旅に、出た。

バス乗ったり、島行ったり。マニア2人の共同旅ブログ

乗り物好き若手リーマン2人、それぞれの旅行記録

タグ:京都バス

どうもてらです。
どうやら過去の記事を見る限り、初めての乗りバス記事の投稿です。

9月の下旬に京都市の北、大原へ出かけた。大原は京都市の北東部、左京区に位置し、市内の東を流れる鴨川の支流である高野川の上流域にあたる箇所だ。
4連休の中日になってしまった点や、市内のバスの混雑や定時性を考慮し、最寄りから阪急と地下鉄を乗り継いで国際会館から大原へ出るバスに乗った。
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京都市へは京阪ないしは阪急を利用することが多かったため、京都市営地下鉄を初めて利用した。
徐々に車内が学生だらけだなと思ったのだが、同志社の付属高校の最寄り駅のようだ。
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写真を撮っていると、改札から電車に乗っていた人がみんなはけてしまいがらんとしていた。
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国際会館駅は京都市交通局烏丸線の終点であり、京都国際会館に隣接している。
この駅のロータリーから岩倉方面や鞍馬方面といった京都北部の著名な観光地を結んでいる。
ロータリーをはさんで北側の道路上にあるのが大原方面のバス停だ。
8時台に関わらずバスの発車10分前になると30名以上が列を成していた。
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大原方面のバス停(4番乗り場)から国際会館駅のロータリー(南方向)を見た。
バスは宝ヶ池通りを東進し、上高野町を抜けたあと、叡電と沿うように走る国道367号線(若狭街道)を北上していく。途中旧道を通り、どうやら集落ごとにバス停が設置されているようだ。
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車内は混雑しておりカメラを回すのもはばかれるほどだった…。
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大原バスターミナル。大半のバスがここで折り返す。(お昼ごろに全貌がわかるように再度撮りました。)小出石方面のバスはぐっと本数が減り、1日に4本となる。
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切符売り場では10時以降に営業を行うようだ。15時ごろに帰りのバスに乗ったところ、圧倒的に京都行に乗車する人がおおいのか、京都までの切符を買っている人が目立った。
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この後、私は大原を散策した。バス停から2,3分歩くとこのような景色が広がっている。それだけ、大原付近が開けている場所だということがわかるだろう。

このページをご覧になった方はこちらもおすすめ。いしが2018年に広河原線へ乗車しています。


(このページの作成者 てら)

2018年12月:初稿
2020年6月:改稿

前回
の続き。
まず、京都市内の堀川通をまっすぐ北上する市バス9系統で北上します。
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9系統は本数が多く、データイムは10分に1本走ってます。乗車したバスは、朝早くにもかかわらず通勤通学で立ち客が出るほどの盛況ぶり。乗降を繰り返して一路北を目指します。

下車は、上賀茂御園橋。上賀茂神社に寄り道をして、今回の最大の目的、京都バス広河原線に乗車します。
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日に数本しか走ってない路線。わざわざ乗りに行った理由は、第1に京都市で屈指の長距離路線のため。市内の出町柳から京都市の奥にある広河原集落にある終点まで約2時間ほど乗りっぱなしです。

これだけ時間がかかるのは、その道程の長さに加えて狭隘な道路が原因です。これが広河原線に乗りたかった2つ目の理由。ひたすらに狭い道を進むバスに乗りたかった。画像は市街地の狭い道で、対抗のバスを無線で連絡を取り合いながら待っているところ。無線を聞いた限り、このポイントはどうやら「鞍馬ポイント」と称するようです(鞍馬の駅から数分歩いたところにある集落)。ちなみに、バスはこの辺りから広河原までフリー乗降区間。手を上げればどこからでも乗れますし、申告すればどこでも降りられます。それを周知するためか、運転手さん、おもむろに運転席上にあるスイッチをONにして、音楽を車外スピーカーで流し始めます。
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この先、バスは山あいに分け入り、狭いつづら折れの峠道を進んでいきます。市街地の狭い道だけでなく山間部の狭い道も味わえる一石二鳥の路線。峠を越えるバスというのはそれだけで珍しいのですが、越える峠も「界隈」では有名なので一度見ておきたかったところ。鞍馬の集落を抜けてしばらく行くと、花脊峠に到着します。ここは酷道マニア界隈には有名な国道477号の分岐点なのです。マニアには百瀬峠という名前よりも、百井別れというバス停の名前の方が有名かもしれません。IMG_1179
バスの走るこの道から、ここで降りて有名な酷道を進むと百井集落まで行けるので百井別れと言うのでしょうか。今回は時間の関係で降りられずにこのまま乗車を続けます。バスはこの時点でまだ道半ば。花脊峠を狭い峠道で超え、時折現れる集落をいくつか通り過ぎて、広河原を目指します。
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広河原の集落に近くと、民家の形も家紋が入った独特のものになります。自分が詳しかったらリポートしたいところなのですが。また、バスの車窓からこのような大きな人工物もいくつか確認できました。後日調べてみると、どうやらこの地域の松上げという祭りで使うもののようです。
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上賀茂神社のあった市内から約2時間、百井別れから1時間かかってようやく終点に到着です。車外メロディも鞍馬から2時間流しっぱなしでした。
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バスは折り返し上りの出町柳駅行になるまでこの折り返し場で待機。運転士さん用の待機小屋もあります。一方の乗客は、バス停近くに公衆トイレがあるのは大変ありがたいものの、他は喫茶店が1軒だけ。偶然にも営業していなかったため、折り返しまで今来た道をゆっくり歩いて引き返しつつ散歩することに。折り返してきたバスに手を挙げて、人生初のフリー乗車を行いました。IMG_1189

(このペイジの作成者 いし)

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