旅に、出た。

バス乗ったり、島行ったり。マニア2人の共同旅ブログ

乗り物好き若手リーマン2人、それぞれの旅行記録

タグ:高千穂町

こんにちは てらです。
高千穂町内の散策の後、ちょっと寄りたいところがあったので立ち寄ってみた。
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高千穂あまてらす鉄道高千穂駅。観光鉄道の駅である。
そもそも、高千穂って鉄道あったっけ?から始まり、高千穂鉄道が廃線になったのをご存じの方もいらっしゃると思う。
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高千穂は宮崎県北部の延岡まで国鉄高千穂線が走っていた。1989年に第三セクターの高千穂鉄道が経営を引き継いだが、2005年の台風により甚大な被害を受けてしまい廃線となった。
観光資源がありトロッコ列車などを観光客が多く利用していた一部区間は被害も比較的少なかったため、高千穂~天岩戸の5㎞余りを高千穂あまてらす鉄道が運営を行っている。
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整備料の100円(安い!)を払い駅構内に入ると多くの人でにぎわっていた。
多くの人は高千穂橋梁までいくスーパーカート(写真右に写っています)に乗車される方々であろう。高所恐怖症だったのと時間の関係で私はパス…
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JR九州と似たタイプの駅名表だが、観光名所の写真が載せられている。高千穂鉄道時代はイラストだったようだ。
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で、私が興味があるのはスーパーカートではなく車庫内に併設されている展示である。
ホームを降り、車庫内の通路を通り右端にある一室へ
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ここでは実際に高千穂鉄道で使用されていた駅務機器やポイントや信号を制御する装置が展示されている。
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高千穂鉄道の業務用のダイヤには駅や工務作業を行う人の仕業表も同時に書かれていおり、このようなタイプのダイヤは初めて見たので興味深かった。
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最後に、動態保存されているTR200型を一枚。普段は車庫内にいるが、整備のために車庫の外に出たり、体験運転を行っていたりもするらしい。ディーゼル車、運転してみたいなぁ…。
そんなわけであっという間に小一時間が経ってしまった。レンタカーの返却もあるので熊本方面へと車を走らせた。

(このページの作成者 てら)

こんにちは てらです。
前回の阿蘇市・南阿蘇村のつづきとなっております。
阿蘇市から国道325号線を走ること小一時間で高千穂の中心部につく。高千穂神社の傍のホテルにて一泊した。観光地としても宮崎県の諸観光地よりも熊本県の阿蘇地域との結びつきが深く、空港からのアクセスも熊本空港からアクセスするのが一般的であるようだ。
翌日は高千穂神社→高千穂峡→国見ケ丘→天岩戸神社というコースで約半日間、高千穂を散策した。
高千穂は阿蘇山の噴火により冷え固まった火砕流が、五ヶ瀬川の浸食によって作り上げられた高千穂峡が有名であるほか、神話の街と知られ、神社が点在している。
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まずは高千穂神社を表敬訪問した。高千穂神社は高千穂郷八十八社の総社であり、高千穂を代表するだけでなく九州を代表する神社である。写真の本殿は重要文化財に指定されている。
ほぼ毎夜高千穂神楽を奉納しており、観光客でこれを楽しみに高千穂を訪れる人も多い。
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高千穂神社の祭神であるミケヌノミコトが本殿の隅に
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二本の大きな杉は夫婦杉と呼ばれ、夫婦、恋人、友達と手をつないで3回まわると縁結び、家内安全、子孫繁栄がかなうとされている。
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高千穂神社から車から10分ほどで高千穂峡へ 奥に見えるのは国道218号線の神都高千穂大橋、その手前が高千穂大橋、神橋と3つの橋が並んでいる。夏になると一番奥に架かる神都高千穂大橋が見えないようだ。
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阿蘇山の火山活動により流れ込んだ火砕流が柱のように冷え固まった柱状節理を見ることができた。
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写真左手の切り立った崖は仙人の屏風岩と呼ばれている。
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五ヶ瀬川を下流に向かって20分ほど歩いた。
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御橋(下流側)から撮った真名井の滝
真名井の滝は日本の滝百選に選ばれている滝で、遊覧ボートから眺めている人も多かった。
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こちらは位置を変えて滝見台からみた真名井の滝。
こちらのほうが「高千穂峡の滝」としてなじみがあるだろうか。
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来た道を戻るようにし、大橋の近くの駐車場から車を走らせて国見ケ丘へ 
熊本県、大分県方面が綺麗に晴れていて見渡すことができた。目の前に見える大きな橋は国見大橋で、熊本県と高千穂町の東部を結ぶ。
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一方太陽の位置の関係か、高千穂の市街は逆光気味…画面中央から右側が高千穂の市街地だ。
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レンタカーの返却時間も考えながら、せっかくなので天岩戸神社にも参拝。
天岩戸神社は天照大神を祭っている神社で東本宮と西本宮がある。こちらは西本宮。
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岩戸神楽を奉納している神楽殿。
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最後に、足を延ばして天安河原へ。こちらは古事記などで、八百万の神がお集まりになられたと書かれている。河原の傍に大きな洞窟があり、こちらに建立されている神社が天安河原宮である。
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天安河原は早朝に行くべきという評、確かに当たっているのかもしれない…。
人が途切れることなくお参りをしており荘厳な感じが写真には撮れなかった。

今回は神都と言われる高千穂をかなり駆け足で回り、荒建神社や槵觸神社といった行くことができなかった神社も多くあったが、時間をかけて行った分の期待を裏切ることなく大いに楽しむことができた。
熊本空港への帰りは、来た道を戻るだけではもったいないので少し寄り道をしながら帰った。

続く

(このページの作成者 てら)

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