こんにちは、いしです。
東京から見た北海道は遠い北の大地ですが、つい数年前に開通したばかりの北海道新幹線に乗車すれば、4時間足らずで北海道に入ることが出来ます。北海道新幹線の北海道最初の駅は木古内駅です。

木古内駅は今やローカル線と新幹線の乗り換え駅ですが、かつては江差線と松前線の分岐駅でした。木古内から江差までの旧江差線区間には、今は函館バスが走っています。今年の秋頃、その函館バスに乗車し、船を乗り継いで、北海道の奥尻島まで行ってきました。

IMG_4946
江差への路線バスは、ここ木古内駅から。函館からもバスはあるのですが、今回は旧江差線にそうこちらを選びました。
IMG_4944
新築の駅舎とは裏腹に、在来線ホームはいかにもローカル。海峡線があった頃程の線路はもうすっかりなくなって、ローカル線の1終着駅と化していました。駅舎とホームがいかにもアンバランスです。
IMG_4947
木古内から江差に向かうバスは、ローカル路線バスお馴染みのこちら。

バスは駅を出発すると少し市街地を走った後、江差へ向かって道道5号線を走ります。
IMG_4948
木古内の市街地はあっという間に終わり、バスは山間部へ。左右に民家の無くひたすらに山だけのある区間が続きます。市町村界では、10分も次のバス停が現れないことも。景色に広大さは無いですが、北海道らしさを感じます。

バスは時折、旧江差線の駅跡地に寄りつつ、道道を進みます。江差線と道道はかなり平行していたようで、車窓からは江差線の遺構をしばしば確認できます。
IMG_5004
山を越えて上ノ国町に入れば、車窓左手には日本海が現れます。江差町が近づいてきました。
IMG_4950
途中、羊羹が有名な五勝手も通りました。
IMG_4951
江差のフェリーターミナル最寄りはこちら。ここで下車します。旧江差線の終着駅とは少し離れています。

あまり写真を撮らなかったので一瞬でしたが、実際は木古内から江差まで1時間半もかかりました。月並みな感想ですが、北海道は大きいですね。

ここで一泊して、翌日の朝のフェリーで奥尻島へ向かいます。

続く

(このペイジの作成者 いし)