旅に、出た。

バス乗ったり、島行ったり。マニア2人の共同旅ブログ

乗り物好き若手リーマン2人、それぞれの旅行記録

タグ:飛行機

こんにちは てらです。
東京と大阪を結ぶ交通機関といえば新幹線を思い浮かべる方が多いだろう。
確かに8割以上のシェアを新幹線が誇っており、のぞみの本数が一時間に10本以上ある時間帯もあることから、待たずに乗れるイメージが浸透していると思う。私も関東へ行く際は新幹線を利用してきたのだが、今回はあえて関西空港から羽田便の飛行機に搭乗したのでそのときの搭乗記を記事として書く。

関西国際空港は成田と並ぶ国際線中心の空港として1994年に開港、国際線の旅客数に比べると国内線の旅客数は4分の1程度である(2019年)
依然、関西の国内線の拠点は伊丹であり、関西国際空港からは主要都市を結ぶ便に加え、PeachをはじめとしたLCCの国内線が発着する棲み分けが行われている。
今回は、レガシーキャリアのANA、JALではなく、スターフライヤーの便搭乗した。
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国内線の北出発ゲートを通過。本日は北出発ゲートから発着する航空便が5本しかないこともありがらんとしている。
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今回搭乗したのはSFJ28便、関西空港からの最終便だ。19時台で最終便はちょっと早い気もするが…。ANAやJALが21時台まで運航しているため棲み分けているのだろう。
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黒基調の機内、シートピッチの広さを売りにしているが、膝が前列に当たらなかったり前の席の下に荷物を収納しても足は窮屈ではなかった。
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レガシーキャリアでも装備されている機体は少ないテレビモニターがあり航行地図を見入ってしまった。飛行時間は伊丹便と変わらず約50分、せわしなくドリンクを配り終えると着陸態勢という感じである。
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羽田は沖留めでバスにより旅客ターミナルへ。降りた時に期待がA320であることを知った。
定刻通り20時過ぎに羽田に着いたが、羽田から京急線に乗り込んだのは20時半頃の電車だった。自宅から関空の所要時間を考えると関空から羽田便に乗った方がわずかに早いのだが、Ex予約等でフレキシブルに予約を変更できる東海道新幹線もなかなかに捨てがたいという結論に至った。

今年最後の更新となってしまいました。月に不定期、お互い行ったところをブログで書きあう感じでゆるゆるとやっているブログですが、定期的に見てくださる方もいらっしゃるようで頭の下がる思いです。来年もお願いいたします。
(このページの作成者 てら) 

こんにちは、いしです。
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与論島からの帰りは、飛行機を使って関東に帰りました。乗ったのは、上の写真の飛行機、琉球エアーコミューター818便与論発→那覇行です。

今回は空港を少しだけご紹介します。
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与論空港はとても小さな空港。ターミナルは自転車でもアクセスできるほどです。そうは言っても、大切な生活路線であり、各便の到着と出発が重なる時間帯の空港はたくさんの人で活気づいていました。

搭乗手続きを行うカウンターは2つだけ。カウンターのすぐ右には手荷物検査場があり、そこを過ぎると待合スペース。その先の扉を開けると、飛行場に出て、そのまま飛行機まで「歩いて」搭乗します。とてもコンパクトなサイズで、離島を感じさせます。

ちなみに、空港の隣にはホームセンターがあって、島で必要なものをなんでも揃えられます。

与論空港は、私が乗った那覇空港行の他にも、鹿児島空港行、奄美大島行が就航しています。どれもJAL系列ですが、那覇行だけが琉球エアコミューターで、他は日本エアコミューターによる運航です。
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空港の周りには一般道があり、飛行機がよく望めます。こちらは日本エアコミューター。
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与論空港では、昼にすべての便が離発着を行うので、短時間で何便も見ることが可能です。
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こちらは離陸していく日本エアコミューター。機体にハイビスカスが描かれており、JA01JCの文字が確認できたので、天草エアラインとの共同事業機でしょうか(wikipedia参照)。
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着陸してきたのは、日本エアコミューターのコウノトリ号。但馬空港ターミナル株式会社が購入した機材とのこと。
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最後に、琉球エアーコミューターが、那覇へ向かって旅立って行きました。
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(このペイジの作成者 いし)

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高知と徳島にある離島ヘ、3泊4日で友人達と行きました。

【行程】(ルート概要はこちら
1日目
【この記事】羽田空港→徳島空港
記事②】レンタカー:空港→竹ヶ島(徳島県海部郡海陽町)→魚梁瀬(高知県安芸郡馬路村)→高知市

2日目
記事③】レンタカー:高知市→三原村→足摺岬→柏島(高知県幡多郡大月町)→大島(同県宿毛市)→中村(同県四万十市)
鉄道:中村駅→【土佐くろしお鉄道】→宿毛駅

