旅に、出た。

バス乗ったり、島行ったり。マニア2人の共同旅ブログ

乗り物好き若手リーマン2人、それぞれの旅行記録

どうもてらです。
元旦乗り放題切符の旅、ついに最終編です。

目次
1. JR山口線
2. 島根県津和野町
3. JR山陰本線 島根県区間
4. 島根県温泉津町
5. 特急やくも (このページ)

出雲市でスーパーまつかぜを降りた。大田市からだと、1駅のみの利用になってしまうのだが、普通に乗り続けているのに比べると30分近く早く着くため、夕食の調達に時間を有効に使うことができた。
出雲市は高架駅で二面四線。山陰線の普通列車に加えて、隣の西出雲から伯備線に直通する列車もあるため列車の本数は一時間に四本ある時間帯もあるなど、先ほどまでの区間と打って変わって列車の往来がにぎやかだ。
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出雲市の隣の西出雲駅から伯耆大山駅までは電化されており、特急やくもは電車特急である。
乗ったのは特急やくも30号 上りの最終の特急で岡山には21時半過ぎに到着する。
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いわゆる国鉄時代に製造された車両。「国鉄形」で運転されている特急も数少なくなった。東京近郊で走っている特急踊り子も置換に向けたカウントダウンが始まったこともあり、特急やくもを除くと四国の一部の特急のみとなってしまう。
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どうしても乗り鉄をしながら自治体探訪をしていると、列車の時間に追われながらせかせかと町を歩いて…という旅行になってしまいがちである。こうやって特急のシートでお弁当を食べながらゆっくり晩酌をして…という楽しい旅行になるはずだったのだが、伯備線の清音~倉敷で自動車と接触する事故が発生(なんとまぁ元旦ということもあり2020年最初の人身事故だったようだ)
新見の手前、備中神代で小一時間停車したのち、意外にもすーっと走ってくれて、約40分遅れで岡山に着いた。備中神代で止まった時間だけそのまま遅れたようだ。一本前の特急は100分遅れだったそうなので、まだまだ遅延幅が小さくて助かった方なのかもしれない。(家に着くのは終電になってしまったが)
そんなわけで、年相応なのんびり旅行がしたいなと思いつつも結局できずにドタバタしてしまった年始の旅行でした。ご覧いただきましてありがとうございました。

(このページの作成者 てら)

どもどもてらです。
元日乗り放題切符の旅 津和野町編の続きです。

目次
1. JR山口線
2. 島根県津和野町
3. JR山陰本線 島根県区間
4. 島根県温泉津町(このページ)
5. 特急やくも

温泉津駅を降りると、地図と温泉街によくあるゲートでお出迎えしてくれた。
温泉津温泉は世界遺産「石見銀山とその文化的景観」の登録地の一つなのだが、列車を降りても観光客がほとんど見当たらず、驚くほどひっそりとしていた。
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島根県内の温泉では松江しんじ湖温泉、玉造温泉、美又温泉などとならんで有名なのが温泉津温泉である。
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温泉津駅からは20分程度歩く。海が近いこともあり風が冷たく、温かい温泉に浸かれる期待も高まる。
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途中、温泉津漁港を横目に温泉街の方へ
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温泉津温泉は閑静な温泉旅館が軒を連ねることから、温泉街では珍しく重要伝統的建造物群保存地区に登録されている。
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この通り、メインストリートも温泉旅館が縫うようにして建ち並んでいる。
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この公衆浴場が温泉津温泉の元湯である。元湯は2020年1月1日から営業再開ということだったので再開初日に早速浸かってきた。1300年からこの地では温泉が湧いているそう。
45度を超える黄土色の熱い湯、長くは浸かっていられなかったが、湯上り後の体の温かさや汗の量が半端ではなかった。
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もう一つ元湯に近接するところにまた別のこちらが源泉の一つ、薬師湯。
1800年代の浜田地震により温泉が湧き出たことから「震湯」という異名を持つ。旧館はレトロな建築ということもあり有名だ。(時間がなかったとはいえ、旧館の喫茶店に入ればよかったと今更後悔)
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ところどころゆけむりが建ち、路面も温泉の湯がどこからか漏れているのかぬれていた。
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小一時間しか散策できなかったのが残念だったが、列車の都合もあるので急いで駅に戻った。(続く)

(このページの作成者 てら)

こんにちは てらです。
元日乗り放題切符の旅 津和野町編の続きです。

目次
1. JR山口線
2. 島根県津和野町
3. JR山陰本線 島根県区間
4. 島根県温泉津町
5. 特急やくも

益田から山陰本線に入ると、スーパーおきは振り子機能をふんだんに使う。曲線が多いことに加え、通過駅でも単線区間であるためポイント制限があり減速するので、なかなかに体が前へ横へ振られる。
益田を出ると、三保三隅、浜田、波子(はし)、江津、温泉津と止まる。
岡見駅付近や、折居駅~西浜田駅では一気に海と近くなり、冬のどんよりとした色の日本海を眺めることができた。
今回は温泉に入るべく温泉津で途中下車した。
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温泉津では普通列車と接続を行っていた。左側が先ほどまで乗っていた特急おき4号。益田である程度空いたとはいえ、指定席車も6割程度席が埋まっておりまだまだ一杯だった。
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温泉津駅に近い温泉津温泉を7年ぶりに再訪し、熱い湯に浸かってきた。
山陰は小規模だが歴史のある温泉が点在しており、高校生のころに石見銀山を訪れた時に立ち寄ったのがこの温泉津温泉だった。(温泉津温泉についてはこちらにまとめております。)
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16時49分の出雲市行きを待っていたところ、51分の浜田行きが先に入線してきた。国鉄時代から走るキハ47・48系だ。
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一方、49分の出雲市行きはキハ126系の二両編成だった。こちらの方が窓際に座っても隙間風が無いので寒い季節はありがたい。(夏に乗った際に海風を感じられないのはちょっと残念なのだけれど…)
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山陰らしい白波が立つ日本海と赤屋根を横目にキハ126系は流すように走っていく。制限速度の関係か心なしか普通列車の方が軽快に走っているように感じるが、本気で走っている訳ではなく流しているだけなのかもしれない。
大田市で普通列車を降りて特急に乗り換える。
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駅のホームにある観光案内は日本海が下にある仕様。市町村合併により市域の広さをこういうところでも実感する。
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乗り換えたのはスーパーまつかぜ13号の鳥取行き。先程の普通列車に乗り続けても良いのだが、特急に乗ることで30分ほど出雲市駅に早く着くため、食べ物の調達ができる。走ってる区間や編成を考えると当然なのだろうけれど、車内販売がないので食料調達の時間の有無は重要だ。乗り鉄中心の旅行特有の悩みなのかもしれない…。
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大田市からはものの20分で出雲市に到着。始発のやくもに乗り換える。

2017年に益田から山口県方面へ乗り鉄した時の記録はこちら


(このページの作成者 てら)

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