旅に、出た。

バス乗ったり、島行ったり。マニア2人の共同旅ブログ

乗り物好き若手リーマン2人、それぞれの旅行記録

タグ:自治体探訪

こんばんは、いしです。
IMG_4212
IMG_4572
JR高崎線の新町駅から2時間以上をかけて、上野村までやって来ました。
IMG_4215
こちらは役場近くのバス停。バスが通るとは思えない細い路地にあります。メインの国道は集落から少し離れた山肌を走っていて、おそらく新道なのでしょう。
IMG_4573
IMG_4577
上野村の街中は、うねる細い路地が繋がっていて、全体感が掴みにくく感じました。
IMG_4216
IMG_4218
役場近くは川和という集落のようです。
IMG_4584
役場の近くの集落は観光客が立ち入れるところがあまり見当たらなかったため、歩いて西の方にある集落へ。
IMG_4219
少し山を登り、集落を見下ろせる国道を歩きます。
IMG_4585
IMG_4221
このトンネルを抜ければ、隣の集落です。
IMG_4589
IMG_4590
トンネルを抜けた先に、乙父(地理院地図によれば、おっちと読むそう)に向かう道があります。
IMG_4592
IMG_4593
IMG_4594
IMG_4597
IMG_4598
畑と家をつなぐ道をたどって川を渡り、乙父を歩くと、集落内に、「母の菜豆(かかのさと)」というカフェがありました。営業終了時間ギリギリでしたが、切り盛りされているお母様のご厚意で上がらせていただきました。

こちら、後から調べたら、営業日が限定で、要予約とのこと、、、次は予約して伺います。ご迷惑をおかけしました。
IMG_4599
コーヒーも大変おいしかったですが、パンナコッタや、
IMG_4600
群馬名物みそおにぎりまで出していただきまして、どれもおいしい!思い出に残る味でした。しっかり米粒一つ残さず頂きました。
IMG_4601
また訪れたい店の一つです。

(このペイジの作成者 いし)

こんばんは、いしです。
IMG_4551
神流川沿いに位置する群馬県神流町は、平成の大合併で万場町と中里村が合併して誕生した、新しい街です。
IMG_4554
IMG_4203
真夏のこの日、万場はキャンプにやってきたファミリー客、レジャー客で町が大変賑わっていました。河原に、子どもが楽しめる小さな人口流れるプールのようなものが作られています。
IMG_4556
河原からの隣にあるメイン通りは、嘘のように静かです。
IMG_4204
IMG_4205
それでも、車やバイクなどの交通量はそれなりにありました。また、飲食店も何軒か。あるいは、レジャー客向けの河原の屋台で食糧の調達も出来ます。
IMG_4561
IMG_4562
IMG_4208
万場の街は県道46号に沿って細長く立地。
IMG_4570
街の西端には、八幡神社が。
IMG_4211
神社の向かいにある商店には、今なら物議を醸しそうな一文も。

神流町は観光協会が川や山で遊ぶレジャーを提案しており、まさにその通り、首都圏からのレジャー客で賑わっていました。

(このペイジの作成者 いし)

こんばんは、いしです。
IMG_4182
鬼石郵便局バス停は、鬼石の中心街に位置します。
IMG_4539
目の前は群馬県道13号。
IMG_4185
IMG_4541
想像してたよりも、歴史ある建物が残っています。
IMG_4186
以前紹介した通り、鬼石の近くを流れる神流川を渡れば、すぐそこは埼玉県です。
IMG_4543
ここから先は、埼玉県神川町。
IMG_4188
下には、かつての自治体名、神泉村の石碑が。神泉の集落は、川から少し道を上がったところに位置していますので、神流川にかかる橋から集落を見ることはできません。
IMG_4189
IMG_4191
ちなみに、鬼石の対岸にある埼玉県の観光案内所近くからは、鬼石の街が一望できました。
IMG_4194
鬼石に戻ってきて、街を眺めます。
IMG_4195
中心地ですが、ほとんど人も歩いておらず、たいへん静かな場所です。

鬼石はかつて、十石街道の宿場町として栄えたのだとか。確かに、この道をまっすぐ信州方面に進むと、関東最強酷道と名高い酷道299につながり、十石峠を越えて長野県に至ることが出来ます。鬼石にぽつぽつと存在する古い建物は、その名残なのでしょうか。

