旅に、出た。

バス乗ったり、島行ったり。マニア2人の共同旅ブログ

乗り物好き若手リーマン2人、それぞれの旅行記録

タグ:高野町

こんにちは てらです。
ふとしたきっかけから、大学時代の先輩と高野山へ行ってきました。(すみません、行ったのは2019年9月だったのですが載せるタイミングを逸していました。)
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ケーブルカーについては別記事にまとめますので少々お待ちを…。
高野山から山内に行くにはタクシーに乗るほか、バスの利用が便利だ。
高野山から大きく分けて、奥之院方面と大門方面に行くバスがある。今回は予定が突発的だったこともあり、奥之院を時間をかけて回るのは厳しいと判断。大門行きに乗車した。
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大門に到着。
高野山は金剛峯寺の総本山にあたるのだが、一山境内地と呼ばれ、山全体が寺の境内という考え方のもと守られてきている。そのため、金剛山金剛峯寺の境内は様々なところに点在している。
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大門は高野山の西側の玄関口になる。表敬訪問といった形だろうか。ここから少しずつ東に向かい、高野山の中心地、金剛山の主殿を目指す。
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大門から歩くこと約5分。壇上伽藍(だんじょうがらん)に到着。中門から中に入る。
主要な法要が執り行われる場所で、金剛峯寺の中心にあたる箇所の一つです。大火で焼失したものを新造したこともあり、随所がきれいだ。
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中門をくぐると金堂が前にそびえる。高野山の総本堂の機能を持っている。こちらも1930年代に再建されたものだ。
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根本大塔 密教のシンボルとして建立されている建物にあたる。
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壇上伽藍は多くの建物が集まっている箇所であり、このように金堂と根本大塔の位置関係が見て取れるのではないだろうか…。
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壇上伽藍を出て、蛇腹道を通り、本堂に向かう。振り返ると葉が徐々に色づいており、初秋を感じることができた。
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見えてくるのは金剛峯寺の正門
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金剛峯寺の正門。1593年に再建されて以来、現存しており、高野山内の建築物では最も古い部類になる。
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金剛山の主殿 襖絵が非常に有名である。
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蟠龍庭(ばんりゅうてい)
つがいの飛び立つ前の龍を表した石庭だそうだ。枯山水といえば禅宗では…と思っていたのだが、密教でも枯山水を造るそう…不勉強だった。
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ここから、2つほどバスに乗り、苅萱堂へ。こちらも金剛峯寺の施設の一部にあたる。
苅萱道心という出家した武士にまつわる御堂である。
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金剛峯寺から苅萱堂にかけては高野山のメインストリートになっており、お土産物店が並んでいて人通りも非常に多い。東側は小田原通りと呼ばれている。
このメインストリートからすこし道を外れ金剛三昧院へ。
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金剛三昧院。近年では1843年に落雷で高野山内が大火に見舞われたようだが、辛うじて三昧院は免れている。
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1200年代から現存する多宝塔。滋賀県の石山寺についで古い多宝塔で、高野山内の建物では一番古い建物だそうだ。
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三昧院から小田原通りに向かう道すがら、ごま豆腐屋さんへ
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おやつに和三盆をまぶしたごま豆腐をいただいた。
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小田原通り
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最後に我々が向かったのは徳川家霊台。徳川家の霊をまつっている。
徳川家の霊を祀る…といえば東照宮なのですが、こちらの方が建造が古いそう。
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徳川家三代目将軍家光が、初代将軍家康(右)と二代目将軍秀忠(左)を祀っている。
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右側、家康を祀っている霊屋は東照宮と呼ばれている。
やや駆け足の世界遺産探訪になってしまったが、先輩も満足していただけたようで、案内し甲斐があった。と、同時に不勉強に反省しきりな日帰り旅行だった。

(このページの作成者 てら)

こんにちは てらです。
今回は先日高野山に行った際に往復でケーブルカーに乗りましたのでその際の乗車記録です。
高野山編はこちら
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高野山へのアクセスとして、南海高野線と南海鋼索線を乗り継ぐのが一般的だ。行き(極楽橋発高野山行き)が非常に混んでおり写真を撮るのが困難であったため、今回は帰りの極楽橋行きに乗ったときの写真を紹介する。
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高野山駅の二階の展望スペースから、紀北地域、紀ノ川沿いの街並みを見ることができる。
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実は高野山のケーブルカーは2019年3月に新しいものに更新された。繁閑の乗客数の差が大きいこともあるからか、全体的にコンパクトな車体に対して床面積は先代の車両より広がっているような気がした。
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高野線の橋本~高野山の各駅は南海電鉄の他の駅の駅名表とタイプが異なり、観光を意識したものとなっている。併せて駅の標高も書かれており、極楽橋から高野山の間は320mほど登っている。
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中間地点でのすれ違い。余談だが、フランス語の自動放送、観光案内が流れるのがちょっと独特だった。どうやらミシュランガイドの影響も大きいらしい。
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極楽橋で鋼索線から鉄道線に乗り換えることができる。
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極楽橋から、橋本行きの各停が先発して逃げ切るそうなので、特急には乗らず各停に乗って帰宅の途についた。
(このページの作成者 てら)

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