旅に、出た。

バス乗ったり、島行ったり。マニア2人の共同旅ブログ

乗り物好き若手リーマン2人、それぞれの旅行記録

タグ:名鉄美濃町線

こんにちは てらです。
前回の岐阜バスの乗りバス記録の続きになります。お読みでない方はこちら 
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美濃バス停から、街の中心部までは徒歩10分ほど。
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うだつの上がる街並みは歩いて1㎞程度の距離なので、1時間もあったらゆっくり見ることができる。
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コロナ禍とはいえ、GoToキャンペーン期間ということもあってかちらほら観光客の人通りもありにぎやかであった。
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うだつとは建物の隅、隣の建物のあたりの屋根の部分を少し持ち上げることで防火や防風を狙っているそうだ。ちょうどこの写真中央に並ぶのがうだつ。
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うだつがよくわかる一枚。美濃市のこの一帯は「うだつの上がる街並み」と呼ばれている。
ちなみに「うだつの上がらない」という慣用句はこの屋根の「うだつ」からきているそう。
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うだつがズラリと並んでいるさまは壮観である。
うだつについては、こちら(美濃市観光協会)がアップの写真もあり解説も詳しい。
もう少しうだつがわかりやすいように正面から何枚か撮ったらよかったなと反省。
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今はなき会社名ばかりでおっと思って撮影したホーロー看板。
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街並みの一番北西側から一枚。
美濃ICからほど近く駐車場も整備されており、車でも行きやすそうだ。
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来た道を戻り、先ほどの美濃駅の前を通る。
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うだつの上がる街並みから徒歩10分程度で長良川鉄道の美濃市駅に到着。
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時代が止まったような木造駅舎。驚くことに駅係員さんもいる。
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ちょうどよい時間帯に美濃太田行の列車があり、それに乗って美濃の街並みを後にした。

(このページの作成者 てら)

どうもてらです。
前回初めて乗りバスの記事を書いてから、インターバルが短いですがまたバスに乗って出かけてきたので更新します。

モータリゼーションの波により路面電車が姿を消した都市は数多くある。
名古屋から電車で20分の場所に位置する岐阜市もその中の一つだ。
岐阜は名鉄が市内から郊外の隣接自治体まで伸びる路線を保有しており、最大で70㎞もの路線網を保有していた。(名鉄の公式ウェブサイトにある名鉄資料館が詳しいのでおすすめである。)

今回私は、名鉄美濃町線とおおむね並行して走る岐阜バスの岐阜美濃線に美濃まで乗車した。
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名鉄岐阜駅の改札を出て左手に折れると岐阜バスのバスターミナルがある。バスの時刻表では名鉄岐阜が始点のバス路線は名鉄岐阜バス停の時刻が二種類ある。どういうことなんだろうかと思うと、
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この写真右上の岐阜バスターミナルを出発して、JR岐阜駅のロータリーで方向転換をして、通りの反対側にある名鉄岐阜バス乗り場を経由するというカラクリのようだ。
いしと違ってバス旅に慣れていないので、残念ながら勘が働かなかった。
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運よく良い席を陣取れたので、こそこそ写真を撮りながらバス旅を楽しんだ。
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名鉄岐阜駅からJR岐阜駅をいったん経由して北方向に走り、アーケード街に囲まれる。岐阜市内線が窮屈そうに走る写真をよく見かけるがこのあたりだろうか。
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名鉄美濃町線の始点である徹明町も、交差点やバス停の名前に残っている。
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バスは岐阜市街を方向を変えて東に向かって走る。この辺りも路面電車が走っていた箇所だ。
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国道はバイパスを通るが、バスは住宅が多い県道沿いを走る。このように時折電停の名前を冠したバス停がある。
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この二枚の写真は国道156号線のバイパスと県道が合流する日野付近で撮ったものだが、不自然に道路脇に空き地があり、草が繁茂している箇所があった。どうやら路面電車の廃線跡のようだ。
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ここから国道156号をバスは道なりに走る。このあたりは路面電車の電停で言うと上芥見付近だが、路面電車は国道と並行していない。
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走ること40分ほど、関市に入る。
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下有知も電停にある地名である。
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奥のほうに美濃インターチェンジが見える。
美濃市の市街地が近づいてくると県道281号のほうへ折れバスは狭い市街地を窮屈そうに走る。
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今日の目的地、美濃バス停に到着。ここから美濃市街の北をなぞるように走り美濃インターチェンジのそばにある中濃庁舎が終点となっている。
美濃バス停の奥に名鉄美濃町線の美濃駅が保存されている。
1時間ちょっとバスに乗り続けたが、国や岐阜県の補助を受けていることもあり900円であった。結構長距離乗っている人も多いのがバスに転換されて15年たっても残っている理由かもしれない。
しかし、路面電車時代は1時間に1本運転されていたのを考えると8往復しかないバスはちょっと寂しいかもしれない。

(このページの作成者 てら)

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