こんばんは、いしです。
今週の記事では、沖縄本島北部にある本部港から、鹿児島県最南端の与論島までフェリーで移動したときの模様を記します。与論島の記事は、また改めて。


鹿児島市から那覇市までは、毎日1便、フェリーが就航しています。2社が1日毎に交互で運航することで、日に1本が維持されており、この日の鹿児島行はマルエーフェリーの担当でした。

この鹿児島航路は、那覇を出ると、那覇→本部(本島)→与論(与論島)→和泊(沖永良部島)→亀徳(徳之島)→名瀬(奄美大島)→鹿児島の順に、奄美群島を順番に寄港しながら北上していきます。この日は、本部(9:20発)から与論(11:50)まで2時間余りの乗船です。
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本部港に停泊中のフェリーあけぼのです。さすがは8,000トン級の船で、近づくと大きく見上げることになるサイズ。この日は凪でしたが、このサイズなら多少の荒天でも頼もしいです。
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本部港の乗船券売り場から船まではどう見ても徒歩でアクセスできる距離なのですが、なぜかマイクロバスの送迎がありました。ご厚意に甘えて、送迎を利用し、乗船しました。
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船内最上部のデッキから。マルエーフェリーのマークが夏の青空に映えます。
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本部港に停泊中のフェリーからは、前日に訪れた瀬底島が間近に見られます。
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船内に入ると、乗船券の色が行先ごとに分けられてるため、それを見て船員さんが自分のデッキを教えてくれます。さらに、船内のメイン階段には行先票が掲示。どうやら行先毎に乗車区画が分けられているようです。写真を見てもわかるように、船の半分が与論に割り当てられていました。それだけ与論に行く人が多いということでしょうか。

船は無事に出航。瀬底島の西側を周って北上し、左舷に伊江島、伊平屋島、伊是名島を望みながら進みます。船内は夏休みということもあって賑やか。解放されたレストランスペースでは、午前中からおじー達がビール片手に談笑していました(うちなーぐち全開で何を言っているかは全く聞き取れませんでした)。

マルエーフェリーは全席指定のため、2等座敷を予約していましたが、昼間の2時間程度の航海なら景色を見たり、喋ったりしている間にあっという間に目的地に着いてしまいます。景色も、常にどこかの島が見えているので、飽きません(おがさわら丸とは全く違いますね。あれはあれで趣のある航路で良いのですが)。

船はほどなくして定刻通り与論島に到着。天気が良かったこともあって、大変快適な船旅でした。マルエーフェリー、また乗りたいです。
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与論港は、南国ムードたっぷりの港。

おまけ:別日に与論島から撮った、与論港に入港するマリックスラインのフェリー。
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(このペイジの作成者 いし)