旅に、出た。

バス乗ったり、島行ったり。マニア2人の共同旅ブログ

乗り物好き若手リーマン2人、それぞれの旅行記録

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本ブログは、大学で同期だった2人の、それぞれの旅の記録。
会社勤めの合間を縫った旅行を、ゆっくりと紹介中。
改稿:2023年1月28日

筆者プロフィール
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いし(駆け出しサラリーマン)

関東在住。乗り鉄が高じて、旅行好きになる。2018年に四国の鉄道をほぼ完乗。
現在は2018年の新島訪問をきっかけに、島にハマっている。
ヨーロッパも少しだけ乗車。
鉄道に限らず乗り物全般が好きだが、船酔いが悩み。

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てら(いつの間にか中堅扱いされるサラリーマン)

北摂生まれ東京西部育ち。大阪在住。このブログの中の人その2
いしとは同じサークルで趣味が合い意気投合。ただし陸上競技サークルでした。
昔は鉄道写真が好きでしたが最近は街並みにも興味がありカメラ片手に歩くのが好き。


2人の旅記録


いし

①踏破した都道府県
一応全部行った

②訪問済みの主な離島
奥尻島、佐渡、新島、式根島、父島、母島、柏島、沖の島、鵜来島、与論島、瀬底島

③今、最も乗りたいもの
フェリーあまみ


てら

①踏破した都道府県
全都道府県制覇
行きたいところは色々あるんですが、近場だと淡路島や吉野、近江八幡
天草や五島列島や街道沿いの宿場町を歩いたりしたい。

②訪問済みの主な重伝建は
函館、角館、美濃、高山、伊根、鞆の浦、温泉津、津和野、肥前浜、日田豆田町など…。
(てら…は離島にお熱では無いのでちょっと質問変えました)

③今、最も乗りたいもの
鉄道だと肥薩おれんじ鉄道、日豊線、山陰線
肥薩おれんじ鉄道は2024年に乗りましたがあいにく曇り…もう一度晴れた日に乗りたい。船だと八重山航路かなあ…。


こんにちは てらです。
大阪に住んでいると、大学の友人の用事や出張以外ではすっかり東京に行かなくなってしまった。東京の外側も、よほどの用事がない限りは…。折角なので関空から成田へLCCに揺られ、久しぶりに京成電車を撮影することにした。
本当であれば空港から東成田駅まで歩いて芝山千代田駅まで行ってみて…といろいろと寄り道したかったのだが、撮影したい電車の兼ね合いもあったのでまた今度の宿題に。
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揺られること30分、ユーカリが丘で下車。
山万という不動産会社が運営している新交通システムとやらがあるそうなのだが、関東在住時には乗ったことがなかった。果たしてどんな路線なんだろうか…。
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京成の改札をぬけ、北側の通路へ。土曜の昼間ということもあってか人通りがない。
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券売機と改札機が現れた。もう都市圏では見られなくなったバーのついた改札機。
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料金表と路線図は全然均一料金ということもあり非常にシンプル。テニスラケット型の路線を反時計回りに回る運行形態だ。
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なるほど均一料金だとこういうボタン配置で十分というわけか。
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改札は4通路。
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階段を上がりホームへ上がった。
ユーカリが丘は他社線との唯一の接続駅であり終点。2駅先の駅(公園駅)から環状して再びユーカリが丘に戻ってくる路線形状をしている。
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顔はめパネルが先頭車停止位置付近に設置されていた。
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乗る電車が入線。全区間においてワンマン運転を行っている。ユーカリが丘という地名も山万が名付けたためか、コーポレートカラーが緑だったり、コアラがイメージキャラクターだったりとなにかとユーカリに因んでいる。その気になって探すと券売機や改札機も緑だったし上屋も緑…。
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なんとこの車両は非冷房で夏場はおしぼりの配布があったりするそうだ…短時間とはいえ真夏のラッシュ時とかは暑そうである。
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公園駅を出ると線路が二股に分かれる。一周すると写真中央奥から再び合流しユーカリが丘を目指す。
女子大駅に車両基地が併設されているため、朝晩の増便時に女子大始発便や女子大止まり便が設定されている以外は同じ編成がぐるぐる回り続けるようだ。
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山万の外郭側にニュータウン開発が行われており、内側の景色は非常にのどか。調べたところ山万の内側は市街化調整区域にあたる。
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1周回って公園前で下車。
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ホームから分岐点を望む。
新交通システムは鉄道と比べて無人で味気ないイメージを勝手に持っていたけれど、なかなか濃くて面白いのかもしれない。


