旅に、出た。

バス乗ったり、島行ったり。マニア2人の共同旅ブログ

乗り物好き若手リーマン2人、それぞれの旅行記録

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こんにちは てらです。
函館市電の終着駅はどこも味があるので、どの電停も思わず記事にしてしまいました…。
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うれしいことに金太郎塗装の800形に乗ることができた。大半が8000形や8100形に車体更新されてしまったなか、しぶとく登場時に準じた姿を保っている。
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運転台にかけて裾が絞られている船のような形をしていて窓枠や座席からも湾曲しているのがわかる。
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終点の函館どつく前 せっかくなので折り返していく812号車を見送ることにした。
谷地頭と比べるとやや簡素なつくりの電停。周りは「どつく前」という名前からもわかる通り工業地域の様相だ。
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812号車を見送ってからやってきたのは716号車。これまたなかなか年季の入った車両なので運がいい。
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降雪はないものの一気に気温が下がった17時頃、どつく前に入らない運用だと思っていた812号車が運用に入るようだったので、日が落ちてから再度どつく前を訪問。造船所の最寄りの電停ということもあり海から近いので海風を待ちながら電車を待つのは寒い。
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17時を過ぎてこの暗さ。真冬の函館である。函館市電の標準カラーによく似た美鈴珈琲のカラー広告をまとった8100形。
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谷地頭とはまた違った雰囲気の漂うどつく前電停。土曜ということもあって造船所の操業がないからか17時なのにしんとしていた。
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電車を照らす街灯。折り返し時間を静かにまつ電車。わずかな乗客を乗せて出発していった。

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(このページの作成者 てら)

こんにちは てらです。
車庫の様子をみてみたいという邪な気持ちから湯の川温泉に宿を取り、車庫を眺めては温泉につかるというぜいたくの限りを尽くした。
翌日は冷たい雨。雪だったら電車を撮るのに映えるのになと思いながら思い切って乗り鉄と観光に費やすことにした。
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宿から2つ目、函館市電の東側の終点、湯の川。
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電停を降りると左手に鳥居が見える。湯倉神社。湯の川温泉の起源となっているそうだ。
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社殿の右手に神兎というなでることができる兎があるのですが、見過ごしてしまった…。今年は兎年なのにもったいない。
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湯の川を出た電車はS字を書くようにして湯の川の温泉街へ向かう。
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低床車のらっくる号がやってきた。
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函館の電停の終着駅はすべてY字型になっており、後者ホームと乗車ホームを分ける形になっている。
もう少し列車の往来を見てもよかったのだが、雨が降り続いているので暖を取るべく電車に乗り込んだ。

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(このページの作成者 てら)

こんにちは てらです。
先日、初めて函館市電をじっくりと撮影する機会があった。
函館自体は海峡線を走る夜行列車にお熱だった7,8年前に2回ほど立ち寄ったことがあるのだが、路面電車を撮るのは初めて。
SNSでお世話になっている方にお声かけいただき、530号車のフォトランに参加した。
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どこで撮るかかなり迷った挙句、予想外に天気が良かったので逆光覚悟で谷地頭の電停を出発するところを函館山の稜線をいれて1枚。
悲しいかな、90年ぶりに1月に10度台を記録した函館、路面の雪が融けつつあるのがちょっと残念ではあるが…。また来る理由があった方が趣味として張り合いがある。
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折角いいロケーションだったのに、電停をきちんと撮っていないのはもったいないなと感じ夜に再訪。
函館市電は終電はそれなりに遅いものの、十字街~谷地頭・どっく前の末端部は19時台から30分間隔となってしまう。
なかなか電車を絡めて撮るにも忍耐がいるように感じると思われるかもしれないが、待合室があり海風を防げるのでありがたい。
函館市電の駅名標はいくつか種類があるのだが、バス停タイプの赤い駅名標が個人的にはお気に入り。
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電車が時間通りにやってくる安心感は大きい。住宅街に囲まれた静かな電停。空気圧縮機の音と自動放送の音声が流れるのみ。
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1つ隣の青柳町から谷地頭にかけては、大きな坂をゆっくりと下っていく。車通りも少ない中、線路を照らす二筋の光が見えてきた。
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日が短く17時前には暗くなってしまう函館の冬。
19時過ぎの電車は私ともう一人を乗せてせせこましく湯の川行きとして出発していった。

