旅に、出た。

鉄道乗ったり、島行ったり。学生時代からの友人との、共同旅ブログ

乗り物好き若手リーマン2人、それぞれの旅行記録

2018年12月

前回の続き。
本日のメインは2つ。1つ目は、市バス9系統です。早朝、西本願寺前から乗車します。
IMG_1170
IMG_1171
IMG_1172
9系統は堀川通をひたすら真っ直ぐに北上(南下)する、この上なく覚えやすい路線。京都駅から堀川通に入ったらひたすらに北上します。加えて本数が多く、データイムは10分に1本走ってます。乗車したバスは、朝早くにもかかわらず通勤通学で立ち客が出るほどの盛況ぶり。乗降を繰り返して一路北を目指します。

下車は、上賀茂御園橋。上賀茂神社に寄り道をして、今回の最大の目的、京都バス広河原線に乗車します。
IMG_1175
日に数本しか走ってない路線。わざわざ乗りに行った理由は、第1に京都市で屈指の長距離路線のため。市内の出町柳から京都市の奥にある広河原集落にある終点まで約2時間ほど乗りっぱなしです。

これだけ時間がかかるのは、その道程の長さに加えて狭隘な道路が原因です。これが広河原線に乗りたかった2つ目の理由。ひたすらに狭い道を進むバスに乗りたかった。画像は市街地の狭い道で、対抗のバスを無線で連絡を取り合いながら待っているところ。無線を聞いた限り、このポイントはどうやら「鞍馬ポイント」と称するようです(鞍馬の駅から数分歩いたところにある集落)。ちなみに、バスはこの辺りから広河原までフリー乗降区間。手を上げればどこからでも乗れますし、申告すればどこでも降りられます。それを周知するためか、運転手さん、おもむろに運転席上にあるスイッチをONにして、音楽を車外スピーカーで流し始めます。
IMG_1177
この先、バスは山あいに分け入り、狭いつづら折れの峠道を進んでいきます。市街地の狭い道だけでなく山間部の狭い道も味わえる一石二鳥の路線。峠を越えるバスというのはそれだけで珍しいのですが、越える峠も「界隈」では有名なので一度見ておきたかったところ。鞍馬の集落を抜けてしばらく行くと、花脊峠に到着します。ここは酷道マニア界隈には有名な国道477号の分岐点なのです。マニアには百瀬峠という名前よりも、百井別れというバス停の名前の方が有名かもしれません。IMG_1179
バスの走るこの道から、ここで降りて有名な酷道を進むと百井集落まで行けるので百井別れと言うのでしょうか。今回は時間の関係で降りられずにこのまま乗車を続けます。バスはこの時点でまだ道半ば。花脊峠を狭い峠道で超え、時折現れる集落をいくつか通り過ぎて、広河原を目指します。
IMG_1187
広河原の集落に近くと、民家の形も家紋が入った独特のものになります。自分が詳しかったらリポートしたいところなのですが。また、バスの車窓からこのような大きな人工物もいくつか確認できました。後日調べてみると、どうやらこの地域の松上げという祭りで使うもののようです。
IMG_1181
上賀茂神社のあった市内から約2時間、百井別れから1時間かかってようやく終点に到着です。車外メロディも鞍馬から2時間流しっぱなしでした。
IMG_1182
バスは折り返し上りの出町柳駅行になるまでこの折り返し場で待機。運転士さん用の待機小屋もあります。一方の乗客は、バス停近くに公衆トイレがあるのは大変ありがたいものの、他は喫茶店が1軒だけ。偶然にも営業していなかったため、折り返しまで今来た道をゆっくり歩いて引き返しつつ散歩することに。折り返してきたバスに手を挙げて、人生初のフリー乗車を行いました。IMG_1189

(このペイジの作成者 いし)

唐突に、オタク仲間から「京都へバス乗りに行きませんか?」と言われて二つ返事で快諾。一泊二日という強行スケジュールで、観光もしつつ路線バスも乗りつつな盛り沢山のオタク旅行をこなしました。

行程(1日目)
東京→東海道新幹線→京都駅→地下鉄烏丸線→竹田駅→臨南5系統→直違橋一丁目/藤森駅→京阪線→出町柳駅→叡山電鉄→一乗寺駅/高野玉岡町→京都バス→御蔭橋/下鴨神社前→205系統→千本北大路→59系統→御室仁和寺→10系統→妙心寺北門前/妙心寺前→91系統→西大路三条→嵐山電鉄→嵐電嵯峨駅/嵯峨嵐山駅→JR山陰本線→馬堀駅/トロッコ亀岡駅→嵯峨野観光鉄道→トロッコ嵯峨駅/野々宮→28系統→堀川五条/西洞院六条→50系統→四条西洞院/四条河原町→4系統→河原町五条→4系統→京都駅前→9系統→堀川五条

