旅に、出た。

バス乗ったり、島行ったり。マニア2人の共同旅ブログ

乗り物好き若手リーマン2人、それぞれの旅行記録

カテゴリ:有人島・離島 > 関東

どうもてらです。
先日、特急ちちぶ号に乗車した際に、ほぼ6年振りに秩父を訪れたのでせっかくと思い、リニューアルされた秩父駅記録しました。西武鉄道秩父線は吾野~秩父を結ぶ路線で1969年に全線開業した西武鉄道の中でも比較的新しい路線で、西武秩父駅はその終点だ。
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武甲山(写真奥)のお膝元にある秩父、中心的な市街地は秩父鉄道の秩父駅付近にあり、西武秩父駅はいわゆる玄関口にあたる。西武秩父駅と秩父鉄道の秩父駅は隣接しておらず、西武秩父駅から一番近い駅は秩父鉄道の御花畑駅である。
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2017年にリニューアルされた駅舎はバリアフリーが考慮されているほか、土産物のコーナーも広く列車待ちの時間に退屈することがない。
また、祭りの湯という温泉施設も併設されている。
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改札を入ると手前には特急ホームがある。写真右手にある階段を上り、こ線橋を渡ると各駅停車のホームがあり、秩父鉄道との直通線をみることができる。
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特急ホームでは特急券の改札口があるが、行きも帰りも稼働していなかった。
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特急ホームではレッドアロー5000系と、ニューレッドアロー10000系を模したペナントが飾られていた。
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駅名標も他の西武鉄道の駅とは違い、駅の意匠と合わせてモノトーンなデザインとなっている。
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特急専用ホームに新型特急、001系Laviewが止まっていたので物は試しで乗ることにして秩父をあとにした。

(このページの作成者 てら)

こんばんは、いしです。今回は、冬に書いたまま放置していた過去記事を、お蔵入りさせるのももったいないので放出します。

JR中央線の武蔵境から出発する、たった5駅しかない路線があります。西武多摩川線です。私の親戚が「是政線」と呼ぶものですから、わりと最近まで是政線と呼ぶのかと思っていました(実際、今でも自分はそう言ってしまいます)。どうやら、昔は是政線と言ったようですね。

実は一度も乗ったことが無く、いつかは乗ってみたいと思っていました。所用で京王線府中駅に行った帰り、駅のバスプールに是政循環と書かれたコミュニティバスを発見したため、勢いで乗車。多摩川線に初乗車しました。

府中は京王バスの牙城です。とくに中央線の駅へ向かって、バス路線が何本も伸びています。一方、市の運営するコミュニティバス「ちゅうバス」は5路線が存在し、全て30分間隔で走っています。コミュニティバスにしてはかなり高頻度運転の部類ではないでしょうか。
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乗車したのは府中市を南東部に向かう、是政循環。車体は、これまたコミュニティバスにしては珍しく、中型バスです(ポンチョじゃない!)。乗車率も高く、座席は埋まって、立ち客も居るほど。府中駅で乗せたお客さんは、競馬場を抜けたあたりからパラパラと降り始めます。競艇場近くからは乗車もチラホラありました。
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ちなみに、ここ是政バス停は京王バスも走ってます。しかし、1日1本のみで土日は運休の上、府中駅までちゅうばすより¥100以上高い設定です。はたして使う人は居るのでしょうか。謎です。

(このペイジの作成者 いし)

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こんばんは、いしです。

神奈川県には、有人島が3つあります。そのうち、江の島は何度か訪れたことはあるものの、他2島は未訪問のままでした。そこで、週末に日帰りで神奈川県にある有人島2島へ行きました(地図)。