(このページの作成者 てら)

こんにちは てらです。
1月に大学の同窓会へ。非常に楽しかったので二日酔いにならないわけがなく…。
6時ごろにむりやり体を起こし、地下鉄に乗り寒い風が吹く浅草駅へ。
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こういう時に冬らしくカラっと晴れず、どんよりとしているのが私の体調を映し出しているようでちょっと笑ってしまう。
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仲見世もこの通り、観光客もまばらで静かな日曜の朝。
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先日ブログにもまとめた野岩鉄道の乗り鉄のため、浅草から特急に乗ることにした。
北千住から特急に乗っても十分なのだが、関東に住んでいた頃は浅草から電車に乗るということがそもそもなかったので見物もかねて。
特急は日光、赤城、鬼怒川温泉といった地名が並び、特急料金料金不要の列車も館林、南栗橋といった遠方の地名が並ぶ。
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東武伊勢崎線の日中時間帯のダイヤは半蔵門線に直通する急行系統、日比谷線に直通する各停系統と浅草~北千住の各停系統ときちっと系統が別れてしまっているため、往年のように料金不要の長距離列車が名を連ねることも少なくなった。
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この銀色に茶色の帯を巻いた電車が自分の中での東武のイメージである。世代によって東武の色のイメージは様々あるのではなかろうか…ツートン、セイジクリーム、白に青帯……。白に青帯の東武も現に野田線を初め各線でバリバリ現役だし、見覚えもあるのだが…なんとなく茶色の帯の車両の方が個人的には馴染みがある。
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3,4番乗り場が特急泉陽乗り場になっており、スペーシアやりょうもうといった乗車位置案内がホームからつり下がる。
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この特急ホームが特筆すべき狭さで、速度制限と思われる「15」がホームの柱に掛けられているのも驚きだが、ホームが非常に狭い。
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3両編成のリバティがわずかに顔をのぞかせているが先頭車から2,30m歩いただけでこの景色なのでなかかなかに急な曲線だ。
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特急には各乗車口用のスロープが備え付け、格納されている。
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隣にりょうもう号が入線してきた。
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今回は鬼怒川温泉行きのリバティに乗車する。
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新型ということもあるし、尾瀬の登山観光シーズンからは外れるのでお客さんも少なくて快適だ。
都内から日光方面は無料の優等列車がいくつも走っていたが、先にも書いたが系統が分断されて長距離を走る料金不要の優等が無くなってしまった。学生の時は乗り得列車にお世話になっていたからこそお出かけが好きになっている自分にとっては複雑な心境である。
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発車時刻を回り、電車が発車していくと線路のキューキュー音と共に車体をくねらせ浅草を後にした。
ここまで停車している列車を見ながら出発できるターミナルも珍しいのではないだろうか。
(このページの作成者 てら)