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(このページの作成者 てら)

こんにちは てらです。
18きっぷ行けなくはないんだけれど、なかなか重い腰が…という距離感の岡山。
ある晴れた冬の日、山陽新幹線を撮ったついでにふらりと路面電車に乗ってみた。
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駅前ロータリーに延伸してくる、という話も聞く岡山駅前から路面電車に乗り、終点の東山へ。
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おかでんチャギントンミュージアム前 という派手な駅名になってしまったが終着駅の雰囲気は十分。
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Yの字に分かれるようにして左右に車庫があるが検修の役割や留置線の役割で分かれているのだろうか…敷地外からちらっと見た感じではわからなかった。
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岡山駅前から到着した電車は一旦降車専用のホームでお客さんを降ろし
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ちょっとだけ移動して引き揚げ
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また岡山駅前行きとして折り返していく。
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こうしてみると、停車しているのがわからなければただの分岐駅のように見える。
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折り返し待ちで引き揚げている電車が歩道からも観察できるのは我々のような撮り鉄としてみればちょっとうれしい。
このマンガのカラー電車は各都市に1編成ずつあるので、初めて来た都市で撮影するときはついつい撮影してしまう。
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初めて撮影した岡電、ちょっと気になる電停に立ち寄って撮影しながら歩いて回った。

 
瀬戸大橋を越えた隣県、香川県は3方向に延びる私鉄のターミナルがあります。こちらもどうぞ。
(このページの作成者 てら)

こんにちは てらです。
そういえば、蛍茶屋で次々に路面電車が折り返していって時折車庫に入っていく様子をぼんやりと眺めるのは楽しくて記事にしていましたが、味のあるターミナルの紹介をすっかり忘れていた…。
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崇福寺。個人的にはまだ正覚寺下のほうがしっくりくる。川の上に佇む電停。
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ぐっと坂を登り愛宕のほうに抜けていく国道から、脇にそれたところに電停がある。
以前は川のすぐそばまで住宅が立ち並んでおり、窮屈そうな姿がいかにも…な雰囲気だったのだが、川沿いの住居が取り壊されてしまった。
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見通しが良くなって撮りやすくなったのはいいことなのか、果たして…。
崇福寺電停は単線になっているので、折り返し待ちの際に電車が逢瀬することも。
以前から、撮りたくて何度か挑戦している構図があるのだが、再挑戦してみることにした。
崇福寺電停を発車する列車は所定の時刻を回ると扉を閉めて、ヘッドライトを点灯した後に信号の現示に合わせて出発していく。
時たま、発車時刻を過ぎて扉を閉めた直後に交通信号の関係で起動直後に止まることがある。
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以前訪れたときは信号のタイミングが悪く、電停に佇む姿は撮れたもののヘッドライトを点灯しているタイミングが撮れなかった。
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ちょうど日が沈み、夕闇迫る頃合いに、215号車、長崎では最古参のグループの車両のうちの1両がやってきた。
ぼわっと暖かなヘッドライトを灯らせたタイミングで信号は赤に。
誰も乗っていない路面電車を見送る。一瞬のタイミングに立ち会えた。

2022年、おそらく最後の更新となります。
去年から今年にかけて、検索でこのブログを見てくださる方が多くいらっしゃたようです。
誰かの「旅行行きたい」という気持ちの後押しができていればうれしいです。来年もよろしくお願いします。

長崎電気軌道のターミナル、蛍茶屋も素敵なのでよろしければぜひ。
(このページの作成者 てら)