行程(2日目)
堀川五条→9系統→上賀茂御薗橋/上賀茂神社前→32系統広河原線→広河原/菅原→32系統広河原線→鞍馬/鞍馬駅→叡山電鉄→宝ヶ池駅→叡山電鉄→八瀬比叡山口/八瀬駅前→京都バス10系統→出町柳駅前/河原町今出川→17系統→河原町松原/四条駅→地下鉄烏丸線→竹田駅→近鉄京都線急行→近鉄奈良/奈良駅→JR奈良線→木津駅→JR奈良線→京都駅→東海道新幹線こだま→東京駅

あまりに乗りまくってるのでハイライトだけお伝えします。


IMG_1078
JR東海ツアーズのパッケージツアーで行ったのですが、こだまの自由席が最安だったので(往復のぞみより一人6,000円程安かった。時期による)こだまで移動。数駅に一回は長時間停車があるため、途中駅ホームの売店で買い出しをしながら移動。およそ3時間半で京都駅に到着。

京都到着後はさっそくこの旅1つ目のハイライト、市バス臨南5系統に乗りに行きます。とにかく狭い道を通るこの路線、イメージとしてはコミュニティバスに近い。近鉄と地下鉄の乗換駅、竹田から東へ向かって一方通行の狭い路地をぐるっと回って帰ってきます。

IMG_1089
IMG_1093
竹田駅バス乗り場には、しっかりと臨南5の文字が。昼間は毎時1本運転。
IMG_1094
車体はコミュニティバスでおなじみの日野ポンチョ。これでも路地が狭くてギリギリです。予想外に利用者が多かったこの路線、毎時2本とかにすればよいのにと思うほど。しかし、近頃、人手不足や過労といった話題に事欠かないバス業界、ましてや京阪バスの京都市バス委託終了が報道された現在では、本数を増やすことは想像以上に難しいのでしょう。
IMG_1102
臨南5、乗るのに夢中でほぼ写真撮ってないです。こちらは臨南5を下車して歩いて向かった京阪の藤森駅。

IMG_1113
IMG_1116
IMG_1118
昼にラーメンを食べた後、下賀茂神社に向かいました。紅葉の事など微塵も考えてなかったのですが、期せずしてシーズン最終版。下賀茂神社も紅葉中でした。バスを乗り継いで仁和寺へ向かいます。
IMG_1121
幕切れてますが、循環系統205です。京都だと循環の200番台は頻繁にお見掛けします。系統数あたりの本数が多いんですね。京都のバスは幕車だらけなのもたまらない。東京だとほとんど幕車は見られないので。
IMG_1123
たまにLEDも居ます。
IMG_1125
IMG_1127
仁和寺も紅葉中でした。

IMG_1138
IMG_1139
最後に、妙心寺を訪ねて、この日の寺は終了。この後、嵐山のトロッコに乗り、嵐山から京都市内へ戻るのにもバスを使用。
IMG_1157
IMG_1158
28番バスです。渡月橋を渡って南下した後、松尾大社から四条通をひたすらに東へ進み、堀川通りを南下するという覚えやすいルートのバス。何気に本数も毎時3本と、充実していて便利。
IMG_1159
続いて夕食を食べるために乗ったのが、唯一、西洞院通を走る50番。六条から四条までしか乗りませんでしたが。
IMG_1160
IMG_1165
最後に、某国民的推理系アニメの2003年上映の劇場版のロケ地を2つ巡って、1日目は終了。弁慶石と五条大橋。

(このペイジの作成者 いし)

愛媛県の南部、南予地域を鉄道で旅していると、川沿いにそびえる天守閣を横目に列車が走っていく箇所がある。愛媛県の大洲市だ。
鉄道を使って旅行していると、気になる景色があっても後戻りをすることができないのが痛いところ…。
機会をあらためて、関西空港と松山空港の間で格安航空便が就航されているのを期に大洲市街を観光してみることにした。
松山空港から松山駅行きのバスに乗り換えて旅のスタート。
_MG_1047_convert_20181215213528
平屋建てで改札が正面にある地方都市の駅も少なくなってきた気がする。
松山は高松、岡山を結ぶしおかぜ・いしづち号と、宇和島を結ぶ宇和海の乗り換え駅として機能しており、大きなカバンやキャリーケースを抱えている人を多く見かける。
_MG_1061_convert_20181215214835
途中乗り継ぎのついでに内子の町を歩いてみた。内子にも古い街並みが残っている。
飛行機の時間が遅めだったことや、内子で道草を食っていたこともあり大洲に着くと日が傾いていた。
_MG_1088_convert_20181215213732
駅前の大きな鳥居が印象的である。当日は炉端焼きと日本酒で一杯。翌日、どのように歩くかルートを考える。