首都圏に住んでいても、ほぼ聞くことのない、鬼石。なんとも魅力的です。

(このペイジの作成者 いし)

こんにちは、いしです。
IMG_5583
名湯、俵山温泉は山口県長門市の山奥にひっそりとあります。
IMG_5584
街中は至って静か。三連休とは思えない人の出です。

関東では殆ど知名度が無いように思いますが、俵山温泉は防長四湯にも数えられ、一説によると1100年の歴史があるのだとか。
IMG_5588
昔ながらの温泉街は、観光客向けの建物と、地元の方の住居が細い路地で迷路のように繋がっていて、生活と非日常が入り混じった不思議な雰囲気です。
IMG_5589
残念ながら、街で開いているお店はほとんどなく、目についたのはバス停近くのこのお土産屋さんくらい。(他にもおそらく数軒あります)
IMG_5591
ここはメイン通り。左右に旅館が並びます。
IMG_5592
この道の先を行ったところに、町湯が2湯あって、それだけです。こじんまりして落ち着いた温泉街です。
IMG_5593
軒を連ねる旅館も、趣があります。
IMG_5596
この日お邪魔した旅館は、中庭もあって風情に溢れていました。
IMG_5602
俵山温泉は、湯治場として発展したとのことで、確かに観光スポットは見当たりません。かえって今では滅多に味わえない雰囲気が漂っていて、そこがたまらないのですが。
IMG_5606
IMG_5607
観光スポットがあるわけでもなく。

さて、温泉街に戻ってきました。
IMG_5619
IMG_5621
IMG_5622
温泉街には、町湯が2つ。そのうちの1つが下記の白根の湯。
IMG_5624
ここはレストランも併設しており、街で唯一の食事処。ただし、19時ごろまでしか営業していないため、俵山温泉に素泊まりする場合は、食事の時間に要注意です。

これまでに訪れた温泉地とは一味違った、趣深い温泉街でした。
(このペイジの作成者 いし)

こんにちは、いしです。

萩市で街並みといえば市街の城下町があまりにも有名ですが、旧旭村に位置する萩市佐々並も昔ながらの宿場町の雰囲気を残す、雰囲気ある街並みです。
FullSizeRender
県都山口から萩へ走るJRバスを途中下車して、佐々並を少し歩きました。
IMG_5180
佐々並バス停は、街から外れた国道沿いの交差点にあります。萩行のバスを見送って、交差点を右に曲がると佐々並の宿場町に至ります。
IMG_5181
石柱を越えれば、奥に黄土色の瓦屋根が密集する宿場町が現れます。
IMG_5182
ここは、国に指定された街並み保存地区です。とても穴場スポットのようで、平日ということもあってか観光客は皆無でした。
IMG_5184
街中はかつての街道を思わせる道幅と、90度に曲げられた道。宿場町を感じます。どうやら高度経済成長期まではここがメインの道路だったようで、昭和30年代に佐々並を訪れた民俗学者宮本常一氏は、この狭い道をバスが通っていたと記述しています。
IMG_5189
残念ながら、往年の活気は全く見られず、たまに走る車の他は、人っ子一人見当たりませんでした。(観光センターのような使われ方をしていた民家には、地元の方が当番制で詰めてらっしゃるようで、そこで情報収集が可能です)
IMG_5190
IMG_5191
統一された街並みです。
IMG_5192
IMG_5193
街の周辺には田畑が広がり、山の中とはいえ、かなり開けた土地がありました。


(このペイジの作成者 いし)