こんにちは てらです。
住之江区から大正区内を渡船で渡った後、大正区と西成区に架かる千本松渡船に乗船した。
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西成区と大正区の間は工場への通金需要からか利用者の多い渡船がいくつかある。千本松渡船も1日に1,000人程度が利用する渡船で、10分前に南恩加島の渡船場に着いたところ既に利用者が列をなしていた。
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待合室。どこの待合室も同様なのだが空調無く雨はしのげるものの風は…という感じである。もっともな話、強風により波が高いと結構となる。
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地下鉄やバスでは見なくなって久しい大阪市章がここでは健在。
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大半の利用者が自転車利用。出航時間まで並んで待っていた。
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こちらは木津川に架かる千本松大橋。こちらも船の航行を考えて水面から33mの高さにする必要があり、日常利用に堪えないという理由で渡船が残されている。真夏に既に10㎞自転車を漕いでいる私にはループ橋を登るのは気分的に少々憚られた。
向こうに見えるのが南津守(西成区側)。
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木津川渡船や船町渡船よりも一回りほど大きな船にのり出航。最終的には15人ほどが乗船してた。
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こちらは南津守側。次々と利用者が下船していく。
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渡船が利用者を乗せ南恩加島川に戻っていく。
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木津川運河 奥に見えるのは新木津川大橋 橋のたもとを木津川渡船が結ぶ。
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最初は車で出かけようかと考えていたがいい運動になった。1日に3本の渡船に乗り、運河を多くの人が船で行き来している日常にお邪魔させてもらった。
(このページの作成者 てら)

こんにちは てらです。
先ほどの木津川渡船を降り、急いで自転車を飛ばして向かったのは船町渡船。先ほどは小一時間の待ち時間があったが、今度はギリギリ間に合いそうだったのでダメ元で自転車を走らせた。
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大きなスロープを渡ると船着き場へ。
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船町渡船場の船町側
大阪市営の渡船の中では対岸までの距離が最も短い。左端に鶴町側を出た渡船が映り込んでいる。
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簡素な待合室。
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向こう岸からは誰も乗っておらず、私のみを乗せて出発。
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船町渡船場を後に。
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木津川運河の奥に見えるのは咲州(南港)
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ものの2分ほどで対岸に到着。写真でもわかる岸壁間の短さである。
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船町渡船場の鶴町側。 右手奥の職員詰め所と、物干しざおにジャージが干してある生活感が公営の残り香を感じた。
南港通にそって走って大正区入り。案外都心を経由するより早いかもしれない。

(このページの作成者 てら)

こんにちは てらです。
あまり遠出する機会が無くなり、旅客船に乗る機会もめっきり…な日々を過ごしているが、渡船に乗る機会があった。
大阪市内の渡船は大正区周辺に点在しており、淀川の三角州だった地を埋め立て運河に位置する工業地帯への通勤者への交通の足として発達したものであった。
運河への架橋で渡船の役割は終わると思われたが、船舶の大きさの関係から高い位置に架橋せざるを得ず日常利用に堪えないという理由から現在も8航路が残されている。
特段の用が無いと乗る機会がないなと思っていたのだが、東住吉区や住吉区から大正区の海沿いの大型ショッピングセンターに向かう場合、渡船を利用したほうが所要時間が早いことがあるようで、ならばと妻子にお留守番をお願いし買い物がてら渡船へ乗って来た。
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住之江区平林から出る木津川渡船、1日の平均利用が200名以下と僅少であるためか日中は45分に1本の運行となる。(他の多くの渡船は15~20分に1本)奥にそびえるのは木津川大橋。歩行者、自転車ともに利用可能であるが40m以上の高さがありループ線を自転車で越えるのは確かにしんどい。
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家を出る時間がぎりぎりになってしまい、着いたころには対岸で機関停止しているタイミングだった。あと2分早く着いていれば…という感じだったが急ぎでもないので小一時間の間船を待った。
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木津川渡船は日中の運行本数がぐっと少なくなる。
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桟橋から対岸を覗く。製造業や運送業の倉庫などが連なる。
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西の方向を向けば南港。
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船が来るまでの間、少し自転車でうろうろと思ったが暑すぎて待合室で涼んでいることしかできなかった。
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もちろん待合室に空調などはないのだが、ぬるい潮風に当たっているだけでも涼しく感じた。
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待つこと小一時間、対岸から船がやって来た。
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3名のサイクリストがさっそうと自転車を押して降りて行った。一方ママチャリで汗だくの私一人が乗り込んで船は出発。
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平林側の船着き場を出発。やや強引に船首を北に向けて船町側へ。
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渡船にしてはめずらしくアクリル板がはめ込まれていた。
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2分ほどで対岸、船町側へ到着。2名の職員は私を降ろし控え室へ戻っていった。
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木津川大橋と渡船。もちろん待ち時間を考えたら橋を渡る方が早い時もあるのだろうけど、エレベータなどが無い限りはこちらの方が圧倒的に楽であろう。水運が盛んだった水都大阪の運河の残り香を目いっぱい吸い込んだ。

