どうもてらです。
今回は長野電鉄沿線の街並みを巡る旅をしました。

今回、大阪からの夜行バスに揺られ、降りたのは長野県の須坂市。長野市の右隣に位置し長野駅から電車で20分程度のところである。駅前は橋上駅舎に複層階のスーパーと、典型的なベッドタウンのようなところであった。
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しかし、駅前の通りを抜けて一本路地に入ると…。
蔵の街並みが目の前に広がる。もともと、須坂は明治初期から製糸で栄えた街で、当時の商家の建物や蔵の多くが残されている。
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須坂クラシック美術館 明治初期の建物を美術館に改装している。ここより、銀座通りを道なりにいくと、徒歩10分圏内に古き街並みが保全されているので、順をおって紹介する。
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クラシック美術館付近から東側を向くと、町屋と蔵が並ぶ通りが続く。
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明治初期の製糸家 観光交流センターを兼ねている。正面に写っている3階建の蔵はまゆを貯蔵するまゆ蔵と呼ばれ、製糸業で栄えた街で見ることができる。
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蔵を改装したブティック。
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店舗だけでなく集会所や観光施設など、いろいろな建物にリノベーションされている建物が目立つ。
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手前に建つ西田屋は、明治初期の黒塗りの蔵店。隣の山下薬局は江戸末期の造りで、当時から薬屋であり、近隣の藩とも取引があったそうだ。屋根の段にも特徴がある。

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小田切家 製糸で栄えた須坂らしく、長屋門のある商家と蔵が併設されている家である。
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最後に、私は墨坂神社へ向かった。銀座通りから伸びる参道と鳥居
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墨坂神社の本殿。墨坂神社はもともと奈良県の榛原に位置する神社であるが、大和地域の部族が須坂付近に移住した際に、墨坂神を遷祀したそうだ。

街並みを巡る旅② につづく。

(このページの作成者 てら)