こんばんは、いしです。
IMG_5883
足利市内を聖地巡礼で少し歩いたのですが、最初の画像をご覧頂ければ、何の聖地巡礼か一発でバレてしまいますね。名曲「渡良瀬橋」です。(当ブログ著者は20代ですが、この曲は大好きな曲の1つ。あいにく今回は、曲をご存じない方にはさっぱりの記事です)
IMG_5885
足利市、なにげに市街地が広いため、歩いて回るのは結構大変です。写真はご存じ「八雲神社」。今でもあなたのこと祈ってる神社ですね。てっきり市の中心にあるでかい神社かと思っていたら、街外れの小さな神社でした。小さいといっても境内は十分広く、立派な神社ではありましたが。
IMG_5889
神社から大通りに戻ると、交差点には「床屋」があります。今も現役です。なんでも店内には、森高さんのサインがあるとか無いとか。例のヤツもしっかり床屋の角にポツンとありますね。
IMG_5891
町の中心まで歩いて戻ってきました。徒歩10分程度でしょうか。ここには小高い丘があって、その中腹に街を見下ろせる神社があります。
IMG_5892
織姫神社と言うそうで、どうやら縁結びの神様だとか。ご利益にあやかりたいかどうかはともかく、景色は抜群に良いので、足利を訪れた際には訪問必須のスポットです。
IMG_5893
神社に上って、後ろを振り返ると足利市が一望できます。写真だと少し見えづらいですが、向かいの山との間に渡良瀬川が横切っていて、山の麓からこちらに向かって架かる橋が、あなたが夕陽を見るのが好きだった「渡良瀬橋」です。市街地は川のこちら側に広がり、JR両毛線の駅も近くにあります。ただし、東武線の足利駅だけは川の向こう側にあります。
IMG_5896
参道は2つ。そのうちの1つは写真のように色の違う鳥居が連なっています。写真スポットのようで、観光客がスマホ片手にパシャパシャ撮っていました。
IMG_5897
さて、神社を降りて川までやって来ますと、土手沿いの道路には歌碑がありました。青森県竜飛岬にある歌碑と同じく、ボタン(写真左手)を押すと曲がフルコーラスで流れます。もちろん押下しました。
IMG_5898
あいにく曇り空でしたが、丁度夕暮れの時間帯。黄色く染まった空、渡良瀬橋、大音量の「渡良瀬橋」を背景に、「あなたが好きだと言ったこの街並みが、今日も暮れて」ゆきました。

終わり
(このペイジの作成者 いし)

こんばんは、いしです。

佐渡島の南西部の端っこに位置する宿根木集落は、昔ながらの景観が集落ごと残っている、国の重要伝統的建造物群保存地区に指定された、観光客の多い集落です。
IMG_4395
宿根木の集落は海と小高い丘に挟まれており、丘の上には、旧小学校が保存されて、中を見学することができます。写真はその最寄りバス停です。
IMG_4396
学校は現在民族博物館となっていて、主に昭和までの宿根木の暮らしに関するものが展示されています。
IMG_4419
ただし建物は学校そのまま。こちらは廊下です。ドラマで見かけるような木造校舎。初めて入りました。
IMG_4423
ここは敢えて教室のまま保存されている部屋です。
IMG_4424
IMG_4425
IMG_4427
IMG_4426
文集や記念写真、5玉の算盤など、さまざまな備品も展示されていました。
IMG_4434
丘を降りると、宿根木集落があります。舟運で栄えたこの街の風景がそのまま残っています。多くの住宅は今も現役で使われているところもポイント。
IMG_4439
集落の中は細い道が繋がっています。
IMG_4445
IMG_4446
IMG_4438
IMG_4436
昔のままの看板を下げたお宅も。
IMG_4431
集落のうち、3つの家は内部も公開されています。
IMG_4432
当時の生活が分かる展示も。
IMG_4440
家の中はそれぞれ個性的。
IMG_4442
囲炉裏で煤けた壁。時代を感じます。
IMG_4448
上から眺めると、その密集度合いがよくわかります。

佐渡島のなかではかなり観光客が多い印象を受けました。集落内に食事処や「たらい舟」の体験など観光施設がある影響もあるのでしょう。また、集落の前の道路がサイクリストのコースになっている事も影響しているかもしれません。

(このペイジの作成者 いし)

こんばんは、いしです。
IMG_4329
バスで到着した、赤泊(旧赤泊村、現佐渡市)を少しだけご紹介。
IMG_4332
海岸沿いには片道1車線の広い県道が走っていて、港の反対側には家が立ち並びます。
IMG_4336
県道沿いには赤泊を表す標識が。「佐渡市」だけ新しく書かれているので、赤泊村だった頃から置かれているものでしょう。
IMG_4337
実は、海岸沿いの道の家々の裏側には、もう1本細い道が並行して走っています。なんでも、ここの道の方が古いそうで、この道の山側にまず家が建ち並んだ後、街の発展に伴って海沿いにも家が建つようになったんだとか。
IMG_4512
確かに、この通り沿いには歴史を感じさせる建物がいくつもあり、道巾も自動車には狭すぎます。
IMG_4517
建物は今も現役ですので中には入れませんが、雰囲気は十分です。地域の方が使う商店や全国的に有名な酒蔵があるにもかかわらず、観光客はそれほど多くなく、島の雰囲気を感じるのにオススメです。

