米から普通列車で一時間二十分、今回の目的地の天ケ瀬に到着。
_MG_0213_convert_20181120215059
駅の真上を国道のバイパスが横切っている。平地が少ないことを物語る。
_MG_0214_convert_20181120215128
駅前を流れる玖珠川からの景色
_MG_0224_convert_20181120215234_MG_0221_convert_20181120215216
ひなびた温泉街が広がり、川の両岸を挟むように温泉旅館が立ち並ぶ。

天ケ瀬温泉で外すことができないディープなものが、公営の露天風呂
駅前温泉をはじめ、5つの露天風呂がひしめいている。
脱衣所が外から見えるような箇所も多く、ちょっと敷居が高いが、さらりとしたお湯に湯の花が舞っており、外すことはできない。時間もあるので二つくらいめぐってみようと思う。
駅前温泉は地元の利用客が多いため、入浴したものの写真を撮れなかったが、神田湯は入浴者がおらず写真を撮れた。
_MG_0231_convert_20181120215341
ん…?角度をかえてもう一度
_MG_0229_convert_20181120215314
これが神田湯である。脱衣所がないため、水着やバスタオルでの入浴も認められている。
赤い料金箱に100円を入れて入浴。駅前温泉に比べ加水が少ないのか、湯温は高め。
川面と同じ目線でせせらぎに耳を傾けていると、時間が過ぎるのを忘れてしまう。

_MG_0225_convert_20181120215255
ところどころ立ち上がるゆけむりを横目に、天ケ瀬を後にした。

この旅が気に入った方は こちらもどうぞ。

(このページの 作成者 てら)

一昨年の春のこと
ふと、海が見たくなって青春18きっぷを購入して列車に乗った。

行先は、山陰本線。
日本海の深い青が見たくなったからである。
大阪を9時過ぎに出る丹波路快速に揺られ、海が車窓を占めるようになったのは14時過ぎ。
この日は浜坂、鳥取、米子と乗り継いで益田までただひたすらに急いだ。
C6uac8MUwAElS29_convert_20181117234852
旅は次への宿題がある方がいい。
島根県東部はまた、今度ゆっくり眺めよう。温泉津温泉を再訪したいという宿題もある。
大学時代は(いまでも)、もう一度再訪したい場所のことを「再履修」と呼んでいたけど品が無いのでここではあえてそう呼ばないでおこう…。

前置きが長くなってしまったが、本編はここから。
山陰本線の山口県区間を制覇しようというもの。どこが見どころなのか探りながら、とにかく車窓を堪能するのが目的だ。
C6vvEpzUwAANuBk_convert_20181117235116
翌朝、キハ120形の単行、長門市行きの始発に乗った。誰も乗っていない…。

話はそれるが、日本海側の県境地域はどこもひょうたんのごとく列車の本数がぐっと少なくなる。
府屋(新潟県)~鼠ヶ関(山形県) 8本
市振(新潟県)~越中宮崎(富山県) 18本
ここも例外ではなく、島根県と山口県の県境(飯浦駅と江崎駅)を通る列車は一日8本。
さて、どんな景色が待ち受けているのか。
C6v-fPVVAAA7m8K_convert_20181117235135
夜が白み、徐々に空と海の境目もはっきりとしてきた。
nq4eCdyW_convert_20181117235155
県境の集落のない地帯は景色を遮るものが何もなく、一面の海が広がっていた。

