どうもでらです。
この記事は 東欧2017 ワルシャワ編の続きです。
I.ワルシャワ
II.クラクフ(このページ)
III.カトウィゼ
IV.オロモウツ
V.ウィーン
VI.ブラチスラヴァ
VII.ブルノ
VIII.ブタペスト

前回のワルシャワ編はこちら


s__MG_1993
ポーランド第二の都市、クラクフにもトラムが走っている。クラクフといえばポーランド第2の都市で旧市街地が世界文化遺産に登録されている文化都市である。
クラクフのポーランド国鉄の駅は中心部から少し離れており、トラムも駅前から出ているもののTeatr Słowackiegoまで歩いたほうがトラムの往来をのんびりとみることができる。また、観光地を結ぶ系統は決まっているため乗りやすい。
クラクフはワルシャワに次ぐ第二の都市ということもあり総延長90km、27系統が運行している。4時台から24時台まで運行されており、早朝深夜もそれなりの運行頻度で会った
s__MG_2074
古い町並みに溶け込んでいるトラム クラクフ歴史地区をなぞるように走っている。
ちょっと遠くに移っているが、写真はBombardier NGT6型だ。
車両はワルシャワに比べて多くの形式が運用されているようだが、Bombardier NGT6型、EU8N型、SGP/Lohner E1 + C3型などが中心であった。
_MG_2095
系統が異なる列車の続行運転も数多くあった。街並みを縫うようにして走るので、観光がてら乗るのも楽しい。写真はSGP/Lohner E1 + C3型
_MG_2084
EU8N型は部分的に低床となっているため観光客が多い路線で多く運用されていた。
クラクフ郊外の観光地、コシチュシコ山への路線の運用に入っていた。
_MG_2085
コシチェコ山から望むクラクフの街並み
s__MG_2096
せっかくなので終点のループ線を折り返す様子を見学してみたくて、10系統の終点であるPleszów電停へ。写真はSGP/Lohner E1 + C3型。ぱっと見た感じ当時は一番多い車両であった。
_MG_2097
終点では路線バスとの乗り換えが考慮されている。
_MG_2109
Kombinat電停付近にて
_MG_2112
乗り鉄しているうちに違う系統に乗り換えられそうだったので降りたWiadukty電停。
電車が来ないとちょっと不安であった…。
s__MG_2116
SGP/Lohner E1型の車内。つり革は輪っかをそのままつかむ形式。ちょっと薄暗い感じが中欧感漂う。
s__MG_2121
郊外から中心部に戻ってきた。旧市街地の北東端に位置するTeatr Słowackiego電停。
s__MG_2025
夕食と買い物を済ませた後Dworzec Główny Tunel電停でトラムの往来を眺めた。国鉄駅の地下に設けられた電停だ。写真に写っているのは比較的新しいPesa2014n型

あまり観光地の紹介を併せて行うことができなかったが、観光しながら路面電車も楽しむことができ、初来訪にしては満足であった。

次回、カトウィゼ編はこちら

(このページの作成者 てら)