続く
(このペイジの作成者 いし)

こんばんは、いしです。

新潟からの佐渡汽船が到着する両津港からは、佐渡島一円を走る新潟交通佐渡に乗って、島の反対側にある旧相川町へ向かいました。

乗車したのは、佐渡島随一の幹線「本線」です。本線は、島の東側にある両津から島の反対側にある相川までを結ぶ路線。日中でも1~2本/時の便数が維持され、本土発のフェリーに合わせて朝早くから夜遅くまで走り、車両が新しいものが充てがわれる、名実ともに新潟交通佐渡の幹線です。

現在の佐渡島には佐渡市しか存在しませんが、2004年までは10の市町村が存在しました。そのうち、島の西側に位置していた旧相川町は、金山の遺跡が残る町。佐渡島では路線バスでの観光を推しており、両津発のバスは、日に何本か、旧相川町の山の中にある金山跡地まで足を延ばしています。
(参考:佐渡市=両津市、相川町、佐和田町、金井町、新穂村、畑野町、真野町、小木町、羽茂町、赤泊村)
IMG_4239
佐渡金山のバス停の少し手前、相川分校前でバスを降ります。
IMG_4241
IMG_4618
振り返ると日本海が一望できます。
IMG_4619
バスはそのまま佐渡金山へ向かっていきました。
IMG_4242
ここは選鉱場跡地。相川にはこのように金山の遺構が存在します。
IMG_4461
一方、相川の街は海岸沿いの低いところに密集。
IMG_4243
選鉱場跡地近くの高台から、町の一部を見下ろせます。
IMG_4462
町は海岸から少し上がった高台にも続いており、昔ながらの街並みがここにも残っています。こちらは時報用の鐘。
IMG_4463
狭い道の両端に、茶色に塗られた木造住宅が続いています。
IMG_4464
細い路地も。
IMG_4244
相川は金山とともに金で栄えてきた街。見下ろせる高台からは、街の広さを感じます。
IMG_4466
海岸沿いの集落には、いくつかの細い路地からアクセスできます。相川の町は海に近い方が開けていて、行政や商業施設もそちらに集中していました。食事処もたくさんあり、観光客も多く居て、いまや観光の街であることを実感させてくれました。

続く
(このペイジの作成者 いし)

こんばんは、いしです。

IMG_3551
飯山駅で自転車をレンタルし、飯山市を少し探検しました。

駅西側に、正受庵というお寺がありました。少し高台にあります。
IMG_3573
中には、庵と鐘を鳴らす堂でしょうか。
IMG_3574
反対側にも建物が。
IMG_3576
偶然にも掃除をされているボランティアらしき方々がいらっしゃって、ご厚意で抹茶を頂くことに!お話を伺ったところ、真田にゆかりのある庵だそうで、写真手前の賽銭箱には確かに真田の六文銭が。左手には池もあり、風情のある縁側で抹茶を頂きました。
IMG_3578
実は境内は奥に広く、写真正面のお堂では、月1度、座禅を組む会が行われているようで、この日も何名かが参加されていました。
IMG_3580
後ろを振り返れば、飯山の街を少し見下ろすことが出来ます。
IMG_3582
黄色と緑に囲まれた、雰囲気のある所でした。

自転車を方向転換して南に走らせ、駅から南東に数km行ったところにある蕎麦屋へランチに向かいます。
IMG_3587
坂を昇り降りしつつ、南へ。途中、踏切で飯山線を渡ります。
IMG_3594
線路は飯山駅まで盆地を突っ切って走っています。

線路に平行した国道沿いに、富倉そばの名店がありました。
IMG_3596
IMG_3597
本来は、さらに山奥の富倉地域発祥の富倉そば。つなぎにオヤマボクチという豆を使っているのが特徴です。
IMG_3599
同じく名物である笹寿司と共に頂きました。
IMG_3600
IMG_3602
帰路では道を間違って、渡れそうで渡れないなんちゃって踏切に遭遇。
IMG_3603
もう少し飯山駅寄りの踏切まで戻った時、偶然にも列車が長野方面からやってきました。
IMG_3604
IMG_3607
景色によく溶け込んで、きれいな飯山線を拝めました。


(このペイジの作成者 いし)

↑このページのトップヘ