旅に、出た。

バス乗ったり、島行ったり。マニア2人の共同旅ブログ

乗り物好き若手リーマン2人、それぞれの旅行記録

2020年06月

こんにちは、いしです。
四万十交通の路線バスに乗って、旧大野見村へ行きました。

今回のルートは上図青線の通り。土讃線の土佐久礼駅から国道を周る七子峠経由のバスで、大野見へ向かいました。ちなみに、大野見へ向かう路線バスはそれ以外にも2つありまして、1つは土佐久礼駅から県道を周る夏枯経由。さらに、窪川駅から県道19号を北進して大野見までやってくる路線の、都合3路線が存在します。山奥に向かう路線バスでこんなに路線数があるのは珍しいように思います。
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今回は朝の特急で高知市から大野見を目指しました。土佐久礼で特急を下車。車両は新型の2700系でした。これからこの車両が導入されていくようですから、幾度となくお世話になることでしょう。
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数人が下車した土佐久礼駅。他の地方駅と同じく、列車が出発した後は静寂がやって来ます。
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駅前にはすでに四万十交通が待機していました。
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乗車して発車を待ちます。
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9:15過ぎ。バスは出発しました。今回は七戸峠経由の大野見行です。前述の通り夏枯経由のバスはあるのですが、朝晩の1便ずつしかないため、乗車するのはかなり至難の業です。高知市から夏枯経由で大野見に行こうと思うと高知駅を朝5:39の普通列車に乗る必要があります。
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今回は七戸峠経由のため、バスは片側1車線あるしっかりした国道をぐんぐんと登っていきます。
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登り坂一本調子。高知県の土佐久礼、窪川辺りの地形は大変面白く、海ぎりぎりまで峠が迫っています。よって、道は海岸沿いの集落を出発するとすぐに険しい峠道になってしまいます。関東では体験できない光景。
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四万十交通も、大野見目指してぐんぐんと山を登っていきます。
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振り返るとかなり険しい山々。すぐそこに海岸があるとは思えない景色です。七子峠は海岸から約6kmほどですが標高293メートルもあるのでこの険しさ。
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峠付近は工事中でした。バスは峠付近で一瞬だけ四万十町を通ります。(他の区間は中土佐町)
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この辺りになると道も狭くなってきて、いよいよローカル路線バスの雰囲気が高まります。
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集落に入ると、車幅ぎりぎりの道路も。この辺りでは、伊豆半島の東海バス同様、バス停はただの棒一本になります。
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川沿いの少し開けたところに、旧大野見村役場がありました。土佐久礼からのバスも役場の1つ先で終点。
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川の反対側にも集落。
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バスの本数が少ないので、15分ほどで大野見を後にし、再び、七子峠経由で土佐久礼へ戻りました。

(このペイジの作成者 いし)

こんにちは、いしです。今年の2月、もはや毎年の個人的恒例行事となりつつありますが、四国を訪れました。今回は、高知県でまだ行っていなかった有人島(下図中赤色)へ。
20200429_高知県有人島
20200429_高知県_中ノ島
(出典:国土地理院地図)
こちらは高知県須崎市にある、中ノ島。橋が架かっているため、本土から路線バスでアクセスが可能です。(今回は時間の都合でレンタカーを利用しましたが)
一方、地図中の緑色は、同市戸島(へしま)。こちらは、歴史ある島で恐らく今も人がお住まいのようですが、定期船はなく、訪問には船のチャーターが必要です。そのため、こちらは高知県の「アクセス可能な」有人島ではないと判断し、視認するに留めました。
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さて、中ノ島は地図で見ると須崎市の中心地(須崎駅~多ノ郷駅あたり)から目と鼻の先に感じるのですが、入り組んだ野見湾のおかげで予想以上に辿り着くのに時間を要します。道中も写真の通り1.5車線のアップダウンを繰り返すくねくね道。なかなかの秘境感です。
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須崎市の高速道路をくぐり、石灰石の工場脇を県道で越えて、曲がりくねった峠道を進みながら野見湾に差し掛かったころ、ようやく中ノ島が見えてきます。
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かすかに、橋が見えましたので、確かに中ノ島です。
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見えたからと言ってすぐにたどり着けるわけではなく、野見湾を周らないと辿り着けないので、視界からは一度中ノ島は消えます。
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ところでこの野見湾、入り組んだ地形ということもあって海も町もたいへん静か。地図で見たところ、郵便局がありました。市街から距離はありますが、それなりの規模を持っています。
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集落を抜けてしばらく走ると、いよいよ中ノ島です。
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写真前方の橋「中の島大橋」を渡ると、中ノ島です。
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こちら、島から本土を望んだ図です。橋のたもとに漁港があって、そこで車を短時間なら止められます。(バス停もあるので邪魔にならないように)
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波が穏やかで、現在は鯛、カンパチの養殖が行われています。釣り人をちらほら見かけましたので、釣りスポットのようですね。
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こちら、漁港の様子ですが、写真右手にある自販機が島唯一の店。写真左手にはバス停があります。
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市営バスとは言え、7本/日も走っています。公共交通でのアクセスも比較的容易です。
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漁港の裏には、集落が。
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漁港付近を眺めていたら、間もなく市営バスがやってきました。
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いわゆるマイクロバス。乗客はゼロ人でした。バスはここで転回して、須崎駅へ引き返します。

さて、これにて、高知県の有人島は全訪問できました。※定期船の無い戸島を除く。
(このペイジの作成者 いし)

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