どうもてらです。
土讃線降り鉄シリーズ、3回目は吉野川の北側に位置する箸蔵駅を取り上げます。

以前取り上げた駅はこちら
土佐北川
大杉

土讃線降り鉄シリーズを初めてご覧になった方へ…。
土讃線は、高知県(土佐)と香川県(讃岐)を結ぶことから旧国名の頭文字を取っているのが由来の路線である。特急に乗っていると讃岐平野を颯爽と駆け抜けたかと思えば、峡谷に囲まれ四国山地を縫うように走り、高知から先は海も見えるというなんとも景色の変化に富んだ路線である。走っているところがピンとこない方はJR四国の路線図を合わせてご覧いただければと思う。(ピンクの路線が土讃線です。)

駅舎の紹介をする前に、地図で周辺の紹介を行いたいと思う。

ご覧の通り、地図上だけ見ると、坪尻から吉野川を直線に渡れば良さそうなものを、箸蔵、佃と大きく東に迂回して阿波池田に通じている。これは吉野川を境にすり鉢のような地形になっていることから、吉野川を垂直に渡ると勾配差が大きいことから徐々に迂回しているのだ。
箸蔵駅の隣の駅である佃駅に降りた私は、対岸の中腹にある国道を目印に、箸蔵駅へと歩を進めたが、前述の通り高低差もありなかなかにしんどかった。降り鉄と言いながら徒歩で駅に到達しているので厳密に降り鉄と言っていいのかは微妙なのだが……。
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駅は国道のすぐ側にあり、駅前のこじんまりとしたロータリーには数軒の民家と商店があった。訪れたのが四月の頭ということもあり枝垂れ桜が見頃を迎えていた_MG_6989
写真の奥に線路をまたいでいる橋があるが、国道32号線である。一線スルー方式で通過列車は上り下り関係なく写真右側の線路を通る。
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減速することなく走り抜けるように通過する上り特急列車南風号。
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最後に箸蔵から徒歩10分ほどのところにある撮影地を訪れてみた。箸蔵から上り勾配を登り、県境のトンネル区間へ挑む
(このページの作成者 てら)