(このページの作成者 てら)

こんにちは てらです。
信越線は高崎から碓氷峠を越え、佐久を経て菅平の玄関口の上田、善光寺詣でで有名な長野、豪雪地帯の妙高と長野県の北部を半円を書くようにぐるりと回り、日本海側の直江津に至り米どころ新潟を縦貫する長大な路線だ。
長野新幹線開業のタイミングで横川と軽井沢の間が廃線となり、群馬県側は高崎~横川を30分余りで結ぶ県庁所在地から郊外に延びるローカル線のような風情になってしまった。
ふと、JRの時刻表を眺めていると、お天気のよさそうな日に臨時列車が走りそうなので仕事にやりくりをつけて眺めに行くことにした。
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後補機のSLがやや目立つが電気機関車がけん引する客車列車は本当にかっこいい。
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臨時列車を撮影後、天気もいいし行ったことがなかったので碓氷峠鉄道文化むらを来訪。
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機関車が好きで撮影に行くことが多い私ですが、こんなにいろんな形式の機関車あったんやなあとしみじみ。
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やはりここは碓氷峠のおひざ元ということで、EF63型機関車を色々な角度から撮ってみた。
横川~軽井沢が廃止になったのが長野オリンピックに間に合わせるように開業した長野新幹線の1997年。生まれていたものの残念ながら記憶には無く。横軽については新幹線が開業する前に機関車を連結して運行されていたくらいの知識。
過去の歴史やルート、アプト式の機関車が走っていたことなどを文化むらで初めて知ったくらいだ。
博物館での撮影がお上手な方の写真を幾度となく拝見しますが、足元にも及ばず…。
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ノッチ(加速)の段数やブレーキが単独ブレーキと自動ブレーキの2種類あるところは電車と全然違う。R0031127
横川駅に戻ると、目的の列車がすでに小休止していた。汗が出るほど暑いがおぎのやでそばをいただきながら機関車を眺める。
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個人的には現存している機関車のなかではピカイチにカッコいいと思っているEF65型500番台のP型。
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夏の青い空の中で小休止する姿。最近ちょっとヘッドマークが仰々しい感じなのがたまにキズで…「碓氷」時代はよかったんだけどなあ…。
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組織改正で機関区も「高」から「群」に変わってしまった。
しかし、機関車の妻面の排気口や飾り帯といった凛々しさは十分。
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中央に向かって少し出張っている角度のあるデザインも良い。こういうのはいくら撮っても停泊中にしか撮れないので本当に来てよかったと思った。
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臨時列車の類も普段全く乗らないので客車列車に乗るのもとても久しぶり。大学生や高校生の頃に簡易リクライニングの急行はまなすに乗った時以来かもしれない。
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平日の臨時列車なのでお客さんも少なくいろいろな角度から写真を撮れた。
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実のところ、乗ったのはEF65のけん引ではなくC61蒸気機関車けん引のSLよこかわ号。片道30分少々だが非常に楽しかった。

余談
2日連続でEF65型がけん引するということだったので翌日も撮影へ。
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夕刻、青々と背を伸ばす稲を横目に走る姿を思い切って流し撮り。いや~やっぱりかっこいい。
2日連続で好きな機関車の写真を色々撮ることができて本当に満足でした。

(このページの作成者 てら)