列車は萩の街並みを過ぎ、長門市へ通学の学生を乗せ急いでいく。



ハッと起きた。
列車が乗っていた方向と逆方向に動いている。一瞬、何が起きているのかわからなかった。
元来た方向に列車が進んでいるのかと思い、運転室付近にある整理券表に目をやると
「仙崎」
_MG_8789_convert_20181117235216
この顛末を寝ぼけた頭で整理すると。
1.長門市行きの列車がそのまま折り返し時間を経て仙崎行きになる。
2.それに気づかず、惰眠をむさぼり、起きたら仙崎に向けて列車は走っていた。
旅程が崩れてしまい、なんともお粗末であるが、終点の仙崎に到着した。
_MG_8795_convert_20181117235303
_MG_8791_convert_20181117235236
もともとは美祢方面への貨物線として開業した仙崎支線であるが、今はキハ120系が7往復するローカル線である。
青海島への航路も近くなのだが、そもそも旅程が狂い予定が大幅に押していることを忘れてはならない。残念であるが同じ列車に乗り、仙崎駅を後にした。
_MG_8813_convert_20181118092512
長門市駅へ戻ると、広大な駅の敷地にぽつりぽつりとディーゼルカーがたたずんでいる。
折角なので駅周辺を散策した。
_MG_8796_convert_20181117235445
_MG_8797_convert_20181117235511
駅前には本州最後の定期旅客列車を牽いたD51の動輪が鎮座している。
_MG_8799_convert_20181117235819
_MG_8805_convert_20181118000020
広大な駅も、貨物輸送や機関車の機回しなどでひっきりなしに列車が通っていたのかもしれないと目を閉じて想像してみたが、がらんとしておりなかなか想像できなかった。
_MG_8802_convert_20181117235930
長門市は金子みすゞの生誕地ということもあり、金子みすゞをモチーフにした観光列車も走っている。
東京からも大阪からもアクセスしにくいからか、観光地案内をみていると、こんなに観光地があることに驚かされた。
_MG_8800_convert_20181118000411
美祢方面から列車がやってきて、下関から長門市折り返しの山陰本線の列車もやってきた。
_MG_8820_convert_20181118000140
予定より一本後の下関行きに乗り込んだ。
_MG_8822_convert_20181118000206
_MG_8825_convert_20181118002155
曇り空が惜しいが、日本海に浮かぶ島々を見ながら列車は西へ走る。
小串まで来ると、線路は海岸線を離れ、列車の本数も増えて乗客も立ち席がちらほら見えるようになった。列車はそのまま終点、下関へ滑り込む。

寝過ごして仙崎まで行ってしまったが、反面いろいろな発見ができたしよい寄り道だった。次回は萩の街並みや青海島、ちょっと足を延ばして角島や秋吉台と周遊してみたい。

探訪データ
2017年3月中旬
益田-1561D-長門市-1625D-仙崎-1626D-長門市-967D-小串-869D-下関

追記
2020年の元旦に、もう一度行きたいなと思っていたところを巡り歩きました。

そして、ちゃっかり温泉津温泉も再訪しました。

よろしければご覧ください。

(このページの 作成者 てら)

記念すべき、当ブログ初投稿&離島訪問第1弾



舞台は千葉県。というのも、実は千葉県にも離島が存在するのです。
IMG_0979
離島と言ってもこの近さですが、、、

離島探訪と房総半島の乗り鉄も兼ねて、11月の土曜に、日帰りで行ってまいりました。

使った切符は、サンキュー♡ちばフリー乗車券(11月末までの期間限定)
FullSizeRender
<行程>
新宿(特急「新宿わかしお」)→大原(いすみ鉄道)→上総中野(小湊鉄道)→五井(内房線)→太海(渡船)→仁右衛門島(渡船)→江見(内房線)→安房鴨川(外房線)→大網(東金線)→成東(京葉線直通)→東京


新宿より、初の房総特急に乗車。しかもずっと乗りたかった臨時のやつ。
IMG_0933
この列車、土休日のみ運転、朝7:00過ぎの新宿出発という早さにもかかわらず、堂々のグリーン車付き9両編成。昨今の特急事情を考えると十分な長さです。ちなみに、5号車まで指定席、6~9号車が自由席でした。参考までに。

当日は9号車に乗車。新宿乗車時点ではほぼガラガラで、検札も発車前!に終了。このまま空気輸送かと思いきや、総武快速線に入ると各停車駅で大勢が乗車してきて、千葉出発あたりではデッキに立つ人もちらほら出るほどの盛況ぶりに。新宿というより、普段はわかしおの走らない総武線沿線民向けの特急ということなのでしょうか。車掌さんも検札に大忙しでした。首都圏では全席指定が増えていますから、自由席のこういった風景を見られるのも貴重です。

列車は予想と裏腹に、外房線内も快調にスピードを落とさずに走行。同行者らと話していたら、あっという間に大原9:00頃着。いすみ鉄道に乗り換えます。
IMG_0942
IMG_0941
偶然にも、普段つけないヘッドマークを付けて走行する日だったようで、鉄道ファンだらけでした。急行券(当日は準急行券)が必要な列車でしたが、地元の高校生やおじちゃんおばちゃんもチラホラいらっしゃいました。