こんにちは てらです。
ひさしぶりにいしくんと一日日帰り旅行でふらりと大阪南部と紀北を回ってきた。
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関西空港のおひざ元として、また、ふるさと納税により公共施設の建て替えをすすめる泉佐野市。
泉佐野駅前から旅をスタートした。
大阪南部の自治体としては大きな自治体のように思っていたが、岸和田市や和泉市の方が自治体の規模としては大きく思っていたより駅前はこじんまりとしていた。
南海ウイングバスの犬鳴山線に乗車し、終点の犬鳴山で下車。途中日根野駅も経由するが、泉佐野駅から日根野駅までは結構時間を要した。
地図を見てみると、並行して走っているように見える南海線と阪和線も時折大きく広がっている箇所があり、泉佐野と日根野は3km近く離れている。
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30分ほどで終点の犬鳴山に到着。大阪南部の自治体は南北方向に長い自治体が多く、ここから県境まではさらにバスに乗り継ぐ。
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犬鳴山渓谷に沿って犬鳴山七宝瀧寺(しっぽうりゅうじ)や犬鳴山温泉郷が点在する。ここから渓谷沿いを歩いて七宝瀧寺を参拝した。
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温泉街を抜けると参道の入り口が姿を現す。
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七宝瀧寺の名前の由来は七つの瀧と行場があることからきている。ここから樫井川の上流に向かって歩いていくと大小の瀧を横目に歩く。
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瑞竜門。
5月の上旬ということもあり、気温が高いものの渓谷沿いを歩くため汗ばむということはなくむしろ涼しいくらいだ。
歩くこと約2,30分 周囲が開ける。どうやら林道を経由すればこの辺りまで自家用車で乗り入れることができるらしい。
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身代わり不動明王。
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本堂を越えると行者の瀧が我々を迎えてくれた。七宝瀧寺では実際に1日修行体験ができるようで滝行を行っている方もいた。
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参拝後は犬鳴山温泉、山乃湯さんで一風呂させてもらった。
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源泉の温度が18度台であるため加温しているものの加水無しの少し白濁した泉質。
さっぱりしたところで、県境越えのバスに乗車した。

(このページの作成者 てら)

こんにちは てらです。
尾道から乗船した瀬戸田港、せっかくなので帰りは違うルートで帰ることにした。

行きは瀬戸内クルージングでした。
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生口島瀬戸田から本州側へは、広島、三原、尾道へと船が出ている。三原~瀬戸田は弓削商船とマルト汽船が共同で運行している。
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瀬戸田港から5分差で出港する尾道行きは自転車を乗せられるサイクルシップが就航しており観光客がわんさかといった様相だったが、こちらは打って変わって生活路線。
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皆さん日が当たらない方をきちんとわかっていらっしゃる…。
券売機は瀬戸田には無く船内での改札(現金での支払い。)
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船からは左手に高根島、右手に佐木島を望みながら進んでいく。
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高根島が途切れると次は安芸神崎の造船上や呉線の東側を沿うように海上を進む。
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沼田川が見えてくると三原の市街地もどんどんと大きくなってくる。
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三原港に到着。25分ほどの船旅もあっという間であった。
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三原からは佐木島(瀬戸田便の一部が経由する)や生口島以外に因島や大久野島への船も出ている。
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コンパクトな窓口で桟橋の待合室もまばらであった。

(このページの作成者 てら)

こんにちは てらです。
JR西日本が発売しているMaasアプリであるSetowaを使用し、福山市の鞆の浦に続いて生口島の瀬戸田へ。
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尾道駅の目と鼻の先にある駅前桟橋から瀬戸田行きの船を待つ。
がらんとして誰も待っていないので心配していたが、出航5分前になってもなかなか来ないので係員さんに伺ったところどうやら出港1分前の入港のようだ。
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放送に合わせて自転車を手に乗船客がわんさか列を成した。おどろくべきことに女性の2人組が多かった。
自転車が載せられるサイクルシップLazli 座席はあっという間に満席となった。もちろん1分では折り返せず若干の遅延をもって出港した。
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もっとカメラで色々撮れるかなと思っていたのだが、30席あまりしか座席がなく全く身動きが取れなかった。
船室は30席ほど3人掛けシートが3列配置されている。(※下船時に撮影)
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お隣のグループがデッキに出ている間に一枚。
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最前部からは景色が映し出され景色をみることができる。時折デッキを歩いている人も映りこんでいたのでおそらく船の2階部分の展望デッキからの撮影なのだろう。
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船は因島の重井港と生口島の沢港を経由して瀬戸田へ。ウェブサイトで紹介されていた瀬戸田港の建物とは違うのでリニューアルされているようだ。
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30分あまりの短い船旅だったが、今までの船旅との年齢層の差にびっくりする船旅だった。