近所だけどあんまり写真撮ってないし、撮りに行くか…と、重い腰が上がるのは決まって春、4月から5月ごろ。
こんにちは てらです。
家の近所を走る特急こうや号。都心部では17m4両の短い特急を撮ろうとしてもどうも映えない。
しかし、橋本以南の区間はそれこそ山を縫うように急曲線を登るように走る。新緑が映える季節に撮影に行った。(※1)
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折角なのでそういう姿を存分にと、大阪市内から電車に揺られること1時間半。高野下駅で下車。
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高野下駅から極楽橋駅の区間は特に急曲線、急こう配が続く区間である。高野下駅付近は90度近く方向を変えながら川に沿って勾配を上がっていく。駅から直線距離はすぐそばだがこの通り高低差があり、息が切れそうになる。
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高野下駅付近は良いロケーションの撮影地が顕在しており、こちらも駅から20分程度。
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高野下駅から、さらに下り電車に乗り込むとしよう。
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向かったのは紀伊細川駅。上古沢~紀伊細川の間に急曲線を曲がりながら走る橋梁があるので、その撮影地まで歩いていくことにする。
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新緑の中、影を歩けば涼しいが日が照ると暑い天気を歩くこと35分ほど。
関西電力南大和線の広大な送電線と高野線が見られる撮影地へ。
高野山への参拝という名目ながら、こんなところに線路を敷いて電車を走らせることに驚きだが、隅々まで電力を行き渡らせるために送電網をしいている電力会社もすごい。
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こちらが笠木橋梁。川を挟んで反対側の集落から橋梁の名前がついている。
車窓から笠木の集落をみたときに、あそこまで歩かなければならないのか…と少し覚悟したが、ペースよく歩けば汗だくにならずに済んだ。
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以前の作例を見ると1両半くらいは写っている作例が多いのだが、1両の半分が精一杯だった。所々咲いている藤の花が美しい。
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この後は紀伊細川から上古沢は下りなので楽なのだが、当てにしていたドライブインで休憩しようと思っていたらドライブインが閉まっていたのと、駅までの坂道が急だったのでどっと疲れた。
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5月なのに冷房が入っている電車に感謝しながら乗り込む。
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3枚目、天空を撮影した丹生川橋梁の撮影地は少し進むと、午後順光の撮影地となる。
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折り返し列車を九度山駅から歩いて俯瞰撮影地へ。紀の川フルーツラインの柿の郷大橋の上から一枚。
中央奥に映っている赤い橋梁が1枚前の写真で紹介した丹生川橋梁である。
一面雪が降る季節に再訪したいところだが、果たして重い腰があがるかどうか…。

お断り
※1この記事は、2回撮影にいったものを1つの記事にまとめております。
※2天空は運転日・ダイヤが日によって異なるので撮影前に要確認。また、上り方に自由席車両が連結されるため天空車両だけ撮影したい場合は撮影地を工夫されたい。
(このページの作成者 てら)

こんにちは てらです。
前編ではブルートレインたらぎについて簡単に紹介させていただいたが、後編では実際にブルートレインがあった時代をイメージして何枚か撮影した写真を紹介したいと思う。
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薄暗くなってきた時間帯、駅にブルートレインが滑り込む。寝台特急はやぶさ。仕事を午前中に切り上げて旅行へ向かう私の心は軽やかだ。仕事が終わってその足で乗る飛行機、フェリー、新幹線…。どれもやったがやはりブルートレインのワクワク感にはかなわない。
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乗車率はまばらなのか、カーテンが空いている寝台もあった。
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私が乗車したのはB寝台ソロ。旅行に行こうと決めてから調べたところ、たまたま空いていた。
ブルートレインの個室、心躍るものである。
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年季が入ったB寝台の文字はいつの間にか飴色になっていた。デッキから客室への扉を開ける。
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乗車した時点では3割程度の乗車率。まだまだ乗車してくるのだろうか。
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窓の外を眺めていると県境にさしかかった。この辺りは駅間も長く、街の灯りも見えない。
夜の景色を見ながらビールといきたかったところだが、明日も早いのでもう横になろうか。
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ふと、列車が動き出した時の衝撃で目が覚めた。まだ5時を回ったばかりのようだ。どのあたりを走っているのか気になるがもうひと眠り…。
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なかなか列車内では寝れないもので、部屋を出て顔を洗いに行く。6時前。
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空もだんだんと明るくなってきて、すれ違う列車も増えてきた。もうすぐ終着駅だ。
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一本、また一本と列車とすれ違う。朝ラッシュの真っただ中をブルートレインは走る。
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寝具を畳み、部屋を後にした。腕時計に目をやると少々遅れて到着したいるようだが、旅程には大きな影響はなさそうだ。
新幹線の路線網やホテルの快適さを考えると、ブルートレインは夜中に移動できるとはいえちょっぴり窮屈だったが、過ごした時間の充実度は何にも代えがたかった。