途中の列車交換駅にて↓
IMG_0943
IMG_0945
終点の上総中野では、約40分の乗り換え待ち。小湊鉄道へ乗り換えます。
その間の空き時間で一枚。撮り鉄の方もいらっしゃいました。
IMG_0953
ここ、上総中野からは1日5本しかない小湊鉄道に乗り換えて、五井へ向かいます(写真忘れた)。

五井では接続僅か6分で内房線へ。乗り換え通路で赤飯を売っていたので購入。館山に向かう車内で物凄く遅い朝食になりました。
IMG_0964
君津までは横須賀線の車両でしたが、君津からは千葉以東でおなじみのこの車両。乗り換えても乗り換えてもこの車両です。五井→君津(乗り換え)君津→館山(12:30頃着)、と乗り継いで、館山の乗り換え時間で名物の駅弁を喫茶店で購入し、列車内で昼食。くじら弁当です。非常に美味でした。
IMG_0968
館山を昼過ぎに出発し、ほんの数駅で風景はさっきまで見ていた東京湾から太平洋に変わります。サーファーの方々も見受けられるようになりました。安房鴨川の1つ手前の太海駅で下車し、いよいよ仁右衛門島へ。
IMG_0973
IMG_0974
無人の駅舎を出て右方向へ向かうと、10分弱で仁右衛門島が見えてきます。渡船の場所は少々分かりづらいので、看板などの案内に気を付けながら進みます。
IMG_0980
IMG_0982
渡船は手漕ぎの船でした(帰りはモーター付きの船でしたが)。特に時刻表は存在せず、対岸に人が見えたらやってくるようです。島に3分程度で到着し、上陸してから観覧料金を支払います。島の大きさは徒歩で十数分もあれば足りるほど。特にやることもないので、海岸でぼーっと時間をつぶしました。


島で1時間程度時間をつぶした後、本土の渡船乗り場近くのバス停から、バスで戻ります。太海を経由して安房鴨川にも行けるんですが、館山方面に一駅戻る方向にもバスが走ってますので、そちらに乗車。
IMG_1010
IMG_1011
IMG_1013
江見駅入口で下車。徒歩で江見駅へ向かいます。IMG_1016
ここから帰路に着きます。まっすぐ帰っても良かったのですが、まだ時間があったので東金線に乗ってから帰りました。江見駅を17:00過ぎの列車で出発しました。以降、暗くなってしまったので写真はありませんが、行程は以下の通りでした。


江見(内房線)→安房鴨川(外房線)→大網(東金線)→成東(京葉線直通)→東京

(このペイジの 作成者 いし)

追記
4人で行ってきましたが、その中の1人もブログをやっていて、そちらでもこの旅行の模様を公開しています。ぜひ、訪れてみてください。

eb8b837d-2

国内も海外もある程度の大きさの都市になると、鉄道が交通手段を担うようになる。その形態は地下鉄であったり、国電のような近郊電車であったり、路面電車であったりと多様だ。

また、主要都市間も時間距離や需要の大きさによっては鉄道が主役の交通機関となることがある。このブログでは、訪れた都市で日常の移動手段として使われている鉄道や、都市間移動に活躍する鉄道も取り上げる。


このブログで訪れた駅、路線(構成検討中)
広島県:広島短距離交通瀬野線広電広島港広電西広島広電江波
香川県:琴電高松築港
愛媛県:伊予鉄郡中線 高浜線
高知県:とさでん交通桟橋線とさでん交通伊野線とさでん交通伊野
福岡県:西鉄天神大牟田線大牟田駅
長崎県:長崎電気軌道大浦支線崇福寺(正覚寺下)蛍茶屋



海外
ヨーロッパ
フランス:パリ
イギリス:ロンドン
オーストリア:ウィーン
ポーランド:ワルシャワクラクフカトウィゼ
ハンガリー:ブタペスト(2019)、ミシュコルツ
チェコ:ブルノ
スロヴァキア:ブラチスラヴァコシツェ
セルビア:ベオグラード