翌朝、宿の外に目をやると雪が舞っていた。
折角なので朝のお散歩と称して雪の降る大洲の街を散策してみようと思う。
_MG_1105_convert_20181215213756
伊予大洲の駅前に宿を取っていたので、大洲旧市街まで大洲街道を20分ほど歩く。
やがてモノトーンな大洲城址が右手に見えた。
大洲街道から左手、東側に小京都の街並みが立ち並ぶ。
_MG_1106_convert_20181215213845
_MG_1107_convert_20181215213911
昭和初頭の建物が残る、古き商店街。雪が舞っている景色は珍しいかもしれない。
_MG_1109_convert_20181215214034
煉瓦館。銀行として昔は使われていたそうだ。
_MG_1112_convert_20181215214235
_MG_1119_convert_20181215214337
おはなはん通り。NHKの連続テレビ小説のロケとしても使われた。
おはなはんって聞いたことないなぁと思ったら昭和41年の連続テレビ小説らしく、通りでピンとこないなと…。蔵のそばを流れる水路には手入れが行き届いた花壇が。_MG_1121_convert_20181215214440
_MG_1111_convert_20181215214200
この辺りは明治期の武家屋敷の建物が現存している。
_MG_1123_convert_20181215214520
_MG_1125_convert_20181215214548
大洲の古き街並みは、おはなはん通りより北側が昭和初期、東側が明治期の建物が混在しており、ひとまとめに小京都とくくっていいのかなという気がするが、どちらも興味深い。
_MG_1110_convert_20181215214058
肱川沿いは鵜飼の船がしんしんと降り積もる雪をかぶっていた。
_MG_1132_convert_20181215214644
_MG_1133_convert_20181215214740
列車の時間に余裕があったので大洲城の周りを一周し、県道43号沿いの繁華街を歩いた。
_MG_1134_convert_20181215214803
歩くこと20分。伊予大洲駅に到着。

大洲から特急に乗り、松山へ戻る。
一日一往復しか航空便が就航していないと、観光できる時間や場所の制約があり、オマケに予讃線の鉄道公団建設区間(向原~伊予大洲間)を降りて道草していたので慌ただしくなってしまった。
天守閣や臥竜山荘に入れなかったのは反省点である。

追記
大洲市を流れる肱川が氾濫したことにより、洪水の被害に見舞われたことは記憶に新しいと思う。もちろん人的な被害もさることながら、鵜飼の鵜も精神的な疲労に見舞われたと聞く。
洪水後も市の観光協会のHPでは積極的にPR活動等を行っているようなので、自分も今回いけなかったところを含め再訪したいと思っている。
松山から特急で35分、松山空港からバスで1時間10分で行けるため松山市内観光と兼ねることも十分可能だ。

この旅が気に入られた方はこちらの記事もどうぞ
秋田県仙北市角館町 古き良き街並み、秋田県の角館市を街歩きしたときの記事です。

(このページの 作成者 てら)

大分県は温泉地が県内各所にあり、温泉県の異名を持つ。
有名なところであれば、街角にゆけむりが立つ別府温泉や鉄輪温泉、由布岳の麓に広がる由布院温泉、九重温泉や玖珠温泉といったところだろうか。
今回取り上げるのは、大分県日田市の天ケ瀬温泉郷だ。
昔は大分三大温泉地の一つだったが、アクセスのいい別府やリゾート開発が追い風となった由布院と比べるとひっそりとした印象を受ける。

小学生のころ、父親の趣味の登山について行ったときに、九大本線に乗ったのだが、日田駅から山間部を川沿いに走る車窓が突然ぱぁっと景色がひらけて玖珠川沿いの温泉街としばらく並走した景色が忘れられなかった。
_MG_0210_convert_20181120215039
久留米から普通列車で一時間二十分、今回の目的地の天ケ瀬に到着。
_MG_0213_convert_20181120215059
駅の真上を国道のバイパスが横切っている。平地が少ないことを物語る。
_MG_0214_convert_20181120215128
駅前を流れる玖珠川からの景色
_MG_0224_convert_20181120215234_MG_0221_convert_20181120215216
ひなびた温泉街が広がり、川の両岸を挟むように温泉旅館が立ち並ぶ。

天ケ瀬温泉で外すことができないディープなものが、公営の露天風呂
駅前温泉をはじめ、5つの露天風呂がひしめいている。
脱衣所が外から見えるような箇所も多く、ちょっと敷居が高いが、さらりとしたお湯に湯の花が舞っており、外すことはできない。時間もあるので二つくらいめぐってみようと思う。
駅前温泉は地元の利用客が多いため、入浴したものの写真を撮れなかったが、神田湯は入浴者がおらず写真を撮れた。
_MG_0231_convert_20181120215341
ん…?角度をかえてもう一度
_MG_0229_convert_20181120215314
これが神田湯である。脱衣所がないため、水着やバスタオルでの入浴も認められている。
赤い料金箱に100円を入れて入浴。駅前温泉に比べ加水が少ないのか、湯温は高め。
川面と同じ目線でせせらぎに耳を傾けていると、時間が過ぎるのを忘れてしまう。

_MG_0225_convert_20181120215255
ところどころ立ち上がるゆけむりを横目に、天ケ瀬を後にした。


(このページの 作成者 てら)