(このページの作成者 てら)

こんにちは てらです。
九州に親戚が居る私にとってブルートレインというと東京や大阪から西に走るブルートレインのイメージが強く、東京発は鹿児島線方面のはやぶさ、日豊線方面の富士、長崎線方面のさくら 京都・大阪発は鹿児島線方面のなは、日豊線方面の彗星、長崎線方面のあかつきあたりはぱっと名前が出てくる。
しかし、関西発着便は2008年に、東京発着便は2009年を最後に九州行きのブルートレインに定期便はない。
私にとってのブルートレインは小学生のころになは・あかつきに乗ったきりになってしまった。(最も、その後にはまなすには何度かお世話になったものの毎度指定席の貧乏旅行であった…)
前置きが長くなったが、九州方面へ1泊2日旅行へ行く際に、どうも天気が思わしくなかったのでドライブ旅行にした。折角なので訪れたのが熊本県南部、球磨郡多良木町にあるブルートレインに泊まれる簡易宿泊施設、ブルートレインたらぎである。 
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スハネフ14がヘッドマークを掲げ我々を出迎えてくれる。3両編成で、2両目がラウンジカーでチェックインカウンターのほか、椅子と机が並んで飲食ができるスペースで、両脇が開放B寝台(スハネフ14)と個室B寝台(オハネ15)である。
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以前訪れた方の写真を拝見すると方向幕も電照していたようだが、訪れたときは点灯していなかった。はやぶさの東京行き。
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一方、スハネフ14のテールマークはこのように点灯していた。薄暗い時間に見ると雰囲気が出る。
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今回、せっかくだしと個室B寝台に宿泊、宿泊料金は公式でも案内があるが、開放B寝台と個室B寝台の値段は同一である。
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廊下。すでに客車の塩素による消毒のようなにおいが車内を漂う。
寝台列車ではなく建物に宿泊する形になるので非常口表示や火災報知器があるが、雰囲気は十分。(目立たないように頑張って撮ってます笑)
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フロントで頂いた鍵をあけると宿泊する部屋が。基本的には空いている時は下段があてがわれるようだ。
ブルートレイン時代は既にリネンがセットされた状態であるが、こちらではセルフスタイル。
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JR九州時代のモケット柄。この細かで不均一なドット柄がどことなく懐かしい。783系のハイパーサルーンとかとも似ているのかも…。
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宿泊者は車内見学が自由にできるのでスハネフ14の開放寝台も見学した。(たまたま、この日は宿泊者が居なかったようだ。)
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こういった寝台表示も健在。
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飲料水の冷水器は使用できないもののそのまま存置されている。
同様に車内のトイレも使用することができないが、客車のすぐそばに設置されているトイレを使用することができ、ウォシュレット対応便座なので寒い時期も安心。
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洗面台は使用が可能。はまなすで渡道していた時はドライヤー用のコンセントにお世話になりました。
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ラウンジカーには国鉄からJR移行時の広告類が掲示されており、まじまじと見入ってしまった。
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ブルートレインたらぎ「前編」では主な設備や車内の雰囲気についてお伝えした。
後編では実際にブルートレインの乗車をイメージした写真を何枚か撮影したのでその写真と共に旅行記風にまとめてみました。ぜひご覧ください。

(このページの作成者 てら)

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