三浦半島はバス網が発達しており、路線バスで巡るのが便利(三浦半島先端の路線図。その他はバス公式サイト参照)。そこで、昼食代まで考慮すると京急電鉄の「まぐろきっぷ」がかなりお得。今回もこの「まぐろきっぷ」をメインに、バスで三浦半島内を移動しました。
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まずは、三浦半島の先端にある有人島、城ヶ島に向かいます。玄関口となる三崎口駅のロータリーから城ヶ島行の路線バスで向かいます。
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まぐろきっぷは、近年発売された私鉄各社の企画きっぷの中ではかなりヒットした商品で、晴れの週末ともなればこの通り、バスは長蛇の列です。
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駅始発のバスに揺られること数十分。駅前の国道が少し渋滞していましたが、それ以外はスムーズに南下していきます。島と三浦半島の間にかかる高く大きな橋を越えれば、バスは城ヶ島に到着です(地図)。
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京急バスの南の終点、城ヶ島バス停です。島内には商店や飲食店が並び、週末は観光客で活気づいています。
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バス停から徒歩数分の所には高台と、灯台が。
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海がよく見えます。それなりに広い島なので、徒歩でしっかり周ろうとすると1時間以上は確実にかかります。しかし、昼食の混雑をパスしたかったので、早めに島を抜けて対岸の三崎港で昼食をとることに。
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昼食後、三崎港の路地裏で猫に遭遇。有人島や港町を歩くと高確率で猫に出会えます。
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バスで再びスタート地点の三崎口駅まで戻りました。ここでも猫にご挨拶。

続く

(このペイジの作成者 いし)

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こんばんは、いしです。

東京のはるか南1,000kmに浮かぶ母島も、東京都に属する小笠原村の有人島です。父島からフェリーで日帰りで尋ねることが出来ます。もちろん宿泊もできます。この日は、帰りの船が出るまでの約4時間、島をぐるっと見て回ることにしました。

母島に公共交通機関は存在しません。おそらく、島自体は大きいものの(周囲は父島よりも長い58km)、集落は港付近に固まっているからでしょう。しかし、島の北端には戦時中の集団疎開まで存在した北村という集落の跡地が存在し、都道がそこまで伸びています。また、集落の南数kmのところまでも都道が伸びていて、都道最南端の標識があります。その2つを訪れるためには徒歩ではとても無理なので、移動手段の確保が必要になります。

母島にあるのはレンタカーかレンタルバイク(原付)。レンタカーは予約しないと当日飛び入りで借りるのはなかなか難しそうだったので、原付を借りることにしました。島には2箇所借りられるところがありますが、1箇所目はバイクが既に出払っていました。なんとか2箇所目のところで借りられましたが、もともとバイクは4台だけ置いているようでしたので、バイクを借りようとしている場合は下船してすぐにレンタル場所へ向かった方が無難です。
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父島から乗ってきたははじま丸が見える場所でバイクを借りて、まずは島の北端にある北村集落の跡地を目指します(地図)。

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島の西側を、アップダウンを繰り返しながら北上します。時折、写真のように進行方向左手に海を望めます。

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北村集落に到着です。離村から70年以上が経ち、ほとんど何も残っていません。道の終端には「道路終点」の標識が。なかなかお目にかかれない代物です。
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北村から数km戻った所には、もう1つ堤防のある港が存在します。住居は無いので、写真に写っているもの以外は船が1艘あっただけです。この日は、釣りをしている方が居ました。
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時折、地元の方が使っているのでしょうか。集落からは10km以上離れている場所なのですが。この写真を撮った後、巡回のパトカーと遭遇しました。時折島をパトロールしているようです。

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バイクを走らせて、南へ戻ります。途中のトンネルから、島の南方を見た写真です。このような山林の中をひたすらに走るだけの道です。数km置きに、何かの跡やお墓などが点在しています。
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また、このようなビュースポットもいくつかあります。
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いったん集落まで戻り、そのまま都道を南下し続けます。名前は南進線に代わって南へ伸びていきます。
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数km走ったところで道路の終わりが突然現れました。
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ここは都道最南端です。ここから先は遊歩道となっていて、徒歩のみのアクセスです。時間がなかったので、バイクで来た道を引き返しました。
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集落の寿司屋さんで島ずしを昼食で頂いた後、集落内をブラブラして、帰りの船まで時間をつぶしました。
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母島の沖港の待合所は観光協会も兼ねています。ここで船を待ちます。