(このペイジの作成者 いし)

_MG_0028-2_convert_20181103191727
地方消滅というインパクトの強いワードが一時期世間をにぎわせた。
このまま人口が減少し続ければ、集落が、ひいては町全体がなくなってしまうのではないかという警鐘を鳴らした書籍が出版されたためである。

まちおこし、地域おこし協力隊のようにその地域特有の魅力を外部に発信することで、自治体に興味を持ってもらう、訪れてもらうという取り組みは日本全国でなされている。

どのようなところにも人の営みはあるし、根付いている文化もある。このブログでは自治体の大小を問わず、特定の自治体にスポットライトを当て、発信していきたい。

訪れた自治体

秋田県
 仙北市角館町
福島県
 大沼郡三島町大沼郡金山町河沼郡柳津町
群馬県
 多野郡上野村多野郡神流町鬼石町(藤岡市)
山梨県
 西八代郡市川三郷町(山保集落四尾連)
長野県
 千曲市飯山市須坂市上高井郡小布施町
富山県
 中新川郡立山町高岡市吉久
石川県
 河北郡内灘町
岐阜県
 美濃市
京都府
 与謝郡伊根町
大阪府
 河内長野市(天見温泉)貝塚市水間泉佐野市犬鳴山
奈良県
 宇陀市(室生寺周辺)桜井市(長谷寺周辺)
兵庫県
 赤穂市
京都府
 宇治市(前)(後)左京区大原(前)、(後)与謝郡伊根町宮津市(天橋立)
和歌山県
 高野町
広島県
 福山市鞆の浦
島根県
 鹿足郡津和野町大田市温泉津町
山口県
 長門市俵山温泉萩市佐々並
愛媛県
 大洲市
高知県
 長岡郡大豊町
佐賀県
 鹿島市(浜宿)
熊本県
 人吉市山都町(馬見原)南阿蘇村
宮崎県
 高千穂町
大分県
 日田市(旧日田郡天瀬町)日田市(豆田町)
以下鋭意作成中。。。

(このページの 作成者 てら)

IMG_9000_convert_20181103191815
国鉄の民営化から30年近くがたったいま、人口減少、モータリゼーションがさらに進んだ。
転換されたバス路線の廃止や、特定地方交通線の対象から逃れた路線の廃止検討すら始まっている。

もちろんJR、第三セクター鉄道と同じように私鉄も憂き目に遭っており、改めて交通事業の維持の難しさを痛感させられる。

このブログでは一旅行者として、鉄道の素敵な部分を見つけて、気づいてあげられれば…。という趣旨で書いていこうと思う。

北海道旅客鉄道
石勝線 占冠駅

東日本旅客鉄道
上越線(群馬県区間)

西日本旅客鉄道
西岩国駅
山陰本線(山口県区間)(島根県区間)
備後落合駅
山口線

四国旅客鉄道
土讃線降り鉄シリーズ:箸蔵大杉土佐北川
予土線

九州旅客鉄道
長崎本線 長崎駅
久大本線 夜明駅
大村線 千綿駅
肥薩線

私鉄
東北地方
三陸鉄道北リアス線

関東地方
秩父鉄道 急行秩父路
上信電鉄上信線

中部地方
しなの鉄道
長野電鉄長野線
富山地方鉄道立山線
関電トンネルトロリーバス
大井川鉄道井川線
三岐鉄道三岐線
旧名鉄美濃線

関西地方
紀勢本線を走る特急
叡山電車
水間鉄道
和歌山電鐵
南海鋼索線
紀州鉄道
北条鉄道

中国地方
下津井電鉄(廃線跡)

四国地方
とさでん交通 伊野線
八栗ケーブル

九州地方
長崎本線特急かもめ
高千穂あまてらす鉄道


ヨーロッパ地方(幹線を含む)
国際列車:ベオグラード→ブダペストミシュコルツ→コシツェブラチスラヴァ→ブルノブルノ→ベルリン
ハンガリー:ブダペスト→ミシュコルツ
スロヴァキア:コシツェ~バルデヨフコシツェ→トレンチーントレンチーン→ブラチスラヴァ


以下鋭意制作中。。。

(このページの 作成者 てら)

↑このページのトップヘ