帰りは弓削商船で三原に出ました。

(このページの作成者 てら)

こんにちは てらです。
前回の記事はこちら

鞆鉄バスを乗り鉄した後は常石から船に乗って尾道を目指すことにした。
福山市の常石は造船場があり、バスも複数系統が運行されており通勤を意識したバスの運行本数である。
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常石造船の工場をバックに一枚。
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簡素な待合室と券売機がある。待合室はソファとテレビが置かれた簡素なもの。我々が乗るのはフェリー百風「ももかぜ」
航路上にある百島を意識しているネーミングだ。常石造船の終業の時間に合わせてあるためか、松永から乗車したバスの時間から50分ほどあったのでやや手持ち無沙汰だった。
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フェリー百風が出航する前に高速船ニュー備後が入港してきた。百島と比べると自動車を乗せないということもあってかなり小ぶりだ。
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15分前になると船員さんが船から出てきて改札が始まる。
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ニュー備後が停泊しているのをよそに出港。
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座席定員40名ほどの船内には雑魚寝できる畳敷きのスペースもある…が、常石から尾道まで乗り通しても1時間ほどの船旅だ。
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本州側と百島、向島を縫うように航行する。
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出航直後、我々が歩いた内海大橋をみることができた。
(参考 鞆鉄道バス(沼南線/新川線 内海農協前~松永駅南口/福山駅南口)
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横島、田島を通り過ぎ、船は百島へ舵を切る。
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百島の桟橋では車や原付の大半が下船したが入れ替わりに乗船する船も多い。
航路あるあるだが、乗船、下船時の改札は待合室からおじちゃんおばちゃんが出てきて手で精算、収受していた。
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百島を出ると再び本州側へ航行する。
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海に浮かぶ鳥居が目を引く道越港に到着。
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向島の歌港でも結構な下船があった。因島や生口島方面への近道となっているようだ。
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歌港と戸崎港の間は渡船も運行されており、我々が戸崎港を出るタイミングで歌港から出航した渡船とすれ違った。
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尾道大橋が見えてくると尾道の市街地まで残りわずか。せっかくなのでデッキで潮風に当たった。
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あいにくの曇り空だが夕闇迫る尾道の街が迎え入れてくれた。
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写真右側は千光寺公園やロープーウェイをかすかに見ることができる。
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尾道(右)と向島(左)
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視点を変えてこちらは向島側。兼吉の渡船乗り場が見える。
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尾道市街と向島の間は複数の渡船場があり、双頭船が行ったり来たりしているのを眺めることができた。
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尾道港に到着。改めて瀬戸内を船で回っていると短距離航路でも自動車や原付の利用が多く、人々の生活と密接に関わっていることを肌で感じる船旅だった。

(このページの作成者 てら)

こんにちは てらです。
この記事は沼南線の続きです。

沼南線を沼隈支所で下車し、10分程度の接続で内海農協前行きのバスが来た。内海農協前は福山市の南部に浮かぶ横島に位置する。
折り返し時間を利用してちょっと横島を散策。

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向かい側の島が田島
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遊漁船がいくつも停泊している。
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12時台は松永からのバスと福山からのバスが短時間でやってくる。睦橋を渡って福山からのバスがやってきた。
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内海農協前バス停は農協の傍の転回場がそのままバス停になっている。
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折り返し福山行きに乗車。百島や常石の乗船場を見ながらバスは海岸沿いを走る。
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田島、横島はもともと内海町という自治体であったが平成の大合併の際に福山市に併合された。
平成初期に本州側と架橋されたものの、旧内海町にあたる田島、横島の人口減少は進んでいるようだ。
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折角なのでバスを降りて小一時間歩くことにした。
田島と本州側をつなぐ内海大橋。大きなカーブを描いているが、中央部に岩礁があり、陸地と岩礁を最短距離で結んでいるため逆「く」の字になっているようだ。
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歩いて渡ることもできるがなかなかに足がすくむ…。
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内海大橋を歩いて渡っている途中、一隻のタグボートが我々の真下を潜り抜けていった。

(このページの作成者 てら)

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