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待合所で特産品が売られていたので、レモンソーダを頂きました。無糖できりっとしていました。美味。
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朝乗ってきたははじま丸で戻ります。
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警察官とともに、何人か島民の方も見送りに来ていらっしゃいました。
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母島を離れます。このあと沖に出ると、往路よりも激しい揺れの中を2時間、父島へ向かって船は北上しました。

(このペイジの作成者 いし)

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こんばんは、いしです。前回記事の続きです。

3月4日出発のおがさわら丸に乗って、小笠原諸島の父島に着いたのは翌日の11:00。この日は父島を一周しました(地図)。

船が着いた二見港のそばの集落(東町と西町)に宿から店までほとんどのものが揃っています。そこでレンタルバイクを借りて島を周るつもりでしたが、いざレンタル屋に行ってみると、近頃は運転に不慣れな旅行者の事故が目立って、警察の指導によりバイクを日常的に運転していない人への貸し出しはしていないとのこと。同じ場所で電動自転車も貸し出ししていたので、レンタサイクルで一周することにしました。
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自転車を借りて、港近くの東町を出発し、一周道路のある奥村という集落まで南下しました。父島は島の西側にいくつかの集落があってメイン。東側は山がちで集落はありません。まずは体力を使いそうな島の東側を攻めます。
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奥村の集落を過ぎたところの三叉路。写真手前からやってきて、右側が海岸。右奥へ進む道がメインルートで島の西側を走ります。左手に進むと島の東側へ行けます。
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ここから「警笛慣らせ」の標識が頻発するアップダウンの激しい道が始まります。
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集落が無くなると、ひたすらに山道。道に野山羊が現れました。
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確かに、野山羊と思しきイラストの標識も。
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島を一周する都道の東側は「夜明道路」と名付けられ、キロポストはこのような立派な石造りです。
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電動自転車のおかげでなんとか急な峠を登りきって、長崎展望台から旭平展望台付近。見えているのは島の東側。
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旧バージョンの動物注意の標識も残っています。写り込んでいるピンクの自転車が、今回レンタルした電動自転車です。
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もう少し自転車で島の東側を南下すると、羽根浦展望台に到着します(地図)。ここはガイド無しでも行ける数少ない場所。眼下には羽根浦海岸が見えました。
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ここには、珍しいバイオトイレが2台も設置されていました。ちなみに、母島にもあります。
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さらに上り下りを繰り返すと、JAXAの研究施設も見えてきます。
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ここが列記とした都道であることを示す標識です。
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だいぶ坂を下って島の南の方まで来ました。ここから道は西へ向かいます。その途中の分かれ道。
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この巽道路は、島の南東に向かって伸びている都道。都道のさらに先にはガイド付きでしか入れません。
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島の西側近くの集落までやってきました。
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まもなく島の西側につきました。ここは扇浦海岸です。
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北上して、二見港へ戻ります。丁度、日が差して二見港に停泊する貨客船おがさわら丸(右)とクルーズ船(左)が見えました。
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さらに島の西側を走る道路を北上して、境浦海岸に向かいます。
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境浦海岸も日が差し込んでいて、綺麗なブルーでした。
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この先、さらに北の奥村までのトンネルは自転車が通れないため、トンネル横の海岸沿いを迂回。この道を抜ければ奥村に到着で、二見港までも10分ほどで戻れました。
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少し休憩して、島の北西(地図だと左上)にあるウェザーステーションという展望台へ向かいます。二見から山道を登っていく途中で、二見と集落がよく見えました。この写真の中の集落が東町と西町で、ほとんどのものがここに集積しています。
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さらに登ってウェザーステーション展望台に到着です。270度ほど(島のある東方向以外)、海が見渡せる大絶景。くじらのシーズンだったので、時折クジラも姿を現していました。
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最後は、島の名産、カメ刺を食べてこの日を締めくくりました。

(このペイジの作成者 いし)

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