3日目
記事④】片島港(高知県宿毛市)→【市営渡船「すくも」】→母島港(同市沖の島)
記事⑤】弘瀬港→【市営渡船】→鵜来島(同市沖の島町鵜来島)

4日目
鵜来島→【市営渡船】→片島港→鉄路で東京へ

まずは1日目に搭乗したJAL453便と徳島空港の紹介です。今回は、旅行に同行した飛行機ファンのタクさんに寄稿してもらいました。ご協力ありがとうございます。



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今回搭乗したのは、羽田空港7:05発、日本航空JL453便徳島行きです。
今回のフライトは1週間前に大きく動きました。というのも、突然航空会社からメールが送られてきたためです。機材を変更したため座席を変更したという趣旨のものでした。予約確認画面から使用機材を確認したところ、機種はB767のままで、国内線仕様から国際線仕様の機材へと変更されていました。

国際線仕様機材になったことで起こる主な変更点を以下にまとめると、

・普通席が国際線のエコノミークラス席に、クラスJが国際線のビジネスクラス席になる点

JALでは国内線で無料Wi-Fiサービスを展開しているが、国際線仕様機材では使えない点

・ギャレー(機内のキッチン)やラバトリー(トイレ)の配置が異なるため、座席数が減る点

ここで注目してほしいのは、クラスJで国際線のビジネスクラスのシートに座れる点です。クラスJとは、プラス1000円(購入時期によって変更あり)で利用できるシートで、普通席よりも座席幅(シートピッチが広く、リクライニングや大型のテーブルなどが備わった快適なシートです。詳しくは、コチラ※外部サイトに飛びます)。

そこで、当日クラスJに空席があったため即座にクラスJに変更しました。

それでは、いよいよ搭乗の時。
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出発の時を待つ飛行機

行先:徳島

機材:B767-346ER(20112月に導入)

機番:JA654J

出発予定時刻:7:05

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現地到着予定時刻:8:25

この日のゲートは9番ゲート(主に西日本方面便に割り当てられるゲート)
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搭乗すると、ビジネスクラスのシートが待っており、シートも広く、電動リクライニングやシート電源も備わっておりとても快適なシートでした。

この日の天気はくもり、気温は6.8度、北北西から5/s。飛行機はほぼ定刻通り、9番ゲートを79分に離れ、RWY05に向けてタキシング。そして、724分にRWY05から離陸。この日、雲が低く、離陸後すぐに雲の中にすっぽりと入ってしまいました。飛行ルートはこの図の通りです。

巡航高度は24000ft、巡航速度は330ktsでした。この日は偏西風が強い状況でのフライトで終始、南岸低気圧による厚い雲の中を飛行していきました。


JL453便は、823分にRWY29に着陸し、827分にゲート4番に到着しました。

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徳島空港の到着便案内では、『反転フラップ式案内表示機(パタパタ方式)』がいまだ健在です。最近の発着案内は、LEDや液晶ディスプレイに表示するタイプなどが大多数で、パタパタ方式は姿を消しつつあります。パタパタと音をたてながら動作してるのが、どこか懐かしい感じがして個人的には好きなので、数が減っていくのは寂しいなと感じています。みなさんも空港を利用する際には、こんなポイントにも注目してみてください。きっと、旅情がもっと深まると思います。
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ターミナルビルを出ると、阿波踊りの像がお出迎えしてくれます。この日は、キャセイドラゴン航空による季節運航便が就航していたため、そのお祝いが空港各所で掲示されていました。

(このペイジの作成者 タク)

こちらのブログでも、別の同行者が同じ旅行の模様を公開中です。
続く
(このペイジの責任者 いし)

目次はこちら

東欧2019:Iの続き。
モスクワから最初の目的地ベオグラードへ向かいます。
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モスクワのシュレメチヴォ空港に1時間遅れで到着。タラップを降りて満員のバスで移動します。バスの中は乗継便へ急ぐ客が多く、車内は少しピリピリとした空気が流れていました。そのような空気は意に介さず、バスはゆっくりと進んでいきます。

10分以上かかってバスがターミナルに着くと、乗客は一斉に乗継の保安検査へ急ぎます。流れに乗って一緒に保安検査のところまで行き、名ばかりのパスポートチェックと保安検査を済ませました。

乗客がどっと詰めかけているのに、保安検査もパスポートチェックも1つしか入口が開いておらず、皆が殺到。検査口の前には扇形の団子状に人が群がり、我先にと急ぎます。並んだ方が早そうなのに誰一人として並ばないところに、ヨーロッパを感じます。
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3時間の乗継時間をとっていたため、なんとか乗継は間に合いました。20:45発ベオグラード行SU2092便に搭乗します。

