こんばんは、いしです。
ブログ見て頂いている方、ネットの大海原に漂う弊ブログを見つけて頂きまして、ありがとうございます。※このブログは、友人と共同運営してます

いつも旅(遠征)から帰ってきたら、少し間をあけて落ち着いてブログ記事を書いているのですが、たまには趣向を変えまして、思ったことをそのまま書き流します。

ここ数年、縁あって四国を毎年のように訪れており、今年も早速、高知へ行って来ました。その時乗った予土線がこちら。
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窪川15:01発4825D(しまんトロッコ塗装の54系)です。あまりにも有名な江川崎での長時間停車(トイレ休憩)の時に撮った一枚です。後日、ふと2020年3月改正の時刻表を見たら、乗車した便は2020年3月14日から、ダイヤ改正にともなう減便で無くなることに気付きました。

あくまで個人的イメージですが、JR四国は経営状況の厳しさに比して特急・普通ともにかなりの本数を維持していたと感じていたので、ひとつの時代の区切りのような気がして、記事に書いておこうかなと思い立ちました。(自分の備忘録的な意味で)

昨年のダイヤ改正では牟岐線の末端部分が大減便されたので、予土線も時間の問題だったとは思いますが。実際、この日、近永で途中下車して、近永始発の列車に乗った際に地元の方と少し会話したところ、やはりその方も普段は列車は使わないとのこと。乗降の仕方もあやふやなようでした。ワンマン列車、難しいですものね。
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ちなみに、乗ったのは、近永発17:28(4827D)の宇和島行(キハ32)でした。

さて、予土線はこれまで下記の通りの運転本数でした。
・全線「窪川~宇和島」:6往復
・区間運転「江川崎→宇和島」:朝晩1便ずつ
・区間運転「宇和島→江川崎」:晩2便
・区間運転「近永~宇和島」:朝2往復、午後2往復

宇和島に近づくにつれて本数が増える傾向は変わりませんが、昼の宇和島行(窪川発、近永発)が減少し、夜の宇和島発の列車の行先が短縮されました。
・全線「窪川~宇和島」:5往復(これまで6)
・区間運転「江川崎→宇和島」:朝、夕方、晩1便ずつ(これまでは朝晩1便)
・区間運転「宇和島→江川崎」:午後1便、晩2便
・区間運転「近永~宇和島」:朝、夕方、晩に計2.5往復(これまでは4)

前述の通り、地元利用者は少ないようですし、人材確保が難しく、人口減少も見込まれる中で、むしろよくここまで頑張ってくれたなという印象です。そうは言っても、まだ5往復もあるわけですから、乗車チャンスはそれなりに存在します。単なるわがままですが、まだまだ廃止してほしくない路線です。

※ところで、減便による間隔調整の影響か分かりかねますが、2020年3月のダイヤから4820D(宇和島15:20→窪川17:51)が伊予宮野下駅で20分停車するようになりましたね。少し駅の周りを歩けるチャンスですね。

(このペイジの作成者 いし)