機体はA321。3-3の座席配列です。すんなりと搭乗は終了したものの、中々機体は動かず、しばらくするとアナウンスで機体の融雪をしてから出発との案内が入りました。シャーッという音とともに外から雪を溶かしている模様。なんだかんだ1時間ほどかかって、22時前にベオグラードに向けて離陸しました。
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途中でサンドウィッチがサーブされた他は特に何もなく、ベオグラードに向けて機体はひたすらに南下。個人モニターがないので、どこを飛んでいるのか分からないのが残念なところ。

モスクワとベオグラードには2時間の時差がありますから、1時間遅れているとはいえまだまだ1日は終わりません。ベオグラード時間22時頃になるとようやく降下のアナウンスが流れ、22:30にベオグラードのニコラ・テスラ国際空港に着陸。モスクワでの駐機を除いて、約3時間の旅路でした。

ちなみに、セルビアへの入国はすんなりと行きましたが、待てど暮らせど預け荷物が出てこず、ロストバゲッジ。空港の専用窓口で確認すると翌日には滞在先に届けるとのことだったので、手配をしてホテルへ向かいました。見たところ、少なくとも3組がロストバゲッジしていました。


(このペイジの作成者 いし)

2年ぶりに海外に出掛けたので、複数回に分けて更新します。

【目次(漸次、追加)】
I. アエロフロートロシア航空:東京→モスクワ(このペイジ)
IX. コシツェトラム
X. コシツェ~バルデヨフ
XI. ZSSK IC522列車(Kosice→Trencin)
XII. ZSSK R604列車(DARGOV: Trencin→Bratislava)
XIII. EC276列車(METROPOLITAN: Bratislava→Brno)


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日本からヨーロッパへの航空便は、乗継便まで含めると数えきれないほど豊富にあります。今回は値段の安さもあって、前々から興味のあったアエロフロートロシア航空(SU)を使うことに。

往路の目的地は、セルビア共和国のベオグラード。成田空港から、モスクワ経由パリ行のSU261便に搭乗し、モスクワのシュレメチヴォ空港でベオグラード行SU3742便に乗り継ぎます。
成田からヨーロッパへのSU便は毎日運航しているものの、便名と行先が曜日によって異なります。木曜はSU265便ローマ行、月曜と土曜はSU263便ロンドン行、それ以外はSU261便パリ行です。
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この日は金曜だったため、パリ行で運航。
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成田空港は第1ターミナル北ウイングからの出発。定刻は13:10発です。ところが、12:30搭乗開始と言われていたのでその頃に27番ゲートに向かうと、機内準備に手間取っているらしく12:50搭乗開始に変更されていました。

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飛行機を眺めながら搭乗口近くで12:50まで待っていると、アナウンスがあって搭乗開始が13:00に再変更。さらにその後のアナウンスで、13:20に再々変更されました。

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結局、搭乗が始まったのは13:20少し前でした。SU261便の機材はA330-300(注1)で、2-4-2の座席配列の機内は2割ほど空席があって、真ん中4列は1人しか居ないところもチラホラ。定刻より50分遅れの14:00に飛行機が動き出し、15分後に離陸しました。


注1:SU便の成田便は、2019年夏季スケジュールより、機材がB777-300ERに大型化の予定。



以下、モスクワ時間(日本-6時間)。


この日は、機内の個人モニターがつきませんでした。自分の席だけでなく、周りのロシア人もしきりにCAに尋ねており、それでもモニターがついていなかったため、飛行機全体の問題のようです。これが原因で遅れたのかもしれません。結局モニターは離陸してから2時間弱、使えないままでした。

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離陸から40分ほどで飛行機は佐渡島上空を通過し、日本海に到達(モスクワ時間で9:00頃)。日本海を北西へ向かってロシア大陸に差し掛かる少し手前で1度目の機内食が提供されました。

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この日は快晴で、極東の凍った大地が窓からよく見えました。モスクワ時間10:30頃にハバロフスク上空を通過(現地時刻17:30)。ほどなくして機窓は夕暮れを迎え、完全に日没する少し前の昼11時には機内も消灯に。


窓の外は相変わらず真っ暗なまま、モスクワ時間15:00頃に機内の灯りが再び点灯。2度目の食事の提供がアナウンスされ、モスクワまで残り3時間40分とのアナウンスも。このまま行くとモスクワには18:40頃の到着。時刻表上の到着時刻は17:35なので、成田での遅れをそのまま引きずっていることになります。

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16:00前には機内食がサーブされ、間もなく飛行機はウラル山脈を超えて、いよいよヨーロッパロシアへ突入しました。


18:10にはシートベルトサインが点灯し降下開始のアナウンスも流れました。モスクワは0度で天気はみぞれとのこと。徐々に高度が下がっていき、18:50にシュレメチヴォ空港に着陸しました。

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降機は久しぶりのタラップ。足元の雪で滑ら無いようにゆっくりと歩いて、移動用のバスにギュウギュウになりながら入ります。東京の朝ラッシュ並みの混雑でした。


(このペイジの作成者 いし)

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